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戦いましょう。

 各組の隊長はこうだ。ユージ君、メルさん、アルマル君、アーニャさん、エアリーさん、ラズパー君の6人だ。因みに、エアリーさんは伯爵家の長女で炎と治癒と重力バイタリティのトリプル持ちであり、ラズパー君は商人の家の子で炎と電気バイタリティのダブル持ちだ。そしてこのラズパー君は、父が経団連の会長で、母が冒険者ギルドの副書記だ。まあ、他の子も貴族であったりするから彼らが隊長になったのは必然なのだろう。


「では、残り今日を合わせて6週間あるので、週一回各組一対一を行おうと思う。で、残りの時間で対抗戦をして、終わったら一週間反省と対策を練ってほしい。あと、これは目標なんだけど、全員魔力錬をしてほしい。」

「魔力錬っていうけど、残り二か月無いのに効果あるの。」


 確かにアーニャさんの言うとおりだ。魔力錬は一年で2%から100%の能力の伸びがある。もちろん成長盛りの僕らは一年で50%以上伸びるが二か月となると10%伸びるくらいだ。まあ、違いはあるが10%のために時間をかける必要があるかといいたいのだろう。しかし、


「わかってるよ。ただ、今後のことを考えると今やるのは当然だと思うし、魔力錬をやると単純に自分の魔力の結びつきが分かって、新たな魔法が使えたりするから今からやるべきだよ。」

「それに関しては納得だけど、他にもやることがあるんじゃない。大規模魔法の練習とか。」


 確かにラスパー君の提案も納得できる。大規模魔法とは大体五人以上で魔法の威力を高めるように魔法を構築することだ。例えば、この世界で最も使われる巨大結界とかもそうだろう。この巨大結界は都市など主要拠点を敵から守備するために使われるものである。ここ王都なんかだと巨大な結界を張るために100人規模で結界を張り続けている。もちろん、結界は見た目は超級の防壁魔法レベルだが、結界を張る人は初級中級レベルが使える人が這っている。

 つまりだ、この世界の魔法は一人がどんなにすごくてもたくさん人を使えば、超級、極級魔法使いになれるのだ。じゃあ、なぜその大規模魔法を練習しないかは理由がある。


「もちろん大規模魔法を使ってもいいんだけど、例えば予想外の行動をしたときに大規模魔法ってぺスポンスが悪いから対応できないでしょ。つまり、個人個人で動いたほうがいろいろなことがやれる。」

「確かにそうだけどさ、お前、相手が大規模魔法で攻撃してきたらどうすんだよ。こっちは相打ちするにも防御するにも、大規模魔法で対抗しなきゃむりだろ。」

「一見そう見えるけどこっちは個人で動いてるから、相手もそれに合わせなければならないので体上部だと思う。まあ、もしものことは考えておくから。」

「まあ、バニル君がそういうならそれで行きましょう。一応リーダーはあなたですから。」


 アルマル君の意見にみんな顔を縦に振った。まあ、信じてやってくれたらいいだろう。


「それで今日も残りの時間で対戦してもらい、今後のこの授業もそうしてもらいたいんだけど、僕は他の練習をしようと思うんだけど、先生、いいですか?」

「まあ、この授業は対抗戦や実践のための時間なのでいいですよ。」

「ありがとうございます。あと、先生にはリーグ戦を見てもらって、客観的な各チームの問題点を教えてください。」

「うーん。まあ、教えることや監督をするのはいいですけど、なんかバニル君私より先生してますね。うん、私も口出しはしないといいましたが、アドバイスはたくさん送るつもりでしたけど、そんな必要がないようですね。」


 まあ、一応大人ですし、元の年齢と今の年齢を足すと先生よりは年上だから当たり前なんだけど。しかし、先生にいろいろ押し付けたけど了承してくれてよかった。


「では、今から各組対抗戦をするので準備してね。今日は僕も試合を見てアドバイスするから、隊長たちは用意して、準備出来次第授業時間は残り少ないけどはじめてほしい。」


 僕がそういうとみんな自分の組に戻った。さて、みんなどんな戦いを見せてくれるのだろうか。

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