Rap1287-成人病って・・!? -4
今回で終わりとさせて頂きます。
最後は・・・・どうやら恋愛小説とは程遠いものに・・・・
その辺はお許し下さい!
では・・・・いつか
お付き合いの程感謝の極みです!
浅見 希
Rap1287-タムラ先生夜間外来総合
Rap1287-成人病って・・!? -4
禁煙する! 大きな命題!
喫煙は吸っている本人だけではなく周りの人にも悪影響を及ぼします。
副流煙を吸ってしまった人、喫煙している人は三大成人病のひとつでもある、
癌のリスクが高まります。
また、肺、呼吸器の障害も引き起こしやすくなります。
成人病予防という観点から見るとやはり禁煙は必須!
自分や周りにいる家族の成人病予防のためにも禁煙を始めてみては・・・・
タバコには強い依存性がある!
ニコチンに体が慣れてしまったことによる依存と精神的な依存が!
タバコを止められない人の多くはタバコに安心感、
安堵感、不安感、依存を・・・・・・
なぜって・・・・
ニコチンが大脳に作用してタバコを吸ったときに快楽的な気分にさせるから!?
ですから逆に言うとタバコを止めるにはこれらの依存と戦っていく必要があるのです。
最近巷の薬局でも・・・・・
身体的な依存を防ぐにはニコチン置換療法が最も有効だと言われ・・・・
体の中に少量のニコチンを取り入れることで急激なニコチン不足を防ぎ!
ニコチンパッチで皮膚から吸収したり、ニコチンガムなどもあるが!!
これは徐々に量を減らしていくことが重要で、目的だが・・・・・
多くの人が何度も挑戦して失敗・・・・・も!
心理的依存に関しては禁煙指導、ケアが必要で・・・・・・
まず、真剣に!!・・・・が!・・・・気楽に取り組んでは?
こちらは禁煙専門のドクターなどもいますから是非相談してみるのも・・・・
禁煙はひとりでできるものではないといわれています。
まずは禁煙センターや病院を訪れることから始めてみるとよいでしょう。
と言われるが・・・それが、甘い! 真剣に!
お酒はほどほどに!
お酒は程々に飲むと楽しいものです。
そして健康にもよいのです。
程々に楽しむことにより血管が広がりやすくなり、
血液の流れもよくなります。
お酒を飲んで顔が真っ赤になる方がいますが、
あれは血行が良くなっている証拠です。
ですが過ぎたるは及ばざるが如し!
お酒も過ぎると成人病に対して影響を及ぼします。
例えば食道がんです。
行き過ぎた飲酒は三大成人病のひとつであるがん、
しかも初期症状が少ない食道がんのリスクを高めてしまいます。
飲酒の目安はひとそれぞれであり、かなりお酒に強いという方もいれば、
全くの下戸という方もいるでしょう。
まずは自分のお酒に対する強さを考えてみましょう。
お酒を飲むたびに、記憶がなくなるようでは病気のリスクも増えるでしょう。
飲みすぎている可能性が非常に高いです。
覚えてはいるものの記憶が曖昧、足がふらつく程度ならば、
今よりも少しお酒の量を減らしましょう。
日本人を始めとするモンゴロイドという人種は、
あまりお酒に強くないといわれている。
一度に多量の日本酒は飲まないようにする。
また、アルコール度の高いお酒にも注意が必要です。
焼酎などを飲むときには薄めて飲むなど、少し酒習慣を見直すだけで、
成人病の予防にもなります。
是非、少量のお酒を楽しむようにしてみてください。
食生活を見直す!
成人病予防の第一はなんといってもやはり食事から。
食事によって全身の体のはたらきをよくすることも、
逆に悪くすることも可能です。
では、どんな食事が成人病予防につながるのでしょうか。
ここでは成人病を予防する食事について見てみましょう。
成人病予防の食事、ひとつめのポイントは、いろいろな食物を、
平均して食べるということです。
主食、主菜、副菜などなど1日30食品を目安に摂りましょう。
特に現代人には副菜が足りないといわれています。
野菜サラダ、かぼちゃの煮つけ、煮豆など副菜には栄養素がたっぷり入っています。
副菜を積極的に摂ることも忘れないようにしましょう。
次に減塩です!
食塩の摂取は1日10g以下でないと危険です。
40歳を過ぎたら特に気にするようにしたほうがよいでしょう。
また、若いうちからなるべく塩分が多そうなものは、
排除することでより成人病を予防できます。
ファーストフードには特に塩分が多いですから、
若いうちに自炊をしておくことも重要です。
次にカルシウムの摂取です!
牛乳を始めとする乳製品に含まれるカルシウム。
意外と摂取できていない人が多いようです。
朝起きたら一杯の牛乳、を習慣にしてみませんか。
最後に甘いものはほどほどにしておきましょう。
甘いおやつは糖尿病のもととなります。
程よい運動をする!
成人病を予防するにはたくさんの方法があります。
食事や禁煙、ほどほどのお酒もそのひとつ!
そして食事と共に成人病予防に一役買って出るのが運動です。
適度な運動が体に良いことはみなさんご存知かと思います。
でも、その運動はなかなか実行するには難しかったりして・・・・
ですがやはり成人病予防のためには運動が必要です。
何故かって?
それは人間は年とともに段々筋肉が衰えていきます。
筋肉が衰えると代謝量も落ちていきます。
そうなると基礎代謝量が落ちます。
すると摂取したカロリーを消費できずに少しずつ太っていってしまう!
ここで重要なのは摂取するカロリーを抑えることもそうですが、
筋肉をつけることも重要です。
筋肉をつけることで痩せやすい体が出来上がるのです。
では、成人病予防という観点から見るとどんな運動が望ましいのか?
ひとつはウォーキングです。
一時ウォーキングのブームが来たこともありますが、
今は大分沈静化しているようですね。
ウォーキングは有酸素運動の代表格で体によいことで知られています。
それでは、電車通勤の貴方・・・まずは帰りの一駅分から歩いてみては?
また、同様の効果を持つものとして水中運動が挙げられます。
水中だと膝にかかる負担も少なくて済むので、
足腰があまり強くないという方には特におすすめです。
血液をさらさらに!
血液をサラサラにするには。
こんな話題をテレビなどで聞いたことはありませんか。
実はドロドロの血液は成人病の元となりやすいのです。
ドロドロした血液は高血糖、高コレステロール、
中性脂肪が溜まっているなど血液中に何らかの問題があります。
そして血液が流れにくくなり、挙句の果てには三大成人病を引き起こす、
元となる動脈硬化にも結びついてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、血液をサラサラに保つということです。
それが成人病予防にもつながります。
では血液をサラサラにするにはどのようなものが効果的なのか?
まずひとつはお茶です。
特に緑茶がいいとされています。
血液のドロドロの原因のひとつに活性酸素があります。
活性酸素は酸化した酸素のことで糖尿病などとも関係があるといわれる成分です。
この活性酸素を除去する効果があるのが緑茶に含まれるカテキンです。
消毒などにも利用されますが成人病の予防にもカテキンは利用できるので・・・・
また、コレステロール値を下げるためには、
昆布やワカメなどの海藻類を積極的に摂取に心がける!
卵を食べるときには白身だけを食べるのも有効な手段です。
同時に血液をサラサラにするにはストレスをためすぎないことも非常に重要です。
ストレスが原因で過食に走ってしまうというパターンは女性に多いようです。
自分なりの身近なストレス解消法を探してみてはいかがでしょうか。
サプリメントで予防する!
最近流行りのサプリメント!
美容に関するもの、ダイエットに関するものの売り上げも伸びていますが、
成人病予防のためにサプリメントを飲んでいる人も少なくありません。
ここでは、成人病予防に効くサプリメントをご紹介したいと思います。
まずサプリメントはあくまでも端役であることを忘れないでください。
成人病予防にはやはり食事や運動習慣の改善が重要になってきます。
サプリメントはあくまでも、それを少しお手伝いするものです。
また、人によってはなかなか効果が見られない場合もあります。
製造メーカーの製法によって、合う合わないがあるということもありますので、
3ヶ月以上続けても効果が見られなかった場合は、同じ種類のサプリメントを、
別の会社で試してみるのもよいと思います。
では・・・・・、成人病を予防するサプリメントを見てみましょう。
まずは血液をサラサラにする効果のあるものです。
ゴマペプチド、レシチンなどが血液をサラサラにしてくれます。
次に糖分のコントロールには!?
おやつなどで糖分を摂りすぎてしまう人はバナバや、
ヤーコンのサプリメントを試してみましょう。
糖分をコントロールしてくれる働きがあります。
更に脂肪燃焼です!
近年注目されているメタボリックシンドロームの予防には
α-リポ酸がおすすめです。
また、脂肪燃焼のダイエット用のサプリメントなどを服用してみるのも、
良い のではないでしょうか。
飲酒の回数が多い人はウコンのサプリメントをおすすめします。
主な成人病の症状と治療法
高脂血症!
成人病というとやはり三大成人病を思い浮かべる方も多いと思います。
ですが三大成人病になるキーを握っているのは、
意外と他の成人病であることが多いです。
そこで、ここでは三大成人病の鍵となる成人病、
中でも高脂血症について見てみたいと思います。
高脂血症は血中の脂質量が多くなってしまうことを指します。
検査結果では数値欄のコレステロールのところを見て!
コレステロールが高めといわれた人は、高脂血症である可能性が強いです。
また、中性脂肪値にも注目してみてください。
中性脂肪値が高い場合も高脂血症が疑われます。
それで・・・・、そんな高脂血症ですが、それはどんな成人病とのつながりがあるのか?
代表的なものが動脈硬化です。
動脈硬化は血中になんらかの異常が生じたために動脈が硬くなり、
血が流れにくくなるもしくは流れないという症状です。
高脂血症では血中に脂肪量が増えるので、
血をスムーズに流すことができなくなります。
そのため、動脈硬化を引き起こしやすくなってしまうのです。
動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中と深い関係にあります。
心筋梗塞や脳卒中は心臓や脳への栄養、血液が行渡らず起こります。
つまり高脂血症、動脈硬化、心筋梗塞や脳卒中という3つは、
つながりを持っているといっても過言ではありません。
そしてその始まりに位置するのが高脂血症を始めとする、
血管に関する障害なのです!
糖尿病!
糖尿病、という言葉は殆どの方がご存知では!
病気として、メジャーとも言える糖尿病ですが成人病に分類されています。
それは・・・・・原因が生活習慣にあると考えられているからです。
ただしすべての糖尿病が成人病というわけではありません。
糖尿病にはⅠ型とⅡ型と呼ばれるものがあります。
Ⅰ型糖尿病はすい臓に異常があるタイプで日本の糖尿病患者のうち5%は、
Ⅰ型糖尿病といわれています。
これは生活習慣とは関係がないので成人病には含まれません。
一方、日本の糖尿病患者のうち95%がかかっているとされるⅡ型糖尿病です。
症状はⅠ型のほうが突然発症し、Ⅱ型は徐々に進行していくのが特徴ですが、
他にはあまり違いはありません。
糖尿病の仕組みは、インスリンというホルモンの働きが低下したことによって起こる!
インスリンがあまり働かなくなると体の中の栄養素が栄養素として浸透せず、
血液中の血糖が増えてしまいます。この状態が糖尿病です。
糖尿病の症状としては多尿になったり喉の渇きが激しかったりと様々です。
ただしⅡ型の場合は余程高血糖にならない限り、
糖尿病自体の症状で悩まされることは少ないようです。
むしろ懸念されるのが合併症です。
血中の糖分が増えることによって血液が流れにくくなり、
動脈硬化を引き起こしたりすることもあります。
他には糖尿病性網膜症、糖尿病性神経症など、
何かと合併症が懸念される病気でもあります。
高血圧症!
高血圧気味、という方は少なくないのではないかと思います。
高血圧は成人病の中ではそれほど重症ではないように思われがちですが、
実は合併症が非常に危険な病気でもあります。
成人病の中でも ”サイレント・キラー(沈黙の殺人者)” と呼ばれる高血圧。
一体どのような影響があるのでしょうか。
そもそも血圧とは、血液が動脈を押し広げる圧力を指しています。
心臓が収縮すると最も高く、心臓が拡張すると最も低くなります。
最高血圧は心臓が収縮したとき、最低血圧は心臓が拡張したときとなります。
最高血圧140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の状態が続く場合は、高血圧となります。
高血圧が”沈黙の殺人者!”と呼ばれるようになったのには訳が・・・・
高血圧にはほとんど自覚症状がないのです。
自覚症状がない故に高血圧が進行していっても気づかないという、
デメリットがあります。
では高血圧はどのような成人病とつながりがあるのでしょうか。
ひとつは心臓の病気、心肥大です。
血圧は心臓の収縮、拡張と関係があるので高血圧の状態が続くと、
心臓に影響を及ぼします。
心臓が必要以上に収縮、拡張を繰り返さなければならないのです。
そのダメージに耐えるために心臓は肥大しようとします。これが心肥大です。
心肥大になると心臓の血液の供給が足りなくなるので狭心症、
心筋梗塞、不整脈を起こしやすくなってしまいます。
動脈硬化!
動脈硬化は三大成人病とも深い関わりにある病気です。
ここでは、動脈硬化に関して見てみましょう。
動脈は本来心臓からの新鮮な血液を体に送る働きがあります。
人間の体の生命線といわれるくらいに重要な動脈の壁は滑らかにできています。
というのも血液をスムーズに流す必要があるからです。
その動脈の壁にコレステロールなどが溜まった状態が動脈硬化です。
動脈硬化になると血液が流れにくくなり、他の成人病を引き起こしやすくなります。
例えば心筋梗塞です。
心筋梗塞は心臓の筋肉とつながっている冠状動脈の血液量が、
少なくなってしまうと起こります。
心臓の筋肉が壊死してしまい、心臓麻痺などを起こします。
次に脳梗塞です。
脳梗塞も心筋梗塞とほとんど同じで違いは、
冠状動脈か脳につながっている動脈かという違いだけです。
脳につながる動脈が途中で詰まることによって脳の細胞が壊死します。
こちらも重大な後遺症を残すことで知られています。
動脈硬化は日本人の死因の第2位、第3位の三大成人病とも深い関わりにあるのです!
また、脳出血なども動脈硬化が引き起こす病気です。
動脈硬化になってしまった動脈は硬くなってしまいます。
本来の柔軟性は無くなり、こぶのように膨らんでしまうこともあるのです。
このこぶ状の動脈を動脈瘤と呼びますが、この動脈瘤が破裂し出血を起こして、
脳の組織などを圧迫してしまうという現象を脳出血と呼びます。
痛風!
痛風、というとみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか。
一般には動脈硬化や糖尿病ほどメジャーではありませんが、
痛風も成人病のひとつであり、生活習慣次第で治せるものでもあります。
それではこの痛風、一体どんなものなのでしょうか。
痛風の症状は痛風発作と呼ばれるものです。
足の親指などの関節が痛み、腫れて熱を持つのが特徴です。
痛風発作に前触れはありません。
突然やってきては2週間程度で治ってしまうというのも特徴です。
また、痛風発作の痛みは「風が吹いたただけでも激痛が走る!」
その言われの様に、それを体験した人は二度と体験したくない。
と、感じるほどひどい痛みです。
その状態が2,3日続いた後に徐々に症状は和らぎ2週間を目安に、
全く症状がなくなってしまうので「あれ?治った」と勘違いをする人も少なくないかと・・・
痛風の背後には高尿酸血症というものが関わっています。
尿酸とは体の老廃物の一種で通常は尿と一緒に体外に排出されます。
ところがこの尿酸が腎臓の異常などにより、体の中に溜まってしまうことがあります。
これが高尿酸血症です。
尿酸は体の中で溶けることはなく、関節やその周辺に結晶として残ってしまいます。
ただし体のほうでは尿酸は必要としていません。
そのため体を守る役割である白血球が尿酸を異物と認識して攻撃することもあります。
この状態が痛風発作です。
痛風の原因は様々ですがストレスやアルコールの過剰摂取、
高脂肪の食生活と関わりがあるということがわかってきています。
かつては加齢による発病に注目していたために成人病と呼ばれたが、
長年の生活習慣が深く関与していることが判明してきた。
また、生活習慣の激変により、成人していない子どもが、
糖尿病を発症するというようなケースが増えている。
このため、1997年頃から予防できるという認識を醸成することを目的として、
置換されるようになった。
しかし、現在でも呼称として成人病センターや、
保険の成人病特約などのように広く残っている。
成人病という概念は、昭和30年代に“主として、脳卒中、がん、心臓病などの、
40歳前後から死亡率が高くなり、しかも全死因の中でも上位を占め、
40-60歳くらいの働き盛りに多い疾病“として行政的に提唱されたものといわれる。
がん、脳卒中、心臓病は「3大成人病」とされ、
集団検診による早期発見、早期治療の体制が進められた。
成人病は加齢による疾病の区分、生活習慣病は生活習慣による疾病の区分であり、
両者間で重複する疾病も多いがあくまで別個の概念である。
2006年(平成18年)の死因の割合を見ると、
がん、心臓病、脳血管疾患の3大死因で58.2%を占めている。
心臓病と脳血管疾患のような主要な死因の下地になる病気は、
糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症である。
また、喫煙は上位4死因すべての危険因子であり、
「予防可能な最大の死因」とされている。
生活習慣病の推定有病者数(平成14年)
高血圧症 約3,100万人
高脂血症 約3,000万人
糖尿病 約740万人
2002年の調査では、人口のほぼ半分に相当する47%が、
この3つのいずれかに該当するとされる。
痛風は男性に集中しており、患者数は推定30-60万人、
その予備軍である高尿酸血症は成人男性の20%とも言われる。
発症年齢もかつては50代だったのが30代へと若年化している。
肥満は中年以降に多く、2006年には40-70代の男性で30%以上、
女性では若干少なく20-30%が肥満である。
肥満は3大死因を含めたこれらの疾患のリスクを上げる。
対策!
生活習慣病は、日本で発生している重大な病気である。
かつて成人病と呼ばれたように20代から30代の人々の間で多い 総じて、
いわゆる「食生活の欧米化や、運動不足、タバコの煙が強く関連している。
食生活を見ると、炭水化物の摂取量が減少し、
それを埋め合わせるための動物性食品や、
脂っこく甘い菓子や甘い飲料の消費量の増加が原因とされる。
また塩分の摂取過剰、野菜の摂取不足なども原因とされ、
このような食生活の状況を改善することを目的として「食生活指針」や、
「食事バランスガイド」などが策定されている。
食生活はがん発生原因の30%に関わっているとする報告もあり、
食の欧米化との関連性が強いのは乳房や前立腺や大腸のがんであると考えられている。
タバコもがん発生原因の30%に関わっているとされ、
もっぱら肺がんに関連しているが口腔や尿路のがんの主要な原因でもある。
財務省が日本たばこ産業の株の半数以上を保有しているため、
喫煙規制や禁煙に関する動きが進みにくかったと渡邊昌が指摘している。
「健康日本21」では、食生活、運動、タバコなどの項目について、
一次予防に重点に置いて目標値を定め実行を推進している。
2003年には、アメリカとカナダの栄養士会は合同で、
牛乳や卵も摂取しない完全な菜食においても栄養が摂取でき、
また菜食者はがん、2型糖尿病、肥満、高血圧、心臓病といった、
主要な死因に関わるような生活習慣病のリスクが減る、
認知症のリスクも減ると報告している。
特に脳卒中が多発する時期である寒冷期の2月1日から2月7日に、
厚生労働省主催の生活習慣病予防週間が実施される。
死亡のリスク!
スウェーデンにおける32年の追跡調査によれば、生活習慣病による全死亡リスクは
喫煙 : 1.92倍 糖尿病 : 1.64倍 高血圧 :1.55倍
メタボリック症候群 : 1.36倍 高コレステロール血症 : 1.10倍
以上の様に何度も述べますが、喫煙が最大のリスクとなるため、
生活習慣病対策は、禁煙を最優先とするべきだとの医療界からの意見がある。
そして、タバコの大幅値上げが確定した今、止めるチャンスでは!?
ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 希
タムラ先生夜間外来総合 R1287
DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr
これで終章になりました。
多忙になりまして・・・・・・NOZOMI