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『アホ神話ーしょーもなと笑ってください【古事記コメディ・神様たちの黒歴史】』  作者: 杉勝啓


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『ちょっと待って!「思い出すの遅くない?」新婚生活に溺れた神と、三年間針を我慢していた鯛の悲劇』

竜宮城までやってきた山幸彦くん。

門の前に井戸がありました。


「え?海の底に井戸ってどういうこと?どうやってできたんだろう」

山幸彦くんは井戸の側にある木に登って様子をうかがうことにしました。そこへ井戸水を汲みに来た侍女ちゃんが現れました。その水に映るめっちゃイケメンな男。水には山幸彦くんが映ってました。侍女ちゃんは、木の上の山幸彦くんに気づいて、トヨタマヒメちゃんに知らせに行きました。


侍女ちゃんに話を聞いたトヨタマヒメちゃん。ミーハーな彼女は一目見ようとやってきました。そして、二人は出会い、神話の神様のお約束。一発で恋に落ちました。


ワダツミくんも、尊い血筋の山幸彦くんを歓迎してくれました。


そして、トヨタマヒメちゃんと結婚して楽しい日々を過ごしていた山幸彦くん。三年の月日が経っていました。ですが、ある日、いきなり思い出しました。

「そうだ!ボク、兄ちゃんの釣り針を探しに来ていたんだった」

思い出すの遅くないか。


話を聞いたワダツミくんは釣り針探しに協力してくれることになりました。釣り針はなんと、鯛くんの喉にささっていました。鯛くんもよく、三年間も我慢していたなあ。


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