贄の羊は狼喰らい
得体の知れぬ神を半ば盲目的に信仰するカルト教団。その教祖の子であり生贄として産まれ神の糧として育てられた15歳の少女は、目の前の俗世離れした少年を無機質な眼で見つめ尋ねる。「貴方が、私を喰らってくださる神様ですか?」けれど少年は首を横に振り、自分は神の落ち零れなのだと告げた。そして、君を助けることはできないけれど、救うことならできるよ――とも。贄の少女は死に損ない、自身の生きる価値と意味を失くし――再び目覚めたのは、神の不在によって滅びかけた世界だった。【異世界ラブファンタジー。主人公至上主義、逆ハー上等という方のみの御閲覧をお勧めします】
プロローグ
2010/01/19 16:37
(改)
第一話 神は贄を喰らえない
2010/01/19 16:42
第二話 目覚めた先のエセ神様
2010/01/19 16:46
(改)
第三話 死に損ないの子羊
2010/01/20 14:06
第四話 一寸先は槍
2010/02/21 15:35
第五話 情を狂わせる薄闇に
2010/02/22 18:42
(改)