唯一神α
⦅エラー。エラー。想定外の異分子⦆
世界秩序の本部に鳴り響く警告音。
「準備は整った」
唯一神αが廊下を歩きながら言う。
ガメが後ろをついていく。
「私の異空間はすでに完成している」
αは机の上の腕時計の様なものを手に取る。
「毒魔とやらが神の域へと至ったようだな」
「左様でございます」
暫くの沈黙。
「私の異空間は、奴を殺せるか?」
「わかりかねます」
「面白い、戦士の死に場所は戦場でしかないのだからな」
◇ ◇ ◇
管理者ハウスにテレポート完了っと。
「ただいま~」
扉を開けると、底にはブルーベルが待っていた。
「おつかれぇ」
「うす」
久しぶりの管理者ハウスはあまり変わっておらず、少し安心する。
「バグとかは?」
「バグは今部屋にこもってる、なんでもαの調査がしたいらしくて」
αの調査?あ、そういえば、俺もシヴァになんか情報聞き出しときゃよかったな。
シヴァが世界秩序側ということをすっかり忘れていた。
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αが腕時計のねじを回す。
「さぁ、
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管理者ハウスに一瞬の静寂が訪れる。
全ての管理者が、何かを感じ取る。
「αの、探知術式……?」
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「終わりを、始めよう」
最終章開幕!αと、アマガキの最終決戦の行方とは……




