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オールドサーガ・ファンタジー・オンライン  作者: あまのやぎ
第2章~ゲームスタート~
12/95

残った2つの生産職。

個性的な人は……

 俺達はレンファンの店に行った。

 リンの話だと、βテスターの何らかのトップは運営から特典を貰っている。

 生産系「防具」、「武器」、「道具」、「薬」の4つのトップは、本サービス開始時から「店」を持てるという特典だとか。

 そんな訳で、レンファンやガリウスには「店」を持っている訳だ。


「レンファン、来たよ。」

「やあ~、待っていたよ~。」

「私達の服を見せて。」

「はい~。これがリンちゃんの服よ~。」


 名称:森狼の装束

 DEF+12 AGI+6% 耐久値150

 製作者:レンファン


 名称:森狼の腕当て

 DEF+3 AGI+2% 耐久値150

 製作者:レンファン


 名称:森狼の足当て

 DEF+4 AGI+3% 耐久値150

 製作者:レンファン


「流石はレンファンね。」

「リンちゃんの為に頑張ったのよ~。」

「次はソーマの番ね。」

「はい~。これがソーマちゃんの服よ~。」


 名称:森狼の和装束

 DEF+14 STR+3% AGI+2% DEX+1% 耐久値150

 製作者:レンファン


 名称:森狼の手甲

 DEF+4 STR+2% AGI+1% DEX+1% 耐久値150

 製作者:レンファン


 名称:森狼の足甲

 DEF+5 AGI+2% 耐久値150

 製作者:レンファン


「何か凄いな。」

「ソーマ、良かったね。」

「ソーマちゃんの為に頑張ったのよ~。」

「ありがとう、レンファン。また良い素材が手に入ったら来るわ。」

「レンファンさん。フレンドになって貰えますか?」

「そういえば、前回フレンド登録をしていないわね~。勿論、良いわよ~。」

「ありがとうございます。」


 俺はレンファンさんとフレンド登録した。


 《レンファンとフレンド登録しました。》


「それじゃあ、レンファン。またね。」

「レンファンさん。また来ます。」

「ソーマちゃん~。『さん』は要らないわよ~。」

「……分かった、レンファン。」

「リンちゃんもソーマちゃんもまた来てね~。」


 レンファンの店を出た俺達は、まだ行っていない、残り2つの生産系「道具」、「薬」の店に行く事にした。


「リン。残りの2人は大丈夫だよな?」

「……着いてからのお楽しみだよ。」

「だから、その『間』はどういう意味だ?」

「秘密。」


 リンの案内で先ずは「道具」の店からになって、目的地の「道具」の店に到着した。


「また、来たわよ。」

「いらっしゃい、リン。それと其方の方は?」

「私のリアルの友人のソーマよ。」

「初めまして。リンのリアルの友人のソーマです。」

「初めまして。生産職『道具』系のマテルだ。」

「ソーマ。勿論、マテルは生産職『道具』系のトップよ。」

「リンにそう言われると照れるな。」

「マテルはβテスターの時から、発想が凄かったのよ。」

「リン。それ以上は……」

「分かったわ。」


 とりあえず、売っている物を見る。

 商品数は本サービス開始してまだ間もないというのに凄い数で、色々と痒い所に手が届く物も有った。

 購入したのは…… 


 名称:閃光丸

 効果:一定以上の衝撃を与えると、半径5M以内の使用者以外の視覚を3秒間奪う。使用後、半径50M以内のモンスターを引き寄せる。 使い捨て

 製作者:マテル


 名称:拘束縄

 効果:対象の任意の部位の行動を妨ぎ、防刃耐性(小)を持つ。使用回数10回まで。

 製作者:マテル


 名称:爆竹

 効果:一定以上の衝撃を与えると、半径10M以内の使用者以外の聴覚を10秒間奪う。使用後、半径100M以内のモンスターを引き寄せる。使い捨て

 製作者:マテル 


 閃光丸を20個、拘束縄を1個、爆竹を5個、購入した。


「合計で銀貨3枚になる。」

「はい。銀貨3枚。」

「ソーマ。使える道具ばかりでしょう?」

「ああ。これで、死ぬかもしれない場面が少なくとも20回は回避出来るな。それに、デメリットも上手く使えば色々と有利になる。」

「そう言って貰えると、作った甲斐が有るよ。」

「すみません。会って間もないのですが、フレンド登録良いですか?」

「勿論だよ。リンの友人(たいせつなひと)だしね。ああ、それと『さん』付けは要らないよ。」

「ありがとうございます。」


 《マテルとフレンド登録しました。》


「マテル。また来るわ。」

「マテル。また来ます。」

「また、おいで。」


 マテルの店を出た俺は…… 


「リン。マテルは普通の人じゃないか。」

「私は何も言ってないよ。ソーマが勘違いしただけだよ。」

「リン~。」

「あははは。次は『薬』のトップの店だよ。」

「リン。次の『薬』の店の人も普通だよな?」

「着いてからのお楽しみだよ。(マテル。何か含みを持たせた言い方をしていたけど、バレてないよね。)」



 俺達は生産職『薬』のトップの店に向かって、到着した。


「フラス、来たよ。」

「いらっしゃい、リン。それと後ろに居る彼は?」

「私のリアルの友人のソーマだよ。」

「初めまして。リンのリアルの友人のソーマです。」

「初めまして。生産職『薬』系のフラスだ。」

「ソーマ。フラスはね、βテスターの時から、回復率が2割増の魔法水を作っていたんだよ。そして、本サービスからは回復率が3割増になったんだよ。」

「何。運営と言えども、こういった事は専門に依頼しただろうからね。そこから考えたら当然の結果だよ。」

「ソーマ。フラスは薬剤系の大学院生なんだよ。」

「うわ! ある意味、マッチポンプだ!」

「否定はしないよ。しかし、未知の薬を扱っている様で、好奇心が止まらない。色々作ってあるから、気に入ったヤツが有ったら買って欲しい。」


 色々見て、購入したのが……


 名称:治癒の魔法水(小)

 効果:HPを130回復する。

 製作者:フラス


 名称:解毒水

 効果:軽度の毒性を消す。

 製作者:フラス


 名称:麻痺消し水

 効果:麻痺の効果を消す。

 製作者:フラス


 名称:毒水

 効果:服用、もしくは皮膚吸収で軽度の毒を与える。

 製作者:フラス


 名称:麻痺水

 効果:服用、もしくは皮膚吸収で麻痺を与える。

 製作者:フラス


 名称:疲労回復丸

 効果:服用後2時間、疲労を感じない。

 製作者:フラス


 治癒の魔法水を5個、解毒水を5個、麻痺消し水を2個、毒水を3個、麻痺水を3個、疲労回復丸を10個買って、銀貨20枚。


「毎度あり。」

「フラスさん。会って間もないのですが、俺とフレンド登録良いですか?」

「勿論だとも。リンの友人だしな。後、『さん』付けは必要ないからな。」

「ありがとうございます。」


 《フラスとフレンド登録しました。》


 俺達は、フラスに挨拶を済ませ、店を出た。


「リン。この後、どうする?」

「そうね……」


暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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