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最終話 そして熱波へ

モルックについて。


結論から言おう。


全国優勝した。


したにはした。


本当に。


優勝した。


実況は泣き、


観客は叫び、


タモリことレオナルド本木はサングラスを外し、


石嶺ファンはタオルを回しまくった。


しかし。


問題があった。


メンバーである。


全国優勝時の織冠高校モルック部。


呂布


馬謖


そして。


馬謖が連れてきた、


野球部二人。


以上。


周律。


「ほぼ野球部なんですよ」


理由は単純だった。


呂布。


強すぎた。


馬謖。


覚醒した。


野球部。


異常にモルック適性あった。


気づけば。


ガチの競技チームになっていた。


一方。


劉備と孔明。


何をしていたか。


サウナである。


ダイエットはどうなったのか。


そう。


彼らは今日も。


部室で。


タオルを回していた。


ブンッ!!


ブンッ!!


熱波。


汗。


灯油ストーブ。


幼児用プール。


完全に終わっていた。


しかし。


その目は真剣だった。


関羽。


上裸。


タオルを振る。


関羽。


「熱とは!!」


「魂である!!!」


周律。


「たまに何言ってるかわからない」


劉備。


タオル回転。


異様に綺麗。


劉備


孔明。


水と書かれたセンス。


「ロウリュいきます」


ジュワァァァ―――!!


蒸気。


熱。


呂布。


静かに呟く。


「……整う」


中山ミツル。


石嶺先輩の雑誌グラビアを見て鼻血。


中山ミツル


周律。


「もう慣れました」


レオナルド本木は、


そんな部室をドアの外から見ていた。


サングラス。


少し笑う。


レオナルド本木


「……くだらねぇ」


でも。


嫌いじゃなかった。


その時。


ABEMA告知!


テロップ。



全国ダイエット甲子園 開幕間近!



全員。


止まる。


関羽。


振り返る。


「来たな」


劉備。


タオルを握る。


孔明。


静かにセンスを閉じる。


タモリ。


小さく呟く。


「始まるか」


馬謖


「一期一会」


関羽


「蒼天すでに死す」


なんか違う。


そして。


始まる。


あの熱い夏が。


全国ダイエット甲子園が。

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