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ある日突然に0061

まぁ、名乗り出るってもな。

此処にはティナ先生と俺しか居ない訳で。

しかも、ティナ先生は意識が飛んでいる訳でぇ。

うん、俺しか居ませんよね。

なので、俺が進み出る事となる筈なのだが…

皆様は何故かティナ先生を注視してやす。

何でだろね。

っかさぁ、魔界兎さんや。

アンタ大き過ぎっす。

オイラがアンタに隠れる形やんね。

あっ、察し。

だから皆さんはティナ先生を見ている訳ですね。

っか、ティナ先生が下手人扱いになってませんか?

ヤバくね?

だから、ウサたんズを避けて前へ出て…

オラ、華麗なる…土下座いたしやした。

「えろう、すんませんっ!」ってな。

んっ?

何故か静寂に…

なんか…滑ったった?

≪この幼子は?≫

ゼウスのとっさぁんが戸惑った様に呟いてやんすが…どったの?

したらな。

≪むっ、これは…≫

いや、何か悟られた様ですね。

なんれしょかね?

≪そこなオナゴ、退出じゃ。

 ()ぬれ≫

へっ?

ティナ先生?

思わず、土下座を中止して確認を。

ふらり、ふらりって歩きながら、ドアを開けて出て行っちゃったね。

大丈夫かな?

うん、大丈夫そうだね。

それを確認してほっとしていると…

≪そなた…

 何者じゃ?≫

そうゼウスのとっさぁんからね。

え~っとぉ…此処は当たり障り無い方向でだな。

なので自己紹介をば。

「この国の伯爵家嫡男のガリルと申します。

 初召喚挑戦にて調子に乗りまして…

 いや、済みません!

 断りも無く、龍種を召喚を試みましたぁっ!

 もうしませんので、どうか許して下さいっ!」

マジ、勘弁したて下さいやぁっ!

再び土下座っす。

これがフォーマルにて正しいザッ、ド・ゲ・ザっうヤツをね。

だが…とっさぁんの追及は止まないってな。

≪おぬし…

 魂の形が真ともではあるまい。

 この様な者は初めて見るのぅ≫

興味深そうにマジマジと観察されている様ですね。

なんとなく気配で分かるとです。

ヤバイ事になっちゃったよぉ~

『調子に乗るからでありんすや』

ごもっとれす。

『はぁ、仕方ねぇなぁ~』

えっ?

行き成り、精霊達が実体開放れす。

いやね。

契約者の意向無視にて勝手に実体開放を行わないで欲しいのですが。

だってさぁ、俺の体内マナを大量に消費して体から出て行くんだぜ。

酷いと思わない?

まぁ…マナが減った感じが相変わらすしないのですがね。

マジで体内マナを大量消費してんのかねぇ?

そんな事を思っていると…

≪な、なんとっ!

 精霊契約の本契約じゃとぉっ!≫

ゼウスのとっさぁんが驚いた様に。

「ああ、ワイら4精霊は、こんガリルと本契約しとんのや。

 ほんでな、こやつなんやが、異世界からの転生者やで」

いや、行き成り暴露れすか、そうですか。

っか、何すんのぉぉぉぉっ!

≪異世界じゃと?

 それは光界、闇界を含む7界と精霊界の何れとも違う世界を言っておるのか?≫

んっ?

光界と闇界って?

初めて聞いたんれすが?

そんな俺の疑問には、誰も応えてくれない訳で…

寂しいですっ!

≪せやな。

 ワイらもコヤツに宿って知った事なんやが…

 コヤツは異世界にて身罷(ミマカ)ったモンなんや。

 そんで成仏しようって彷徨っちょる間に、この世界に到ったそうや。

 ほんでな、考え事しての移動中に出産場へ遭遇したそうなんやが…

 産まれる赤子の魂が階位を上げるために、コヤツを取り込んだ様でな。

 強制的に転生させられたそうなんやわ≫

勝手に暴露を始めたもんだから、思わず土下座を中断してサラマンディル達を見てしまった。

っか、格好付けて肩を竦めんなっ!

てか…

皆さん、唖然とした後に…

哀れな者を見る様に俺を見ないで下さいやっ!

切ないですっ!

暫く、皆さんに見詰められていたのだが…

≪ブ≫

ブ?

≪ブァハハハハハハァッ!≫

行き成り轟くレベルで笑うんじゃねぇっ!

ビックラこくやろがぁっ!

っか、現れた方々の全員が大笑いってな。

益々ぅ、切ないれすっ!

≪くっ、くくくくっ。

 こんな話は前代未聞じゃてのぅ。

 しかし…じゃ、此処まで笑ったのは何時振りじゃろか?

 うむ。

 面白いっ!

 儂ぁ気に入ったぞぉい≫

んっ?

何を?

何だか嫌な予感しかしないのれすが…

≪儂はコヤツに加護を与えるぞぃ≫

へっ?

ゼウスのとっさぁんさぁ…あに言ってだてだ。

≪ほぅ、ゼウスの。

 おぬしが加護をのぅ。

 ふむ、確かに面白いやものぅ。

 では、我も加護を与えようかのぅ≫

いや、オーディーン様…マジでぇ?

っかさぁ、これって絶対に神聖術が使える様になるってヤツだよね。

それも主神クラスのれすか?

いやいや、有り得んしょっ!

したらな。

≪いや、神界の。

 そちら側だけで盛り上がらんで頂きたいものよ。

 麿も加護を与えるでおじゃるに≫

いや、月読命…

対抗されなくても良いのですよ。

っか、魔界の方々が…

いや、神界の方々もれすか?

さいですか?

大盤振る舞いなんれすね。

分かりたくありません。

結局、各神界と各魔界のトップである御歴々より加護を頂いてしまいましたとさ。

って、どーすんのさ、これ。

バレタら騒動っすよね。

困りましたよね。

そして皆様は加護を与え終えると…

召喚室から去っていかれましたとさ。

っか!

空間を元に戻して帰れやぁっ!

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