第4話 赤と黒
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「よお、色無し。」
“赤”は首を鳴らしながら自身の攻撃をよけた魔女を見る。
「こんなラブコール初めてよ。私よりそこに転がっているやつにやった方が良かったんじゃない?」
「占星術師かぁ?」
“赤”はそこら辺に転がっていたジルに目を向けるが一瞬で興味を見失ったようである。
「最近のは面白くねーんだよ。ジャ...ック...なんだったけ?あいつは最近にしちゃ面白かったけどズルだったしな。まぁ。お前みたいな色無しとやった方がまだたの...。」
“赤”の見ていた景色が突然前になる。 適切な表現としてはそのまま魔女が立っていた所に移動した。
即座に“赤”は反応した。「これは位置を変えた」と
故に、魔女のいたところに目を向けるために振り返るが...。
「?」
いたのはお尻を突き出して地面にうつ伏せになっているジル。
「残念。そこまで織り込み済みよ。」
魔女のナイフが“赤”の頬を擦る。たったの一撃。されど、“赤”を本気にさせるには十分すぎる攻撃であった。
「面白いじゃねーか。《《久しぶりに》》魔法を使ってやるよ。」
「はっ...。負け惜しみなら聞くつもりないけど。」
刹那、赤黒い魔力と黒の魔力がぶつかった。
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「何ですか...あれ~。」
私ことジャンヌ・ダルクはなんかよく分からない戦いを眺めています。片方は魔女さんって事は雰囲気的に分かるんですけど...。
いや、違ったら逆に怖いんですがね。
「ふむ...。これは遠隔の援護のみで良さそうですね...。ぶ...。」
横にはジル...?なんとかさんが立っているんですけど、この人微妙に怖いんですよね。魔女さんの事はご主人様って呼ぶし、なんか魔術で男の人に偽造してるし、10歳くらいの男の子見るとはぁはぁしてるしドン引きですよ。
てか、軍議終わった後にこれはやめてくださいよ。私は、さっさと報告して怠..疲れを癒やしたいんですが...。
てか、もういっそここで寝たいんですけど...。でも、死にたくはないんですよね...。
―ねぇ?ジャンヌ?仕事よ。―
―えぇ?―
―後で、私の料理食べるの?―
―いっいいえ。魔女さんのために働きますぅぅぅぅぅ―
―そう、それならいいの―
もう...。いやですぅぅっぅぅ。労働基準監督署(*ありません)に訴えるんですぅぅぅぅぅっっぅ。
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「俺と戦って居る間によそ見か?余裕だな。色無し。」
「えぇ。この程度なら問題ないわ。」
無尽蔵に作り出され襲いかかる血の刃。
しかし、その程度では魔女を突破することは叶わない。
(この程度?それにしては弱すぎるような...。一度も変更のない”赤”よ。神ですら...。)
「よそ見は厳禁といっただろ。」
「!?」
魔女の腹に“赤”の拳がめり込む。
魔女とはまた違った瞬間的な移動。それも魔力をともなわない瞬間的な移動。故に反応が遅れ魔女に隙が生じる。それに“赤”が反応しないわけがない。
「―っ。」
二撃目で魔女は蹴り飛ばされ受け身をとる暇のないまま地面に転がる。
「この点は魔女達の弱点だな。近接戦になった瞬間反応が遅れる...。」
「そうね...。」
魔女は起き上がる。
さすがに魔法で治すことができるとはいえ傷を治すにもタイムラグが生じる。故に多くの魔女は咄嗟に立ち上がるわけではない。
「まだ、起き上がるか...。まあ、及第点だな。」
「何、上から目線で話してんのよ。」
「威勢の良い色無しだな。」
「あぁ、後...。」
魔女は自身の魔法で、自分の体を治す。
「よそ見厳禁なんていってないわよ。歳の取り過ぎよ《《おばあちゃん》》♪。」
おまけ「魔女の料理」
魔女「私の料理ってまずいのかしら。」
ジャンヌ「魚を生食なんてしませんよぉぉぉ。お腹壊しますよぉぉぉ。」
魔女「魚っていっても海の魚だけよ。」
ジャンヌ「そういう問題じゃないですぅぅぅ。」




