AI-GM【Claude Opus 5.5】ハント・ザ・ヴァンパイア!(5/9)
------
プレイヤー
------
石段を上って間合いを詰め、2体を打ち倒す
----------
GM (Claude Opus 5.5)
----------
■■【裁定ログ(前半)】
行動: 石段を上って間合いを詰め、壁と天井に張りつく屍食鬼2体を打ち倒す
判定種別: 対抗ロール(屍食鬼が能動的に迎え撃ってくるため)
基準値 X: 4(危機的行動:2体の魔物との白兵戦)
有利要因:
痩せこけた屍食鬼の体は、メイスの打撃に脆い +1
仲間を焼かれて怯み、すぐには跳びかかってこない +1
不利要因:
天井や壁から、思わぬ角度で襲ってくる −2
狭い螺旋階段を、下から上へ攻め上がらなければならない −1
修正値合計 Y: 2 − 3 = −1
算式: W = 4 − 1 + (PCの出目 − NPCの出目)
■■【ダイスロール(対抗)】
PCの出目: 3
NPCの出目: 6
差: −3
■■【裁定ログ(後半)】
最終裁定値 W: 4 − 1 − 3 = 0
結果: 失敗
コスト: なし(行動コスト)/失敗の帰結として HP−1、左腕がしびれる
■■結果要約: 間合いを詰めたところで、天井の一体に背中へ飛び降りられ、左肩を噛まれました。屍食鬼の毒で左腕がしびれ、組みつかれたまま動きを封じられています。
(※※※ダイス運は悪いんですが……後の展開を考えると、これはこれで、かえって良かったのかもしれない。)
マルタは石段を二段飛ばしで駆け上がりました。
狙うのは、壁に張りついたロケットの屍食鬼です。
メイスを振りかぶった、その瞬間でした。
頭上の影が、音もなく落ちてきます。
天井にいたもう一体でした。
骨ばった腕が首に巻きつき、背中に重い体がのしかかります。
振り払おうと身をよじった刹那、左肩に鋭い痛みが走りました。
黄ばんだ歯が、外套と修道服を貫いて肉に食い込んでいます。
「……っ、離れなさい!」
メイスの柄で背後を打ちますが、組みついた屍食鬼は離れません。
噛まれた場所から、冷たいものが腕へ広がっていきました。
指先の感覚が薄れ、左手が思うように動きません。
屍食鬼の唾液には、獲物を痺れさせる毒があるのです。
壁のもう一体が、ゆっくりと石段に降り立ちました。
首から下げた銀のロケットが、狭間の光を受けてきらりと光ります。
黄色い眼が、動きの鈍ったマルタをじっと見据えていました。
背中の一体は、首に回した腕をじわじわと締めつけてきます。
息が苦しくなってきました。
ロザリオは首にかかったままですが、左手はもう上がりません。
右手のメイスだけが、まだ自由でした。
■■【状態表示】
■Turn 9
場所/時間/目的: グラウフェルス城・尖塔の螺旋階段(鐘楼の手前)/昼前(城内は薄暗い)/尖塔のイルゼのもとへ向かう(最終目的:ラザール伯の討伐)
PC: マルタ(聖堂教会のエクソシスト。生真面目で丁寧、棒術と神聖魔法の使い手)
固定ルール: ラザール伯は日中、地下墓所の棺で眠っている(ただし城内の魔物は陽の届かない場所なら動ける)/伯爵は流れる水を渡れず、招かれぬ戸口をくぐれず、銀と聖印に焼かれる/伯爵の命の半分は、尖塔のイルゼの胸にある/地下の礼拝堂は聖域である/屍食鬼の毒で左腕がしびれている(浄化で解けるかもしれない)
HP 7 / SP 5 / Tension 8(背中に組みつかれて首を締められ、正面にももう一体いる)
所持品: メイス、ロザリオ(神聖魔法の触媒)、聖水×3、エルザの祈祷書、エルザの外套
現在の危機/障害:
背中に組みつき、首を締めてくる屍食鬼
正面の石段に降りてきた、ロケットの屍食鬼
■■【行動候補】
1.【安全】壁に背中から体当たりし、組みついた屍食鬼を石壁に叩きつける ― 背中の一体を引きはがす/正面の一体に隙を見せる/コストなし
2.【標準】右手で聖水の瓶を取り、肩越しに背中の屍食鬼へ浴びせる ― 確実に引きはがし、焼く/貴重な聖水を1本使い、そのあいだに正面の一体が動く/聖水−1
3.【有利作り】首のロザリオに額を寄せ、心の中で浄化を祈る ― 身にまとった光で、背中の屍食鬼を焼き、左腕の毒も祓う/手を使えない祈りで、効き目はわからない/SP-1
4.【危険】身体強化で背中の一体ごと、正面の一体へ体当たりする ― 2体まとめて石段に叩き伏せる/勢い余って吹き抜けへ落ちるおそれ/SP-2
――自由行動も歓迎します。
------
プレイヤー
------
壁に背中から体当たりし、組みついた屍食鬼を石壁に叩きつける
----------
GM (Claude Opus 5.5)
----------
■■【裁定ログ(前半)】
行動: 背中から石壁へ体当たりし、組みついた屍食鬼を壁に叩きつけて引きはがす
判定種別: 対抗ロール(背中の屍食鬼が、しがみついて能動的に抗うため)
基準値 X: 4(危機的行動:組みつかれた状態からの脱出)
有利要因:
硬い石壁がすぐ背後にあり、長身の体重を乗せて叩きつけられる +2
不利要因:
首を締められて息が続かない −1
屍食鬼の毒で左腕がしびれている −1
正面のロケットの屍食鬼が、隙をうかがっている −1
修正値合計 Y: 2 − 3 = −1
算式: W = 4 − 1 + (PCの出目 − NPCの出目)
■■【ダイスロール(対抗)】
PCの出目: 5
NPCの出目: 1
差: +4
■■【裁定ログ(後半)】
最終裁定値 W: 4 − 1 + 4 = 7
結果: 成功
コスト: なし
■■結果要約: 背中の屍食鬼を石壁に叩きつけて引きはがし、そのまま打ち倒しました。首の締めつけから解放されています。
息が詰まり、視界の端が暗くなり始めていました。
マルタは右足で石段を強く踏みしめます。
「失礼、いたします……!」
そして、背中から思いきり壁へ身を投げ出しました。
長身の体重が、すべて背中の屍食鬼にかかります。
痩せこけた体が、マルタと石壁のあいだで押し潰されました。
骨の折れる乾いた音が、いくつも重なって響きます。
首に巻きついていた腕の力が、ふっと緩みました。
マルタはすかさず身を沈めて腕の輪から抜け出します。
振り向きざまに、壁からずり落ちてくる屍食鬼の頭へメイスを振り下ろしました。
黄色い光が消え、屍食鬼は石段に崩れ落ちます。
マルタは膝に手をつき、激しく咳き込みました。
新しい空気が肺を満たしていきます。
左腕は、まだ肩から先がしびれたままでした。
指を動かそうとしても、わずかに震えるだけです。
顔を上げると、ロケットの屍食鬼が数段上に立っていました。
襲いかかってはきません。
黄色い眼で、崩れ落ちた仲間の亡骸を見下ろしています。
やがて、骨ばった指が、首のロケットをそっと握りしめました。
喉の奥から、かすれた音が漏れます。
「……お……じょう……さま……」
人の言葉でした。
百年の飢えと呪いの底に、まだ何かが残っているのです。
屍食鬼は一歩あとずさり、上の段を、尖塔の最上階を振り仰ぎました。
■■【状態表示】
■Turn 10
場所/時間/目的: グラウフェルス城・尖塔の螺旋階段(鐘楼の手前)/昼前(城内は薄暗い)/尖塔のイルゼのもとへ向かう(最終目的:ラザール伯の討伐)
PC: マルタ(聖堂教会のエクソシスト。生真面目で丁寧、棒術と神聖魔法の使い手)
固定ルール: ラザール伯は日中、地下墓所の棺で眠っている(ただし城内の魔物は陽の届かない場所なら動ける)/伯爵は流れる水を渡れず、招かれぬ戸口をくぐれず、銀と聖印に焼かれる/伯爵の命の半分は、尖塔のイルゼの胸にある/地下の礼拝堂は聖域である/屍食鬼の毒で左腕がしびれている(浄化で解けるかもしれない)
HP 7 / SP 5 / Tension 5(組みつきから逃れたが、左腕は動かないまま)
所持品: メイス、ロザリオ(神聖魔法の触媒)、聖水×3、エルザの祈祷書、エルザの外套
現在の危機/障害:
「お嬢さま」とつぶやいた、ロケットの屍食鬼
屍食鬼の毒でしびれた左腕
■■【行動候補】
1.【安全】ロケットの屍食鬼に語りかける ― 「あなたは、イルゼさまにお仕えしていた方ですか」と問い、相手の正体と尖塔の様子を探る/屍食鬼の飢えが勝れば、襲いかかってくるかもしれない/コストなし
2.【標準】ためらいのあるうちに、メイスで打ち倒す ― 危険を確実に取り除く/何かを知っていたかもしれない者を失う/コストなし
3.【有利作り】自分の左腕に浄化の祈りを施す ― 毒を祓って左腕を取り戻す/祈るあいだ、屍食鬼の前で無防備になる/SP-1
4.【危険】聖水を1本、屍食鬼に浴びせて、魂を解き放つ ― 呪いを祓い、人としての最期を与えられるかもしれない/貴重な聖水を使い、何が起きるかわからない/聖水−1
――自由行動も歓迎します。
------
プレイヤー
------
ロケットの屍食鬼に語りかける
----------
GM (Claude Opus 5.5)
----------
裁定: 不要(会話です。屍食鬼にはまだ理性のかけらが残っており、語りかけに応じます)
(※※※GM、やさしかった。)
マルタはメイスを下ろし、石段の上の屍食鬼を静かに見上げました。
「あなたは、イルゼさまにお仕えしていた方ですか」
屍食鬼の肩が、びくりと震えました。
黄色い眼が、ゆっくりとマルタへ向けられます。
飢えた獣の目です。
ですが、その奥にかすかな揺らぎがありました。
骨ばった指が、ロケットの留め金を外しました。
蓋が開きます。
中には、色褪せた小さな肖像画が収められていました。
亜麻色の髪を結い上げた、穏やかな微笑みの少女です。
「……フェリクス……おれ、の……なまえ……」
かすれた声が、一語ずつ絞り出されます。
「イルゼ、さま……と……婚約……していた……」
マルタは息をのみました。
「伯爵が来た夜、あなたも戦ったのですね」
フェリクスはうなずき、自分の骨と皮ばかりの手を見下ろしました。
「まけ、た……伯爵、は……おれを、殺さず……こう、した……」
「塔を……まもる、犬に……」
喉の奥で、獣のような唸りが混じります。
フェリクスは自分の腕に爪を立て、その唸りを必死に押し殺しました。
「上……花嫁の、間……イルゼさま、は……まだ、ぜんぶ……堕ちて、いない……」
「うたって……いる……伯爵の、呪いを……眠らせる、ために……」
「でも……扉の、まえに……鏡が……伯爵の、影が……」
言葉が途切れました。
フェリクスの体が、がくがくと震え始めます。
黄色い光が、眼の中で強く明滅していました。
飢えが、理性を呑み込もうとしているのです。
「……はやく……おれが……おれで、あるうちに……」
■■【状態表示】
■Turn 11
場所/時間/目的: グラウフェルス城・尖塔の螺旋階段(鐘楼の手前)/昼前(城内は薄暗い)/尖塔のイルゼのもとへ向かう(最終目的:ラザール伯の討伐)
PC: マルタ(聖堂教会のエクソシスト。生真面目で丁寧、棒術と神聖魔法の使い手)
固定ルール: ラザール伯は日中、地下墓所の棺で眠っている(ただし城内の魔物は陽の届かない場所なら動ける)/伯爵は流れる水を渡れず、招かれぬ戸口をくぐれず、銀と聖印に焼かれる/伯爵の命の半分は、尖塔のイルゼの胸にある/地下の礼拝堂は聖域である/屍食鬼の毒で左腕がしびれている(浄化で解けるかもしれない)/イルゼはまだ完全には堕ちておらず、歌で伯爵の呪いを抑えている/花嫁の間の扉の前には、鏡と「伯爵の影」がある
HP 7 / SP 5 / Tension 5
所持品: メイス、ロザリオ(神聖魔法の触媒)、聖水×3、エルザの祈祷書、エルザの外套
現在の危機/障害:
理性を失いかけている屍食鬼フェリクス(イルゼの元婚約者)
花嫁の間の前で待つ「伯爵の影」
■■【行動候補】
1.【安全】「必ずイルゼさまをお救いします」と誓い、フェリクスの脇を抜けて上へ向かう ― 彼が理性を保っているうちに先へ進む/背後に、飢えに呑まれかけた屍食鬼を残すことになる/コストなし
2.【標準】フェリクスの願いを汲み、メイスで安らかな眠りを与える ― 苦しみを終わらせ、背後の憂いも断つ/コストなし
3.【有利作り】フェリクスに浄化の祈りを捧げ、呪いから魂を解き放つ ― 屍食鬼の体から人としての魂を救い出す。何かを託されるかもしれない/成否はわからず、祈るあいだに飢えが勝るおそれ/SP-1
4.【危険】聖水を1本フェリクスに浴びせ、呪いそのものを祓おうとする ― 強い聖水の力で、魂ごと人に戻せるかもしれない/貴重な聖水を使い、何が起きるかわからない/聖水−1
――自由行動も歓迎します。
------
プレイヤー
------
フェリクスに浄化の祈りを捧げ、呪いから魂を解き放つ
----------
GM (Claude Opus 5.5)
----------
■■【裁定ログ(前半)】
行動: フェリクスに浄化の祈りを捧げ、屍食鬼の呪いから魂を解き放つ
判定種別: 対抗ロール(フェリクスの内に巣くう伯爵の呪いと飢えが、祈りに能動的に抗うため)
基準値 X: 4(危機的行動:飢えに呑まれかけた魔物の前での祈り)
有利要因:
フェリクス自身が救いを望み、呪いに抗っている +2
浄化の神聖魔法は、不死の呪いによく効く +2
不利要因:
百年にわたって刻まれた、伯爵の強い呪い −2
毒で左腕がしびれ、ロザリオを右手だけで掲げなければならない −1
修正値合計 Y: 4 − 3 = +1
算式: W = 4 + 1 + (PCの出目 − NPCの出目)
コスト: SP−1
■■【ダイスロール(対抗)】
PCの出目: 2
NPCの出目: 2
差: 0
■■【裁定ログ(後半)】
最終裁定値 W: 4 + 1 + 0 = 5
結果: 成功
コスト: SP−1
■■結果要約: 祈りが呪いに打ち勝ち、フェリクスの魂は解き放たれました。去り際に、彼は銀のロケットと、伯爵の影を破る手がかりを託してくれます。
マルタはロザリオを右手に握り、フェリクスへ向けて掲げました。
「騎士フェリクス。あなたの忠誠は、百年のあいだ少しも穢れてはいません」
「主よ、この者を縛る鎖を断ち、御許へお迎えください」
ロザリオから、やわらかな光が広がりました。
昨夜の浄化の光とは違う、朝の陽だまりのような温かい光です。
光に触れた瞬間、フェリクスの体が激しくのけぞりました。
喉の奥から、獣の咆哮がほとばしります。
呪いが、最後の抵抗をしているのです。
骨ばった腕がマルタへ伸びかけ、宙で止まりました。
フェリクス自身が、その腕を押しとどめているのです。
「……いい……つづけて……くれ……」
マルタは祈りの言葉を、ひときわ強く結びました。
黄色い光が、眼の中からふっと消えました。
青白くやせこけた肌が、光の中でほどけていきます。
その向こうに、ひとりの若者の姿が浮かび上がりました。
栗色の髪に、騎士の緋色の外套。
百年前の姿なのでしょう。
若者は穏やかに微笑み、マルタに深く頭を下げました。
「ありがとう、教会の方」
澄んだ声でした。
「鏡に映る影は、伯爵の姿を映しただけのもの。本物ではない」
「映しているのは鏡だ。鏡を割れば、影も消える。ただし、並の物では傷ひとつつかない」
「銀を。銀なら、あの鏡を割れる」
若者の姿が、光とともに薄れていきます。
「イルゼを……頼みます」
光が消えたあと、石段の上には銀のロケットだけが残っていました。
拾い上げると、左腕のしびれがいつの間にか消えていることに気づきます。
祈りの光が、マルタの毒も祓っていたのでした。
■■【状態表示】
■Turn 12
場所/時間/目的: グラウフェルス城・尖塔の螺旋階段(鐘楼の手前)/昼(城内は薄暗い)/尖塔のイルゼのもとへ向かう(最終目的:ラザール伯の討伐)
PC: マルタ(聖堂教会のエクソシスト。生真面目で丁寧、棒術と神聖魔法の使い手)
固定ルール: ラザール伯は日中、地下墓所の棺で眠っている(ただし城内の魔物は陽の届かない場所なら動ける)/伯爵は流れる水を渡れず、招かれぬ戸口をくぐれず、銀と聖印に焼かれる/伯爵の命の半分は、尖塔のイルゼの胸にある/地下の礼拝堂は聖域である/イルゼはまだ完全には堕ちておらず、歌で伯爵の呪いを抑えている/花嫁の間の前の「伯爵の影」は鏡が映したもので、銀で鏡を割れば消える
HP 7 / SP 4 / Tension 3(フェリクスを解放し、左腕の毒も祓われた)
所持品: メイス、ロザリオ(神聖魔法の触媒)、聖水×3、エルザの祈祷書、エルザの外套、フェリクスの銀のロケット
現在の危機/障害:
花嫁の間の前の鏡と、そこに映る「伯爵の影」
床の抜けた鐘楼を、もう一度越えなければならない
■■【行動候補】
1.【安全】踊り場で小休息をとる ― 傷を手当てして、HPとSPを1ずつ回復する/時間が過ぎ、日暮れが近づく/コストなし
2.【標準】鐘楼の壁際の梁を伝い、上り口へ向かう ― 腐った床を避け、確実な足場で鐘楼を抜ける/梁の上は狭く、足を踏み外すおそれがある/コストなし
3.【有利作り】銀のロケットをメイスの頭に結びつける ― 鏡を割るための「銀の一撃」を用意しておく/細工に時間がかかる/コストなし
4.【危険】身体強化で鐘の綱を登り、大鐘を足場に上り口へ跳ぶ ― 最短で鐘楼を越える/ふたたび鐘を鳴らしかねず、落ちれば今度こそ大怪我になる/SP-2
――自由行動も歓迎します。
------
プレイヤー
------
鐘楼の壁際の梁を伝い、上り口へ向かう
----------
GM (Claude Opus 5.5)
----------
■■【裁定ログ(前半)】
行動: 鐘楼の壁際に渡された梁の上を伝い、腐った床を避けて上り口へ向かう
判定種別: 通常ロール(邪魔をする敵はいない)
基準値 X: 6(通常行動:足場は悪いが、急ぐ必要のない慎重な移動)
有利要因:
壁に手を添えて体を支えられる +1
敵の気配はなく、一歩ずつ確かめて進める +1
不利要因:
梁は狭く、足をかける場所が限られる −1
梁も古く、どこが傷んでいるかわからない −1
修正値合計 Y: 2 − 2 = 0
算式: W = 6 + 0 + (1D6 − 4)
■■【ダイスロール】
出目: 4
■■【裁定ログ(後半)】
最終裁定値 W: 6 + 0 + (4 − 4) = 6
結果: 成功
コスト: なし
■■結果要約: 梁を伝って鐘楼を無事に越え、螺旋階段を最上階まで上りきりました。花嫁の間の前室で、鏡と向き合っています。
マルタは螺旋階段を上り直し、鐘楼の入口に戻りました。
床の真ん中には、先ほど自分が落ちた大穴が口を開けています。
壁際に目をやると、腰の高さほどのところに太い梁が一本、ぐるりと部屋を巡っていました。
マルタは梁に足をかけ、背中を壁にぴたりとつけます。
一歩。
梁が軋まないのを確かめてから、もう一歩。
眼下の闇は見ないようにして、上り口だけを見据えます。
大鐘が、すぐ脇で静かに揺れていました。
今度は鳴らしません。
長い時間をかけて、マルタはようやく向こう側の石段に降り立ちました。
そこから先の階段は、それまでとは違っていました。
石段には深紅の絨毯が敷かれ、壁には銀の燭台が並んでいます。
蝋燭には青白い炎がともっていました。
花嫁を迎えるための道なのでしょう。
子守唄が、ふたたび聞こえ始めていました。
すぐ上からです。
階段の果ては、小さな円形の前室でした。
正面に、白い花の彫刻がほどこされた両開きの扉があります。
歌声は、その向こうから響いていました。
そして、扉の脇の壁に、大きな姿見が掛けられていました。
黒檀の枠に、蝙蝠の翼の意匠。
鏡面には、前室の景色がそのまま映っています。
ただひとつ、マルタの姿だけが映っていません。
代わりに、鏡の中の扉の前に、ひとりの男が立っていました。
黒い外套に、血のような色の裏地。
蒼白い顔に、薄い笑みを浮かべています。
男は鏡の中から、ゆっくりとこちらへ歩み出てきました。
鏡面が水のように波打ち、黒い影が前室の床へ滴り落ちます。
「ようこそ、教会の犬よ」
あの夜、尖塔から響いた声でした。
「私の花嫁に、何の用かな」
■■【状態表示】
■Turn 13
場所/時間/目的: グラウフェルス城・尖塔の最上階、花嫁の間の前室/昼過ぎ(城内は薄暗い)/尖塔のイルゼのもとへ向かう(最終目的:ラザール伯の討伐)
PC: マルタ(聖堂教会のエクソシスト。生真面目で丁寧、棒術と神聖魔法の使い手)
固定ルール: ラザール伯は日中、地下墓所の棺で眠っている(ただし城内の魔物は陽の届かない場所なら動ける)/伯爵は流れる水を渡れず、招かれぬ戸口をくぐれず、銀と聖印に焼かれる/伯爵の命の半分は、尖塔のイルゼの胸にある/イルゼはまだ完全には堕ちておらず、歌で伯爵の呪いを抑えている/「伯爵の影」は鏡が映したもので、銀で鏡を割れば消える
HP 7 / SP 4 / Tension 4(鏡から「伯爵の影」が現れた)
所持品: メイス、ロザリオ(神聖魔法の触媒)、聖水×3、エルザの祈祷書、エルザの外套、フェリクスの銀のロケット
現在の危機/障害:
鏡から歩み出た「伯爵の影」
影を生み出している黒檀の姿見
■■【行動候補】
1.【安全】影と言葉を交わし、隙をうかがう ― 「伯爵」と話しながら、鏡との位置関係を見定める/影に先手を与えるかもしれない/コストなし
2.【標準】影をかわして鏡に迫り、銀のロケットを握った拳ごとメイスを叩きつける ― 鏡を割って影を消す/影がそれを阻もうと立ちはだかる/コストなし
3.【有利作り】聖水を1本、影に浴びせる ― 影をひるませ、鏡へ近づく隙を作る/影に聖水が効くかはわからない/聖水−1
4.【危険】銀のロケットを鏡へ投げつける ― 影に邪魔される前に、一撃で鏡を割る/外れれば、唯一の銀を失う/コストなし
――自由行動も歓迎します。
------
プレイヤー
------
おいでになりましたね、歓待作法が今一つの新たな主殿。
聖水を1本、影に浴びせます。
----------
GM (Claude Opus 5.5)
----------
■■【裁定ログ(前半)】
行動: 「伯爵の影」に聖水を1本浴びせ、ひるませる
判定種別: 対抗ロール(影が能動的にかわし、あるいは反撃してくるため)
基準値 X: 4(危機的行動:強大な魔の存在への先制攻撃)
有利要因:
百年の祈りを蓄えた、並外れて強い聖水である +2
影は鏡から歩み出たばかりで、間合いが近い +1
不利要因:
影の体は流れるように素早く、狙いをかわされやすい −1
鏡の映した影に、聖水がどこまで効くかわからない −1
修正値合計 Y: 3 − 2 = +1
算式: W = 4 + 1 + (PCの出目 − NPCの出目)
コスト: 聖水−1
■■【ダイスロール(対抗)】
PCの出目: 1
NPCの出目: 4
差: −3
■■【裁定ログ(後半)】
最終裁定値 W: 4 + 1 − 3 = 2
結果: 失敗
コスト: 聖水−1/失敗の帰結として HP−1
■■結果要約: 影は霧となって聖水をかわし、瓶は床で砕けました。背後に回り込んだ影の爪を受け、影は今、鏡の前に立ちはだかっています。
(※※※なんと! 出目の悪さが、こんなところで。)
「おいでになりましたね、歓待作法が今一つの新たな主殿」
マルタは腰の瓶を抜き、銀の栓を親指で弾き飛ばしました。
影の伯爵が、面白がるように片眉を上げます。
「歓待が足りなかったか。では、これから存分にもてなそう」
その言葉が終わるより早く、マルタは瓶の中身を影へ浴びせかけました。
青白く光る水が、弧を描いて飛びます。
ですが、影の体はその瞬間、黒い霧となってほどけました。
聖水は霧のあいだをすり抜け、背後の壁に当たって砕け散ります。
水晶の破片が床に散らばり、こぼれた聖水が白い湯気を上げました。
百年の祈りが、むなしく石に吸い込まれていきます。
霧はマルタの周りを渦のように巡りました。
どこから来るのか、目で追いきれません。
「遅い」
耳元で声がしました。
振り向くより早く、背中に冷たい爪が走ります。
外套ごと修道服が裂け、背筋に沿って焼けるような痛みが走りました。
マルタは前へよろめき、膝をつきかけて踏みとどまります。
霧はふたたび人の形を結びました。
影の伯爵は、今は姿見の真正面に立っています。
黒い外套を広げ、鏡を背に守るように。
「鏡のことを誰に聞いた。あの犬か」
薄い笑みの奥で、赤い瞳が冷たく光りました。
「あれは、よく尻尾を振る犬だったのだがな」
扉の向こうの子守唄が、かすかに震えました。
■■【状態表示】
■Turn 14
場所/時間/目的: グラウフェルス城・尖塔の最上階、花嫁の間の前室/昼過ぎ(城内は薄暗い)/尖塔のイルゼのもとへ向かう(最終目的:ラザール伯の討伐)
PC: マルタ(聖堂教会のエクソシスト。生真面目で丁寧、棒術と神聖魔法の使い手)
固定ルール: ラザール伯は日中、地下墓所の棺で眠っている(ただし城内の魔物は陽の届かない場所なら動ける)/伯爵は流れる水を渡れず、招かれぬ戸口をくぐれず、銀と聖印に焼かれる/伯爵の命の半分は、尖塔のイルゼの胸にある/イルゼはまだ完全には堕ちておらず、歌で伯爵の呪いを抑えている/「伯爵の影」は鏡が映したもので、銀で鏡を割れば消える/影は霧になって攻撃をかわす
HP 6 / SP 4 / Tension 7(聖水をかわされ、影が鏡の前に陣取った)
所持品: メイス、ロザリオ(神聖魔法の触媒)、聖水×2、エルザの祈祷書、エルザの外套、フェリクスの銀のロケット
現在の危機/障害:
鏡の前に立ちはだかる「伯爵の影」(霧になって攻撃をかわす)
影を生み出す黒檀の姿見
■■【行動候補】
1.【安全】壁を背にして守りを固め、影が霧から実体に戻る瞬間を見極める ― 影の攻め方を読み、反撃の糸口をつかむ/守っているあいだにも、爪は飛んでくる/コストなし
2.【標準】ロザリオを掲げて影を押しのけ、鏡への道を開く ― 聖印の力で影を退かせ、鏡に近づく/影に聖印がどれほど効くかわからない/コストなし
3.【有利作り】浄化の光を前室いっぱいに放つ ― 霧になっても逃げ場がないほど、部屋じゅうを光で満たす/力を大きく使い、鏡まで割れるわけではない/SP-1
4.【危険】銀のロケットを鏡へ投げつける ― 影の頭越しに、一撃で鏡を割る/影に払い落とされれば、唯一の銀を失う/コストなし
――自由行動も歓迎します。




