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インセクトマスター  作者: 天野げる
1章 死にたくないからダンジョンを創る

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22/26

VS熊前夜

色々用事があって更新遅れました<(_ _)>

今日から更新再開です!

「それじゃ、熊狩りに行くとするか」


「ちょっと待って、今は夜だから魔物より人間のほうが不利になるから止めておいたほうがいいよ!」



 もう夜なのか…ダンジョンの中は時間帯が分かり難いな。獣の方が人間よりも暗い場所での行動に馴れているだろうし、熊は鼻が利く。奇襲も無理だろう。やはり日が出ている時間帯に戦うべきだろう。そう言えば夜にダンジョンの外に出たこと無かったな。


「ちょっと外に出てくるよ」


「じゃあ私も一緒行く!」


 は?外についてくるつもりなのか?そんなこと………………いや、もしかしたらーーー








「おお~真っ暗だね!ほらっ!星がスゴい光ってるよ見て見て!」


 上を見上げると満天の星が輝いていた。あっちの世界より輝いてるのは、排気ガスとかが無いからかな?…月が二つあるな。


 別に俺は月が二つあることにはあまり驚かなかった。他に驚いてることがあるからだ。驚きすぎて逆に冷静になってる。



「流れ星!今流れ星あった!」


 

 隣で騒いでるちびっ子エメ。人の形をしているから時々忘れそうになるが、ダンジョンコアだ。そして今いるここは地上、つまりダンジョンの外だ。そしてベル爺ーーーダンジョンボスはダンジョンの中にいる。別に何もおかしくないように思えるが、視点を冒険者に変えてみると全て解る。


 このダンジョン、



 ダンジョンボス〈バケモノ〉は居るのに、ダンジョンコア〈ゴール〉は無い。



 俺は根本的に『ダンジョンコアはダンジョンから出られないもの』として考えて、いや思い込んでいた。何故ならダンジョンコアを外に出してもメリットが無かったからだ。石の形態のときに持ち出すとしたらクッソ重たいのを引きずたりして運ぶしかない。


「むっ、何か今凄くイラッてなった」


 そしてダンジョンコアはがいる部屋などは密室にすることは出来ない。箱に入れたり、土に埋めたり出来ないってことだ。デッカい宝石を一人で運んでたら良からぬ輩が寄ってくるのは自明の理だろう。


 それにダンジョンマスターがダンジョンを創る理由は自分の心臓であるダンジョンコアを守るためだ。町の中や移動中に盗賊、人攫いそして魔物に襲われる可能性だってある。ダンジョンの中は敵と交戦するときに一番有利な環境で、ダンジョンが解放されるまで敵が来なくて、解放されてから敵が来るので、無意識に外は危険と判断してしまう。だからダンジョンコアを外に出すという考えは気付かぬ内に消え去っているのだ。


 

 まぁ俺の場合は違うけど。勇者を一度撃退してるから、今度は対策を練って、大勢でやってくるかもしれないからな。元騎士団にいた魔法使いみたいな奴は火の魔術を使えた。あれをゴキブリフナムシの部屋でやられたら全滅だ。勇者ってのは、魔王…つまりベルゼブブより強い奴と互角に戦えるようになるってことだろう。撃退した段階の勇者はベルゼブブに比べて何段階も力に差があった。つまり発展途上ってことだ。いずれ世界で一番強くなるかもしれん奴と敵対し続けるなんてゴメンだ。あいつが老衰するまで多く見積もって百年は慎重に過ごさないといけない。でも勇者に寿命とか無かったらやばいな。一生隠れないといけなくなる。まあ先の話だがな。


 魔王が勝とうと勇者が勝とうとどちらにせよダンジョンにとっての敵が残る。お互いにいい感じに消耗してくれればいいなぁ。


「そろそろ寒くなってきたし帰ろ?」


「そうだな、明日のためにも体調は万全にしておかないとな」



 さて熊狩りの準備だ。まずはあれを採ってくるかな。装備はミスリル?の剣で十分だろう。となると購入するのは…



 DP:1024→1021



 竹筒でいいだろう。む?ポイントが増えてるな。勇者が魔物でも倒したのか?まあいいや、俺は明日のことに専念しよう。


 防具は要らないな。あれだけの威力だとモロに食らったら耐えきれない。避けることに専念したほうがよっぽどいいだろう。


「あとは、石でも拾っとこうかな」


 ひたすら石を拾うコウだった。


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