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女神をやめたら何をする?  作者: UReI
1章:元女神は人間として暮らし始める
26/26

26.倒した後のあれこれ②

リンがいた場所には、女の子が立っていた。髪の色はリンの元の体の色に似ているけど……


私がびっくりして固まっているとネルちゃんが


「リン!人になれるようになったんだね。おめでとう」


「ありがと」


そう言って嬉しそうにリンに抱き着いた。てか今気づいたけどリン服を着てないじゃん。しかも、ネルちゃんと同い年ぐらいの見た目だからこのまま観衆の目にさらすわけにはいかない。服がないから買いに行かないと。ついでにグラマラスの服も…



このまま、私はこの場をシーアちゃんに任せて二人の服を買いに行った。店に行って服を選ぶのはなかなか楽しかった。神界でも信託ちゃんやずぼらな農業神の服を選んであげてたからな~とっても懐かしい。服を選んだあと、全員分の昼食を買って急いで森の奥に戻った


森の奥に戻ると


「ぐすぐす」


「?!なんでグラマラスは泣いてるの?」


森の奥につくとグラマラスが泣いていた。私が驚いて近づくとシーアが私に気づいて


「セシルさん。お疲れ様です」


「シーアちゃんも三人見ててくれてありがとうね。それでこれはどういう状況?」


「いえいえ、大丈夫ですよ。この状況はですね…」


私がリンとグラマラスに服を渡してきてもらっている間に聞いた、シーアちゃんの説明によると。私が街に買い出しに行ってからしばらくしてグラマラスが起きた。そして起きたグラマラスが急にリンとネルちゃんに謝ったらしい。それはそれはきれいな土下座で。どうやら、神から堕ちたときに()いた負の感情が主になって体を動かしていたらしく、良心がかなり蝕まれていたようで、リンがグラマラスを体内に取り込んだ時に憑いていたものが取り除かれてもとに戻ったらしい。それにしてもリンは何者なんだろう?


グラマラスは私が話を聞き終わるのを待っていたようで


「セリシールありがとうね。いろいろと買ってくれて」


「それはいいんだけど…神界にいたときに戻ったね」


「本当にリンちゃんには感謝してるんだ。ありがとね」


「どういたしまして」


私の近くに来ていたリンがグラマラスに感謝の言葉を伝えると、リンは嬉しそうに笑った。人間の姿になってるリンはかなりしっかりと歩けている。少しふらつくことがあるけどしっかりと進んで私のところに来た。それにしてもいつの間に人間になれるようになったんだろう?ネルちゃんとリンはシーアちゃんと一緒に遊んでいる。私とグラマラスの話の邪魔をしないようにシーアちゃんが二人を連れて行った。それを見ながら


「ねえねえ、セリシール」


「何?グラマラス」


「その…グラマラスって呼び方変えてくれない?すっごく恥ずかしいんだけど」


「それならなんて呼ぼうか。美の女神?」


「それは…もうすでに神じゃないし…」


「なら、ラスっていうのは?」


「それいいね。ラス。私の名前はラス」


その日はそのまま森の奥でご飯を食べて街に戻った





















ルーアさんはため息をついて


「はー。それにしても、元神が孤児院に就職するなんて」


「私が冒険者になったのと一緒でしょ。手が足りてなかったみたいだし。それに元神だからね魔法を使えるしある程度は戦えるから変な奴に襲われても大丈夫だしね」


「セシルさんとは違うわよ。まあ、それでも普通の人よりは魔力が多い…彼女の戸籍を用意するのが大変そうね」


ルーアさんはさらに深いため息をついた。そして、カップに入った少し冷めたお茶を飲んだ。すごくめんどくさそうな顔をしていた。私はそれを見ながら


「そのことなんだけどね」


「何?」


「時空神に聞いたら戸籍作っとくってさ」


「え!」


ルーアさんは手に持っていたコップを危うく取り落としそうになった。その顔は驚きで満ちている


「神が出てくるって…」


「時空神がかなりラスのことを気にしてたからね」


「そういうもの?」


「そういうものだよ」


「そうだ。今回のお礼に何がほしい?」


「何もいらないよ。私がしたことじゃないし」


「じゃあ、リンちゃんに聞いてみよう。リンちゃん何がほしい?」


「ウーーーーーン」


リンは悩んで悩んで5分くらいして















「お母さんと住む家」

受験勉強のため投稿が遅くなります


気長に待っていただけるとありがたいです

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