表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

13

俺のボイス販売について母親と話し合いをする時が来た。予めどのような話かは伝えているし多分姉からも話が言っていると思う。


「まりんお姉ちゃんから聞いたかわからないけど、俺のシチュエーションボイスを販売したいんだ。この間、たまたままりんお姉ちゃんの配信を聞く機会があって。何もメリットを提供してないのにお金だけもらうのはちょっといやだなって思ってて。男だからみたいな。まりんお姉ちゃんの考え方にもすごい共感して、これからはこの人ならを推して行きたいと思えるような人間になりたいと思ってる。そのまず第一歩としてボイスという形で視聴者にリターンを返したいんだよね。まりんお姉ちゃんはお母さんが良いって言ってくれたら手伝ってくれるっていう話だった。だからまずお母さんがどう思ってるか聞きたいんだよ」


母は大雑把にしか伝えていない内容にもかかわらずきちんと話を受け止めてくれているようでどうやら考えているようだった。


「そうね。しおんがやりたいと話すなら私が止めることはあんまりないと思う。それにしおんの顔を見ると私がどんなに反対しても別の方法で何かしたそうな顔だから。決心した顔をしてる。それにお金をくれる人に対してお礼を返したいというのはいいことだと思う。お金ってしおんから見たら簡単に動いているように見えるかもしれないけどお金をくれた人がすごく働いて稼いだ分なんだよ。それは人によって一日いくらか違うしお金の価値は人それぞれだからいつかちゃんと向き合ってほしいなとは思っていたんだよね。それをしおんが言ってくれるのは親として嬉しい。しおんもこれから高校生になるんだからきちんと自分で考えて行動すること。高校生はもうほとんど大人の仲間入りしているんだよ。大人になるための準備期間だと思ってもいい。だから自分の行動によってどんなことが起こるのかいい面悪い面きちんと考えて行動してほしい。特にしおんは男の子だから想像もつかないようなことが起こるかもしれない。女と男の考え方は違うからね。私から今後しおんがやりたいことに関して口出すことはないかもしれないけど、今回の件を踏まえて必ずどんなことでもプラスとマイナスの面がある。時にはマイナスなこともあるかもしれないけどそのマイナスはどこかでプラスになるかもしれない。人生はそういうものだからしおんなりの人生を歩んで欲しいと思う。しおんの人生はしおんが主人公なんだよ。その代わり自分の人生に責任をもって。もちろん母親としてどんなことでも協力するだから何をやるとしてもまずは誰かには必ず話すこと。これだけは約束してほしいって思ってる。まりんはまりんなりの考え方や経験があるしなぎさにはなぎさの経験、目線があるお母さんの経験と目線がある。まずは一人で考えないで多くの人の意見を取り入れることがどんなことにも通じると思う。だから結論から言うとどんなことでも好きにやっていい。責任は持つこと。これだけ覚えててね」


「わかった。まずはどんなことでも誰かに相談するし、勝手に一人でやったりしない。お母さんは忙しいかもしれないけど必ず話すようにする。約束する」


「お母さんは今回の件を聞いて少し面白いって思ったの。女性が男性に対して寄って行くのは今の状況では仕方ないことなのかもしれない。でも男性から女性に歩み寄ることはない。じゃあそれに対して少しでも何か起こるなら世の中はどうなっていくんだろうって」


「実はそれは俺でも思ってたんだよね。きっとわかりやすく露出してる男が俺だから俺に集まってきてるのかもしれないけど、もっと男の存在が世の中に広まれば男の子が過ごしやすい世界になったり女の子がより幸せになれるんじゃないかなって思って。今の俺じゃあ微力かもしれないけどでもやってみたらどうなんだろうって少しでも女の子を幸せにできるんじゃないかなって思ったんだよね。それって面白くない?たったひとりで何万人の女性を幸せにすることができる可能性があるんだよ?もちろん完全に幸せになるってわけじゃないけど、小さな幸せを多くの人に分け与える。そういうことができるのって世の中にあんまりいないと思うんだよ。だからこれをきっかけにして女の子だけじゃない男の子も幸せにしたいと思って。世界を変えるもの悪くないなって思い始めてる。今のうちにお母さんに話しておくけど俺は多くの人を幸せにするようなことがやりたい。それが何なのかはよく分からないけれどこのボイス販売で学んだことや影響を見て今後の行動を考えたいと思っている。危ないこととかあるかもしれないけどそれでも多くの人を幸せにしてあげたいんだ。俺の考えに同意してついてきてくれる人がいるかもしれないからさ」


「いつの間にかしおんが大人になってたんだね。お母さん気づかなかったな。しおん、一つ大切なこと聞いていい?」


「なに?」

「この話を小説にしてもいい?私もその世界を作る手伝いをしたいと思ってさ。たぶんしおんが活動したらすぐばれちゃうと思うかもしれないけど。これでも大人気小説家なんだから!」


「お母さんが小説家なのはわかってるけどどんな作品出しているの?名義は聞いたことないから知らないけど代表作とかあるよね?」


「うーん?代表作ってなんだろうね。私はジャンル問わずその時面白いって思ったことの小説を書くから推理の時もあったし時代劇、ラノベその時次第だね」


そんなことを話しているときに後ろの方でかすかに流れているテレビから映画化という音声が聞こえる。


「ほら、あれ。私の作品だよ。恋愛ものだね。」

気になって振り返るとテレビにこの世界に来て間もない俺ですら聞いたことがあるほどの人気小説の実写化となっている。しかもその存在は俺も知っている。夜テレビを見ていると広告でたまに見ることがあるからだ。


「あれの作者お母さん?!」

「うん、そうだよ。shinato mion。みなとしおんのしとみを入れ替えただけだよ」

「うぇ!?」

「しおんの性別がわかったときに看護師に超手厚いサポートされて暇だったんだよ。男だ!男だ!ってお祭り状態で大変だったんだから。それからすることがなく小説書き始めたらなんかそれが受けちゃってさ。しおんの名前はもう決めてたからそこを入れ替えて活動した感じだね」

昨日はいろいろ用事があってさぼりました。そーりー。

加筆作業まだやってないですがやりたくなったら頑張ります。気長に。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ