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#001 2100年の世界
時は2100年、アメリカは人型汎用AIロボットが全国民に無料で支給されていた。イーロン・マスクが2080年に開発に成功した人型汎用AIロボットは「X」と呼ばれ、子育てから介護まで人間に寄り添った生活補助を行えるものだ。
全世界的な課題は、銃や安楽死カプセルを装填した「X」が、これ以上幸福を見込めない人に対して安楽死事件を次々と起こしていったことだ。
この問題を重く受け止めた日本政府は世界で唯一、「X」の輸入を禁止している。2050年に自民党から政権を奪った日本維新の会は、刷新的な政治改革を行う一方で、人口の半数以上を占める高齢者の民意を無視できず、殺戮を止められないXの導入には慎重な姿勢を崩せずにいる。
そんな中、この物語の主人公である鈴木太郎は、日本維新の会の青年隊の一員として、国産の人型汎用AIロボットの開発と普及のために尽力している。




