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第1話 THE HOTEL

…


頭が痛い


そう思いながら目を開く

行き先階ボタンが目に入る

どうやらエレベーターの中で寝てしまっていたようだ

睡眠不足という訳でも無いのに…

そう思いながらもフロントに行く為1と書かれたボタンを押す


チーンと音が鳴り、エレベーターの扉が開く


…おかしい


フロントのはずなのにあまりにもその空間は狭すぎる

窓もないし、フロントには人一人もいない

変だなと思いながらもエレベーターを降りる

「001」と書かれた扉があるのを見つけた

その扉には南京錠がついている

あたりを見渡してもこのドア以外ドアが見当たらない為、しかたなくその鍵を探すことにした

ふとフロントを見るとフロント内の壁に鍵がかかってあるのが見えた

あっけないなと思いながらもフロントに入って鍵を手に取る


鍵穴に鍵を差し込んで南京錠を外す

扉を開けると観葉植物の置いてある廊下が見えた

一階のはずなのに…

そう思いながらも仕方ないため廊下を進む

途中扉があったため入ってみた

床に箱が置いてあった

一度開けるのを躊躇ったが、どうせここには自分以外いないし開けていいか、と思い箱を開けてみた

数枚硬貨が入っていた為、一応もらっておいた

箱以外その部屋には無かった為また廊下に戻る

正面には「002」と書かれた扉があった

今回は南京錠は無かったためそのまま扉を開け、進んだ


目の前には扉が見える

が、3枚ほどの板が扉を塞いでいる

無理矢理板を外すことも考えたが、右側には下に続く短い階段があったためそこを先に見ることにした

「003」と書かれた扉があった

なら板を外す必要もないだろうと思い、扉を開け進んだ


目の前にすぐ「004」と書かれた扉があった為、すぐ向かおうと思ったが、ふと壁に飾ってある絵が気になり、見てみることにした

赤い屋根の家が並んでいる

この絵の名前は「My Neighborhood」らしい

ついでにさっきから目に入っていたタンスを開けた

中には数枚の硬貨だけが入っていた

この硬貨…もらえる分には嬉しいが、どこで使うんだろう

考えなくても分かるがここは現実じゃないし、現実に戻れる保証もない

そんな中硬貨を貰ってもあまり嬉しいとは感じない

まぁ今考えても分からないだろう

004の扉を開け、進む


開けたら本棚がドアを塞ぐ様に倒れていた

下に隙間があった為しゃがんで部屋に入った

そこまで広くは無い部屋に沢山クローゼットが置かれていた

クローゼットを開けてみたら人一人入れそうな広さだった

一応全てのクローゼットを開けてみたがどれも中には何も置いてなかった

所々本棚もあった

本棚には何十冊か本があり、手にとってみようとしたが取れない

まぁ本を開いたところでこんなに本があるなら読む気も失せるし、今はいいだろう

005の扉はさっきから見えている為、扉を開け進む


見たことある廊下だ

002の時と同じ構造の廊下に出た

もしやループでもしてるのかと思ったが、さっきとは違い、クローゼットや机があった為、部屋の形は同じでも内装が違うだけだろう

今度は数字が書かれていない扉が2個あった

1個目の扉を開けるとホテルの一室のような部屋だった

一人掛けソファーや机、本棚などが置いてあった

せっかくなので一人掛けソファーに座ってみた

別にソファー自体座ったことはあるのだがこのソファーは今までで一番フカフカだ

なんとなく心地いい

ここで少し休もうかとも思ったが別に疲れてもいないし、長居するのも何か良くない気がしたため2個目のドアを開ける為に廊下に出た

2個目のドアを開けると002の時と同じように箱があった

開けて見ると数枚の硬貨とピッキング用具が入っていた

ピッキングなんてした事無い為使うかすら怪しい、だがあるに越した事は無い為、持って行く事にした

006の扉を開け、また進む




第1話はここで終わりとなります

第2話はまた明日更新します

第2話は006のドアを開けた所からの話となります

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