女神の厨房は閲覧注意ー完食したけど
タカマガハラを追放されたスサノオくん。
「あ~、お腹すいた。パーティの残りでもごちそうぐらい持たせてくれてもいいのに」
ブツブツ言いながら歩いていると、親切そうな女の神様に声をかけられました。
「どうかしましたが」
「あなたは?」
「私はイザナギとイザナミの子でオオゲツヒメと言います」
「え?、じゃあ、俺の姉ちゃん」
「どういうことですか」
「実は…」
スサノオくんは今までのいきさつを話しました。
「それは大変でしたね。お腹が空いてるようですね。いらっしゃい。ごちそうしましょう」
「うわ~、めちゃ優しい。アマテラス姉ちゃんとは大違い。地獄で仏とはこのことだ」
「え?私、仏じゃないわよ。女神よ」
「あ、そうですね」
オオゲツヒメちゃんに料理を振る舞ってもらったスサノオくん。
「ああ…助かった。でも、おかわり持って来てくれると言ったのに遅いなあ」
様子を見に厨房を覗いたスサノオくん。オオゲツヒメちゃんはとんでもないところから料理を出していたのです。怒ったスサノオくん、オオゲツヒメちゃんを殺してしまいました。するとどうでしょう。彼女の死体からカイコ、イネ、アワなどが生えて来たのです。
「あ…もしかして、俺、ヤバいことした?まあ、いいか」
罪の意識もなく旅を続けるスサノオくん。
えらいもん、食べたのはいいのか…
ちなみにオオゲツヒメちゃんから生まれたカイコ他をカミムスビくんが回収したよ。




