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チェンジライフ  作者:
4/5

よそ者

登場人物が一気に増えるので注意を!!

「何度ミスったらわかる」

「使えない」

やめろ・・・

「価値のない人間め」

「近くに来るな」

うるさい・・・

「いっそ、いなくなってしまえばいいのに」

黙れ!!

はっ・・・ここは・・・

亮介は、体を起こし辺りを見回す。

木でできた作り、まるであの女のような作りだった。

「目をさましたんですね。」

リビングか、体格のいい男の人が食事をもってやってきた。

体格に似合わず、声はとても優しい。

「どうぞ。」

「あ、ありがとうございます。」

渡されたのはリンゴ3切れだった。

あ、美味しい。

「あ、あの、僕はどうしてここに・・・」

「ああ、あなた道の真ん中でボロボロになって倒れてたんですよ。」

助けてくれたんだ・・・

「あ、ありがとうございます。」

「いえいえ、僕もヒーローになった気分になれたので楽しかったですけどね。」

男の人は、笑ながら喋る。

「何があったんですか?」

「細身の女の人がたくさんの水を運んでいたので、助けてあげたんですけど・・・」

「ああ、あいつですか。村のなかじゃ有名ですよ。たまに来る旅人さんやお偉いさんのお金などをよく狙ってやるんですよ。あの女といかつい男四人組でね。」

常習犯だったのか・・・

「でもこの前は、お偉いさん狙ってやったんですけど失敗したみたいでね。いつか絶対見返してやるって叫んでましたよ。」

あいつの気持ちがわからなくもない自分が悔しい・・・

「あ、あの、助けてくださりありがとうございます。私は亮介と言います。あなたのお名前は?」

男の人は、表情をくもらせる。

「僕に名前なんてないですよ。僕だけじゃなく村のみんな全員です。」

「え、そうなんですか・・・」

「定期招集、定期招集、人数確認を行う。直ちに集合場所に集合せよ。」

突然、外から大きな機会音が鳴り響いた。

「定期招集?」

「ええ、ここはある王が支配しているんです。一日に一回、人数を確認しに来るんですよ。」

この村に身分はあったのか。

「隠れた方がいいですよ。最近、王の使いは機嫌が悪いみたいでね。何かあれば必ず暴力を振るうんです。よそ者のあなたは殺されてしまうかもしれない。」

え、まじで・・・


亮介は、男の人の家に隠れていた。

声が少し聴こえる。

「お前らしっかり働けよ!!じゃないと俺があの王に叱られちまうんだよ。しっかりしろよな。」

村人を並ばせて、その前で鎧をきた男が怒鳴っている。随分と怒っているな。

「おい、なんだその目は、俺様に歯向かうってのか?おら!」

常習犯の女が思いっきりビンタされる。女はその場に倒れ、男をしたから睨む。

「キモいんだよ、この、雌豚!!」

男は女に何回も蹴りを入れる。

いつもなら、ザマア、と思うのだが、今回は可哀想になってくる。

「あっと、忘れてた。王からお前らに連絡がある。今日の午後に村全員で、集団心中を行う。」

は・・・

村人がざわつき始める。

「さからった者は即死刑。ははっ、ざまーねーな。お前らには『死』しか待ってねーんだよ、クズども。」

鎧の男は高笑いをして帰って行った。

亮介はすぐさま助けてくれた男の人の所へむかう。

「あれ、本当なのか?嘘だよな。村人全員が集団心中だなんて聞いたことねーぞ?!」

男の人はうつむく。

「王の命令は絶対だ・・・」

「は?!どっちみち『死』しか待ってないだなんておかしいよ。理不尽すぎる。」

その時、突然トサカ頭の男が割り込んできた。

「うるせーな、ボケ。ガミガミ喋ってんじゃねーぞ、ゴラ。」

男は猫背でポケットに手を突っ込み、下から睨みつけている。

「おかしいだろ、こんなの‼︎みんなで、止めに行かなきゃ。」

「はっ?お前ごときに言われたくねーよ、クズ。そもそも、全部お前のせーじゃねーか、オラ。」

後ろから、大柄で目の細い男の人がトサカ頭の口を抑える。

俺のせい?

「よーするに、よそ者のは口を出すなってことよ。」

常習犯の女が体をほろいながら言う。

すると、突然、金髪の男が跳ねながら話に割り込む。

「死刑宣告かー僕らの人生も短かったナー。さーて、人生最後、どーやって楽しく過ごそーかな?ッツーことで、解散解散!!喧嘩は楽しくないよ!!」

テーションがおかしな奴がはいってきた。

「はっ?お前なんでもうそんなこと考えてるのか?この理不尽な計画を止めて、もっと楽しい人生生きようぜ。」

金髪の男は跳ねるのをピタリとやめると、亮介を睨む。

「お前に言われたくないんだよ。」

低く、ストレートな声で言い放った。

こいつらおかしい。

なんで『死』をこんな簡単に受け入れられるんだ。

大柄で目の細い男が亮介に言う。

「これは俺たちの問題だ。あんたは口をださないでくれ。」

「はっ?おかしいだろ?集団心中だなんて受け入れられるのかよ?お前ら本当に『死ぬ』って意識あんの?こんな人生でいいの?生きたいんだったら俺と一緒にこんな理不尽な計画止めようぜ。」

亮介は叫んだ。

「俺と一緒に行かないか?」

村人全員がうつむく。

誰も喋らない時間が数十秒続いた。

「うるせーつってんだろ、オラ。」

「口出ししないでくれる」

「俺たちの問題だ」

「引っ込んでろ」

こいつらおかしい。

「なあ、お前も行かないのか?」

助けてくれた男の人にすがる。

男の人はうつむき、歯を食いしばったまま喋らない。

「もういい、俺一人で行く。」

亮介はそう断言すると、鎧の男が行った方向へ走り出した。

「やっと行ったぜ。」

「スッキリスッキリ!!」

「でも、なんなんだろうね。」

亮介を助けた男の人がつぶやく。

「この胸の奥のモヤモヤは。」

村人は全員、走る亮介の背中を見つめていた。

一気にに増えたんで確認しますね。

村人

1.常習犯の女

2.付き添いの男四人

今回は出てません。一応、集会には居ました。

3.亮介を助けた男の人(男の人、とも言う

4.トサカ頭

語尾に余計な一言がついてます。

5.大柄で目の細い男(大柄な男、とも言う)

6.金髪の男

キチガイですが、本音を言う時はストレートに言います。


よろしくお願いします。m(__)m

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