EP1 「姉の命」
「今日は俺のライブにきてくれて、ありがとおおお!」
10月の半ば、今日、私「霞黛15歳」は姉の「霞心17歳」に連れられて、D-Bっていう人気男性アイドルのライブに来た。
私は、D-Bっていう人に興味はない。
しかし、姉はライブのチケットを間違えて2枚かってしまい、こんなことになったのだ・・・
姉は強い、柔道5段で剣道を一時期やって、あとスポーツは得意。
しかもサバイバルゲームなんていうのもやったことがある。
いつも護身用のスプレーとなぜかヨーヨーをもっている。
まぁヨーヨーは私も姉に教えてもらってるけど・・・。
「じゃあ、今宵の宴をはじめるぜえええええい!!!!!」
D-B、1曲目を歌いだすと観客も盛り上がる
「ん・・・?」
姉は何かに気がついたようだ
「どしたの?」
姉に問いかけると・・・
「よく見てみろ、あのステージ上の放送室、あそこになんか武器をもっている女がいる・・・、武装をしているな・・・」
姉はサバイバルゲームでこういうのに敏感らしい・・・
「だが、ライブもみたい・・・どうしよう・・・」
「ヨーヨーとスプレー貸して、いってくる」
「大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ!」
私は館内の廊下を歩く
「放送室は・・・ここかな・・・?」
放送室前に到着、まずはヨーヨーで、動きをとめて、その後に、スプレーつかって、そして・・・・・・・そしてどうする?私・・・
「まぁいいや、それは入ってからのお楽しみということで・・・
じゃあ、行きますか!」
ドンっ!とドアの音が開くと、相手はやはり武装していた。
なにやら拳銃をもっている。
こっちのほうが動きは早いもんね、だいじょう・・・
「動かないでくれる?」
ヨーヨーを取り出している所で、拳銃を向けられた・・・
「なにあんた?まだ中学生じゃない、私たちは、いま忙しいの・・・おっと、名前を名乗っていなかったわ・・・」
なにこの人?
「私はね、長崎稼っていうの。ある武装集団にいるんだけどね、みつかっちゃ、おしまいなのよ、だから私はまずあなたを殺しD-Bを殺すだけよ!」
そして彼女は引き金を引いた、やばい・・・
あれ?死んでない?
そこには姉がいた。
「私の妹に気安く手を出さないでくれるかしら?」
「心姉!」
「まったく、いつまでその名前で呼ぶのよ、恥ずかしいじゃない。」
姉はもう一つのヨーヨーで長崎の体を縛っていた。
「これでもう、誰も殺すことはできないわ」
心姉さんはすごいよ、ほんとに
「んふっ・・・長崎稼を舐めないで頂戴・・・ふっバレたからには私は死ぬしかないのよ、私はね、この件の前に、ある事件で失敗してるの、だからね、私は生贄なのよ。みなさい、私のコートの中身を!」
長崎はコートの下に時限爆弾を背負っていた。
「これはもう止められないわ、さぁ、あと2分よ、すべてが終わるのはね・・・」
どうすればいいの?ねぇだれか、教えてよ・・・
しかし姉は・・・
「思ったのよ、最近事件が多いのに警察がこないっていうの・・・それ、あんた達のせいでしょ、わかってるのよ。」
「ええそうよ、私の上司よ、警察がいるわ。」
「ならさ、これならどう?」
姉は長崎の拳銃を奪い取り
長崎稼を
血の海とさせた。
「あぁあ・・・あいつらのせいで、D-Bのライブの大半を見逃したじゃない・・・」
「ところであいつ、どうなったの?」
って私が聞くと
「長崎が死んだってことは、上司が動くでしょう。でも警察の上司がいる時点で、警察が動くことはないわ、でないと長崎の他の上司が捕まってしまうもの」
「なるほど・・・、でもこれで終わるとは思わないんだけど・・・」
と、私は思う、そして姉は
「でしょうね、たぶん・・・私は、殺されると思う・・・。」
「えっ?」
「彼らは集団よ?3VS1じゃ、勝てないでしょ?それと同じよ」
「いや、妹の私を頼っていいよ?そうすれば3VS2でまだ希望は・・・」
姉は強気で言った
「だめよ!あんたに、そんなこと頼めるわけ・・・・ないじゃない・・・」
たしかに、私は弱い・・・
黙りこむ私・・・
電車で15分ほどして自宅につく
「ただいまー」
と姉が言う
「・・・・・」
私は言わない
私は黙ったまま、部屋へ入った。
「どうにかして強くならなきゃ」
私は思った。
「でも、どうすればいいんだろう?」
とりあえずPCをつけて某サイトで調べてみる
「これもちがう・・・これもちがう・・・・・・ないなー・・・・・・・・・・・これは・・・?」
そのサイトはBEETというサイトだった。
そこには長崎の写真もあった。
~私たちは、りんごのように世界を赤く染める。そんな人々になりたいです。~
「どんなキャッチフレーズだよ・・・」
と思いつつ、見てると、やはりこれが、アイツらの集団だ。
BEET、覚えておこう。
決して、お気に入りではないが、お気に入りフォルダに登録し、その日は、すぐに寝てしまった。
明日、あんなことがあるなんてしらずに・・・・・・。
つづく
次回のlast kill
「そうさ、私」
「霞黛?へんな名前ね」
「お姉ちゃん、BEETだよ、BEET」
「心なんて動くものなのよ」
「私の名前は、心動奈良」
EP2「心の力」
(本文および、次回タイトルは予告もなく変更する場合がございます)




