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望んでないオチ、わしはワシじゃろう

 前話と同じくGから始まります。


 なっ、何ということだ、屈辱にもテクタイト封印された上に我輩のマナが放出されていく。これでは、封印の力が弱まるまで持久戦に持ち込むことすらままならぬではないかっ!


 くそぉー、呪うべきはあの小娘。自らを囮に罠にかけおったな。


 この恨み、どおしてくれようぞっ!


 いかん、マナの急速放出で我輩の意識と存在が…………たが、我輩の怨みは終わらんよ…



 ◇  ◇  ◇  ◇



 ーふふふ、早くもこのエリアの歪みが修正されてくね。かませ犬の最後の足掻きでちょっとだけ偏りがちだけど、まっいいか。



 ※  ※  ※  ※


「研しゅ生のエルダー☆リップでしゅ。よろしゅくおねがいしましゅ」


 わしを含めた全員の自己紹介、連絡事項の通達なども終わり、諸護衆がお茶と一緒にジト目ちゃんがお土産としたマフィンを配り終えると座談会に切り替わった。


「ふぁーせんぱぁーぃ、やっぱり譜衣ちゃんて 緋瞳(ヒメ)先輩の面影げいっぱいですぅ」


 死んでねぇーよ。つか設定だろ、頬ずりしながら涎をすするのは止めてね。

 んと変態の後輩は同じ変態かよ。えっ、わしのママもそうだって?


 体調不良だというのに、長くワチャワチャされてグロッキーなわしは諸護 衆に抱っこされて、自室へと帰ってきたぞ!


 明日は仕事行かねば、机の上にあれやこれや積み上がっているだろうしな。

 休んだからって、誰かが代理で片付けてくれない職場。何としても出勤せねば。


 変身を解こうとしながら、睡魔に負けた。


 

 朝だ。


 光に邪魔されながら瞼を開けると巴把(じじい)のワシの姿を確認できた。

 禿げ上がった頭、脂ぽくて剃り残しが多い顎、臭い息。うむ、その驚く顔は間違いなくワシだ。


 見上げながら頷くわし。


 えっ………わし、誰?


 読んで頂き、感謝します。


 順に軍団長"G"、”謎の声”アイ、わしです。


 塾講師の二人と学生時代のサークルで一緒だったとするヒメの登場まで行く予定でしたがとりあえず、これで一区切りといたします。ありがとうございました。

 還暦間近のワシと幼児のわし、なぜか二人になり合わせて63歳と少しで、380度って事でした。(2020.03.14追加)

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