報告書 新たに判明した事項について
・イルミネーター
疑似願力生成兼、疑似ライト及び疑似ヘビィ変換放出装置。
エア・プリズムを電力と反応させ疑似願力を生成し、それを疑似ライトか疑似ヘビィに変換、放出する。
疑似願力のプラズマでフレア・プリズムの性質を変化させたものが疑似ライトであり、アクア・プリズムを変化させたものが疑似ヘビィと呼ばれる。
前者は疑似願力ビームとも呼ばれるが、これはライト兵器の願力ビームが先に存在したためであり、ややこしいが要は荷電粒子砲、ビーム兵器である。
後者は疑似重結晶とも呼ばれる。両者とも、性質はライト兵器とそう変わらない為、粒子加速器の大きさや放出機構もライト兵器の流用でも構わない。
しかし、疑似願力は願導合金による増幅効果が発生しない上、電力の消費も多く、武器としての使用に制限があった。
古代人であるエヴァリー・アダムスのもたらした情報により、グランド・プリズムと名付けられた超伝導体の製造方法が確立。電力問題が解決すると、ガンドールが使用できるだけの小型化が一気に進んだ。
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・スペースニウム
航灰石とも呼ばれる、願導合金を作る上で欠かせない物質。宇宙由来のものだというが、コロニーの大地にも多く堆積している。また、モンスターの外骨格は願導合金に酷似している。
構造に解析不能の隙間があり、また、構成している成分の予想よりも質量がある。ダークマターの一種では無いかとの見方もある。
願力や電力、疑似願力等の外部刺激によって質量に変化が現れるようで、これを利用したものがスペースニウムエンジンであり、その副次効果の重量軽減や質量制御機能だという。
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・世界粒子
特定の誰かの願力に捉われず、世界を漂っている願導合金の粒子のこと。集合無意識、混沌の海。
戦闘等により、微細に砕け散った願導人形の願導合金や、モンスターの外骨格の成れの果て。
願導合金には、願力を込めた者の願いや記憶が焼き付く。
願いが定着した願導合金は粒子となって世界を漂う内に、様々な願いを抱えた粒子や、生物から漏れ出た無意識の願力と混ざり合い、願いの上書きが困難となった混沌の粒子に変化する。
これが、世界粒子と呼ばれるものである。白や黒、モンスターの灰色の願力を宿した結果、粒子の濃い地域はそれらを混ぜ合わせた灰色の霧に覆われたかのように見える。
世界粒子は、プリズム・フラワーやモンスターたちの活動エネルギーとなるが、戦闘の激化やモンスターを取り巻く環境の変化により自然分解が追いつかず、その多くが世界を漂う事となった。
元がレーダー波を跳ね返す物質だから、チャフのように電波干渉の原因になっているという説もある。
それを裏付けるように、逆説的に「電波干渉の強い地帯は世界粒子が濃い、若しくは流れが速い」という言い方もできる。
世界粒子の名は主に軍で使用されるもので、アルカドの一般民衆の間では「デブリ」や「混沌の海」等と呼ばれている。ゼーバでは「灰」とも。
特に「デブリ」は、原型を留めたまま打ち捨てられたガンドールの残骸や、モンスターの死骸を含めてそう呼ばれるが、逆にこれらは世界粒子とは呼ばれない。
願いが焼き付いた願導合金から、声が聞こえるという噂もある。世に蔓延る霊の正体では無いか、とも言われている。
モンスターは光や音の他に、この粒子の流れを利用して周囲の状況を観察している。
また、粒子の流れを使って風車を回す粒力発電と呼ばれる発電方法も存在するが、風力発電と同様に安定した電力を確保するに至らず、主に非常時に使用される。
世界粒子を含めた願いの定着した願導合金の粒子は、物質を透過する性質をもつとされる。プリズム・フラワーやモンスターの捕食器官はそれを捉える事が出来、これらを参考にしたバイオミメティクスが粒力発電の風車や粒子貯蔵タンクである。
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・謎の世界
アンティークによって拓かれたゲートの先の世界。
未だ人類が到達したことのない古代の文献にのみ記された宇宙空間に似ている、斑模様の無重力空間。漆黒の宇宙とは違い色がある為、光を反射する物質に満たされていると思われる。
距離感が掴みにくく全容は定かでは無いが、おそらくは巨大であろう漆黒の球体が鎮座し、周囲の物質を吸引している。この球体は、ブラックホールのような巨大な質量の塊と推測される。
この世界を介し、元の世界の入り口とは別の座標へと出口を開くことで、ワープゲートのような使い方も可能かもしれない。




