55/55
『【大惨事】唐草模様を背負って「怪しいものではありません」と言い張り、広島の畑を1年間占領した軍勢の件』
広島までやってきた唐草模様軍団。
広島の人々は、あまりに異様な軍団の姿に引きまくっています。
一番上のお兄ちゃんのイツセくんが言いました。
「私たちは怪しいものではありません。ヤマトまで遠足に行く途中なのです。つきましては、お弁当を食べ尽くして食料が無くなってしまったので、畑とか田んぼとかをお借りしたいのですが」
「は……はあ……。怪しさMAXなのですが……」
広島の人々は引きつった笑顔で言いました。でも、根が優しい広島の人々は、本当に田んぼと畑を貸してくれたのです。
そうして、なんと丸1年間、広島に滞在しました。
「どうも、お世話になりました! お米や野菜がたくさん収穫できましたので、これを持って次は岡山に行ってみようと思います!」
「は……はあ……お気をつけて……」
優しい広島の人々に(色んな意味で)見送られ、唐草模様軍団は次なる目的地へと旅立ちました。
つづく




