表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/112

ある日突然に0027

さぁっ!

すがぁ~すがしいっ朝が来たぁっ、希望ぉ~のぉ朝ぁ~だっ、喜ぉ~びぃに胸をひぃ~らきぃ、青ぞぉ~ら仰げぇ~

うん、快晴れす。

皆さんも清々しい朝を迎えていますか?

そう、私がガリルです。

『何故、朝からそんなにテンションが高いのでありんす』

テンション下げ下げのシルフィーナお姉様。

朝は苦手な御様子で。

低血圧れすか?

精霊に血圧あるのか知らんけどな。

そこんとこ、ど~よってな。

『ありもはん』

さいですか。

律儀に返答、アザァ~スッ!

そんな目覚めをな。

湖畔の館の2階にて、キングベッドへと横たわった俺を柔らかな朝日と鳥の囀りが覚醒を促すってな。

優雅な目覚めっうヤツですな。

ラジオ体操の喧騒にて強制起床とは、えらい違いだぜっ!

ま、あれはあれで、ある意味風情があるが…

本日わたくし、ハイソれす。

でやっ!

なんてベッドにてドヤ顔を。

そして現れるメイドさん。

いっ!

ドヤ顔みられた!?

いやぁ~ん。

そんな軽いアクシデントは記憶の埒外へと吹き飛ばして、御着替えれす。

シルクの手触りを持つ寝間着から着替える。

う~ん…

なんて貴族着。

漫画の王子様が履く様なカボチャパンツ風ズボンは、断固拒否、阻止致しました。

何を考えとんなっ!

いや…

着替えなんですがね。

えらい時間がね。

っか…

なんで何回も着替えなならん?

っか…さっきのは、明らかに女物だったよね。

流石にスカートは拒否りましたが…

色合いやデザインが、とても男物だとはね。

そして、徐々に集まり始めるメイドさん達。

気付いたら軍団と化してましたとさ。

なんぞ、これ?

気付いたらな、俺は着せ替え人形さんにて品評会ってな。

どうして、こうなったし…

目覚めたのが早い時間であったのも拙かった様だ。

皆さんジックリと堪能して下さいました。

母さん…湖畔の別荘館は怖い所ですたい。

現実逃避している間に、本日のお召し物が決定ってな。

……… ……… ………

これなら…

最初の貴族着の方が良かったぜっ!

淡いライトブルーを基調としたパンツとシャツ。

パンツはボンタン風と言えば、まだ格好良いのだが…

ふんわりとした風合いは女物を彷彿させる逸品なり。

シャツは簡易なレースやフリルがチャーミング。

外套風の上着はノースリーブ風で丈が短ければベストとも言えるが…

前側の丈は短く背面は足首上迄にな。

髪も結わえられ…

う~ん…

鏡よ鏡、鏡さん。

その美幼女って…誰ですか?

はい、私がガリルです。

って、ウッサイわっw

「俺はぁっ、男だぁぁっ!」

青年の主張、違う、少年の主張…いや幼児の主張れすか…さいですか。

「良くお似合いですよ」

さいですか。

似合い過ぎて美幼女れすか…

って、これから再び着せ替え人形化はいやだ。

サタン贈れ閣下に蝋人形にされるよりはマシだがな。

『また訳の分からない事を言いなんしなぁ~』

溜め息吐くなしっ。

そして朝食です。

何気に朝から疲れとるとです、はい。

食堂へエスコートされて入場です。

既に親父さんと護衛騎士達は席へと着いてました。

食事へと向けて待機中…臨戦態勢れすね。

敵は朝飯、分かります。

そんな一同は、俺が食堂へ入るなりガン見ってな。

なんれすか?

「これは美しいお嬢さんだが…

 はて?

 何時から当館へと御逗留で?」

ぅおい、親父ぃぃっ!

「息子が分からんのかぁぁいっ!」

思わずな。

目をヒン剥いて驚いてやがる。

こん野郎。

「この件は、母さんへ告げるかんね」

っうたら親父さん、つっつぅ~って冷や汗1つ。

「ガリル、話し合おうではないか」

「良いよ。

 でぇ、何?」

交渉か?

受けて立とうじゃないかね。

「湖畔の館とは言え、昼間は少々暑いかもしれぬな」

「そうだね。

 まだ厳しい暑さじゃ無いけど、多少はね。

 それがどうしたの?」

何が言いたいのかな?

「氷菓子の美味い季節になったとは思わぬか?」

ま、まさか…

「湖畔の休憩所(ドコロ)にて美味い氷菓子を食せる場があるとか…」

「そうなんだぁ~

 なら、黙っておいて上げる」

食い物に釣られた?

いやこれはぁっ、未知への探求だよ、ちみぃっ!

交渉成立っうてな。

親父様が、要らぬ出費がぁ~

などと嘆いていたが、知らんがな。

ほんで氷菓子を楽しみに思いつつも先ずは腹拵え、朝食れす。

この世界、パンはあっても御飯はござんせん。

お米大好きさんのオイラとしては、是非とも米が食いたい所だが…

無い袖は振れませんって。

せやからパンを黙って食します。

フカフカのパンにカリカリベーコン。

半熟茹で卵は黄身のみを掬って食べます。

新鮮野菜も素晴らしい。

スープにミルクも、また美味し。

流石は貴族館にて供される料理だけありますな、うん。

そんな食事を終えたらお出掛けれす。

目的地は湖。

岸辺へと辿り着くと…

ズラッと並んで待つ水精霊達。

女性型、男性型、様々です。

幼児や老人まで混ざっています。

どゆ事?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ