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#37 次の町へ.....

~おとめtheルル~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#37 次の町へ.....


11月。

私たちは学校のイベントで修学旅行というものに参加していた。


今回の旅先はほっかいどー!

...初日の昼、函館という街にやってきた私と藍、美歩に楓のグループは

まずは腹ごしらえに名物塩ラーメンを食べる。

その後美歩の提案でそこから1時間ほどかけて大沼公園へ。

そこでは紅葉と湖からなる大自然の絶景を楽しむことができた。


....ところがあまりの美しさにすっかり遅くなってしまう。

18時には函館にいないといけないのだが、17時前になってようやく駅に向かった。

函館まで約1時間なのでギリギリである。


しかしちょうどその時間の電車を逃してしまい、次の電車では18時に間に合わなくなった。

泣く泣くタクシーを呼ぼうとするも、そちらもすぐには来れないという状況。

諦めて次の電車を待っている私たちなのであった....


....駅前の観光施設が開いていたのでそちらで電車を待つことに。

時刻は17時過ぎ、外は既に薄暗くなっているのであった。


「ううっ....みんなごめんっす...自分が大沼公園に行こうなんて言い出したばっかりに....」


美歩は自分のせいだと言い泣き出す。


「そんな...ほら、美歩のせいじゃないってば.....!

私だって帰りのこと考えずにここまでついて来ちゃったし....」


「そうですよ、美歩.....!」


楓や藍は懸命に美歩を慰める。

さらに...


「それに...ほら...こんなに美しい景色を堪能できたのは美歩のおかげ....だよ....」


藍はスマホの写真を見せ、なんとか美歩を落ち込ませないようにする。

そこから藍の優しさを感じることができた。


----------------


そんなこんなで時刻はやがて18時に。

次の電車だと30分くらいで函館に着けるんだって。


...無事にその電車に乗ることができ、ちょうど30分ほどで函館に到着。

急いで集合場所に向かうがさすがに他のみんなの姿はない。

しかしそこに福岡先生だけがちゃんと待っていてくれているのであった。


「ふう....ようやく集合ですね、皆さん.....

さて、連絡もなく30分も遅れた理由、ちゃーんと聞かせてもらいましょうか....?」


「あ.....」


そういえば帰ることに夢中で

誰も遅れること連絡していなかったんだっけ....


耳からスマホを離し、こちらへ近づいてくる福岡先生。

ピリピリとした笑顔は暗闇でもよくわかるくらい恐ろしかった......


「ご、ご、ご.....」


「「「「ごめんなさーーい!!」」」」


このあと20分ほど説教されましたとさ。。。


----------------


気を取り直して私たちはみんなのいる夕食会場に向かう。

そこはなんと、ホテルではなく函館山の上にある展望レストランなのであった。


「うひょー!!夜景すごくないっすか?!」


さっきの説教をものともせず展望デッキからの夜景に釘付けの美歩。

さすが、、怒られ慣れてるだけあるわね.....


また、レストランには翔たちもいたがちょうど食べ終わるところであった。


「ほらほら、新井さん。

あなた、ただでさえ遅れてるんだからさっさと夕食を済ましてホテルに戻りますよ。」


「うー...す、すみませんっす......」


反省してるんだかしてないんだか。


...それはともかく、レストランでの夕食は美味しかった。

夜景も美しかったし、最終的にはなんとかなったのでまあよかったなと....

そう思う私なのであった....。


----------------------------------------------------------------------------------------------------


翌朝。


ホテルで一晩過ごした私はすっかり元気になっていた。

っていうか何あのフカフカなベッドは!!

私の家はもちろん、あっちの世界の高級宿より気持ちよく眠れたんですけど!?


そんな、朝から元気な私と寝起きで静かなみんなは

朝食のあと貸切でバスに乗り込む。


「ううう...寒寒寒....」


私のあとにバスへ乗り込む美歩や翔。

特に美歩はまだ寝起きのようだった。


ところで....


「...ねえ、そうだ先生!次はどこに行くんですかー?!」


私は席を立ち上がって先生たちに質問する。


「まったく、風野さんは朝から元気ですねぇ...

皆さんが揃ったらガイドの方が案内してくれますよ。」


ガイド?へえー。行き先を案内してくれるガイドの人がいるんだ。

そしてみんながバスに乗り終わる頃にそのガイドの人が乗車してくる。


「...皆さんおはようございます。...普段はまだおやすみ中の方も

いらっしゃいますかね?」


...そういえば今は朝の7時。普段私はこのくらいの時間に起きるんだっけ。

昨日は気持ちよく眠れすぎて時間を忘れていた。


「それでは!ここから皆さんと一緒に

札幌までの旅が始まります。どうぞごゆっくりお楽しみください!」


さ、サッポロ....?それが次の目的地?

ほっかいどーがどれくらいの大きさかをまだ理解していない私にとっては

ここからサッポロまでの道のりが分からないでいた。


「...あ、もちろん途中で休憩もありますのでご安心を。

えー、お昼頃には長万部町に到着予定ですので、何卒よろしくお願いします。」


お、おしゃ.....なんとか町?

まさか、サッポロに着くまでに、いくつか町を超えるの....?


この時点で私が昔いたホープヒルズ王国よりも大きい感じがする。

ほっかいどーって....まさか、国の名前?

ほっかいどー王国じゃん!!


----------------------------


3時間後....


「皆さん。間もなく札幌までの経由地点、長万部町に到着です。

ここで1時間ほどの休憩を取ります。」


どうやら長万部町に着いたらしい。

バスが止まれる大きな施設にやってきた。


「かにめし、かにめし!!」


バスを降りた美歩はなんだかご機嫌だ。

かにめしというのはさっきバスガイドの人がみんなに教えてくれた

この町の名物料理のことよ。


確かにちょうどお腹が空いてきた頃にそんな話をされたら

テンション上がらないほうが無理がある。

かく言う私もかにめしの話を聞いてすっかりその口になったのであった。


------


施設に入り、みんなと一緒にかにめしを食べる。

もちろん隣には藍や楓も座っていた。


「んー...!これがかにめしー!!美味ーい!!」


お腹が空いていて、早速かにめしを口にする。

身がたっぷりのかには、これまた今までどの世界でも食べたことのないくらい

しっかりとした旨味があって美味しかった。


「かにめしも美味いっすけどラーメンも美味いっすねー!!」


...と、ふと美歩のほうを見ると既にかにめしを食べ終わり

追加でラーメンを頼んでいる姿が。

いや、昨日もラーメン食べたでしょうがーい!!


...こうして長万部町で束の間の休憩を楽しんだ私たち。

1時間後、本来の目的地であるサッポロまで

再び長い長いバスの旅がはじまるのであった....


続く....


はじめまして、おとめtheルルです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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