今だけ属性増量中!! ヤンデレさん税込26600円
前回のあらすじでやんす!
作者「ヤバいヤバいヤバいヤバい」
君谷「何が?」
作者「作者が死ぬ」
君谷「おぉ、やった!」
作者「ヤベぇよ…………一週間じゃ間に合わねぇよ…………ただでさえ執筆が遅いのに一日三十分しか時間ねぇとか終わってるよ…………」
君谷「それは…………ドンマイ!」
作者「オマケに眠いよ…………今日徹夜してたから眠いよ…………」
君谷「マカの○気いる?」
作者「それ精力剤だわ」
【前回のあらすじ↓】
君谷「雨が降ってるから避難したよ!」
作者「雑じゃね?」
君谷「あんたが言うな」
「…………びしょびしょ」
コートを摘まみながら嫌悪感を露わにする雅さん。雅さんもこんな顔するのか…………。
「…………どうする?」
「えっ」
どうするって言われてもな…………。今は、近くの喫茶店の軒下にいる。うーん、店の中に入るか? いや、それは迷惑だろうし…………。まぁ、ここは服を買いにいったほうがいいか…………。
「ふ、服…………買う?」
「分かった。近くにある?」
この辺だったらどうなんだろうか…………。この町にはあまり来たことがないから疎い。ないって事はないと思うけど、近くにあるかなぁ。
そんな時こそ我らがググール。音声入力で近くの店を検索だ。
検索結果が出たので、それを雅さんにさっと見せ付ける。
「ふむふむ…………ここから三キロ…………」
あ、そんなに遠いんだ。えーどうしよう。もうこうなったら歩いていってしまおうか。どうせ今から服着替えても風邪になるだろ。
「じゃあ行ってくる」
よし、そんじゃあ行こっかー…………って、行ってくる?
「い、一緒に…………い、いか」
キョドリ過ぎてデートに誘っているみたいになってしまった。
「ん。私なら早くつく。海里くんをまた濡らす訳にはいかない。それに…………」
それに?
その続きが気になるが、雅さんは顔を赤面させると固まって動かなくなってしまった。おーい。フリーズしたのか?
そんな声を掛ける(心の中でに決まってるだろ)が、雅さんはその場から逃げ去るように服屋の方向へと走っていった。あ、また手錠取ってる。これ付けてる意味あるのかな?
雅さんは何が言いたかったのか。それは本人にしか分からないであろう。もしかしたら君谷さんなら分かるかもしれないが。
まぁ、自分から話してくれるまで気長に待つか。気になるっちゃ気になるけどそんな強要させる程でもないし。
次々と落ちてくる大粒の雨を見て、俺は今を忘れてボーっとしているのであった。
ボー。
ボー。
ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボー。ボボボーボ・ボーボボ。
「――――買ってきた」
「はっ!?」
ボーっとし過ぎて「ボ」がゲシュタルト崩壊し始めた俺は雅さんの声で「ボー」地獄から抜け出すことができた。雅さんは手錠をまた付けている。
…………雅さん早くない? そこまで時間掛かってないと思うんだけど。体感時間でいうところの…………三分? あれ、おかしいな。三キロあるって雅さん言ってたような…………。まぁ、ボーっとしてた事もあるとは思うけど。
「ん」
紙袋を渡してきた。それを手に取り、中身を確認する。
…………ちゃんと買ってあった。
うぅん。雅さん、人間辞めていらっしゃる方で? ヤバいんだよ。最早人間技じゃない。
だってさ。雅さん傘刺してないんだぜ? なのに一切紙袋を、そして中身を濡らすことなくここまで持ってきた。
俺はてっきり、ビニール傘を買ってくるもんだと思っていたのだが。事実は小説より奇なりってこういう場面のことを言うのかなぁ。
今に始まったことではない謎の雅さんパワーだが、流石に今回は驚いた。
そんなマジシャン雅を横目に服を取り出す。
「おぉ……………………wow…………」
取り出した服は…………俺用なのだろう…………。雅さんがこれ着るとは思えないからきっとそうなのだ。
最初に見た印象としては、黒い服。といった感じだ。…………うん、我ながら語彙力がどうかしていると思う。
なんもない真っ黒。絵も、ラインもない質素かつシンプルなやっすそうな服。服の安さとか正直どうでも良かった俺は、これだけなら普通に受け入れていただろう。
問題は、裏返したことにより現れた。服の裏側にはこうデカデカと書かれていた。
『竜星群☆海里様L♡ve』
と。
「……………………」
「…………ど、どう?」
確信犯が俺に問い掛けた。
「……………………竜星群って何?」
これだけはマジで意味不明だ。
「竜星群っていうのは、凄く高位な攻撃魔法なの」
なるほど、厨二病属性もついていたのか。おい、いくらなんでも属性つけすぎだろこれ。何でもつけときゃ良いってもんじゃないぞ。
………………何で攻撃魔法なんだよ……………………。
「攻撃魔法にしたのは、その方が海里様に似合ってるから」
「え…………こ、心読めたり…………する?」
「ううん。そんな顔してたから」
よかった、また属性が増えるのかと思った…………。しかし、そんな顔に出てたのか…………。どんな顔してたのかちょっと気になるな。
雅さんが早く着て欲しいという願望を露わにした瞳でこちらを見つめてくる。…………やっぱ着なきゃいけないのかぁ。
覚悟を決めた俺は、体の水をハンカチで拭き、喫茶店の中へと入る。ドアを開けるとカウベルの音と共にクラシック音楽、檜の匂い、そして、木で出来た落ち着いた店内が情報として入ってきた。
客は、意外にも多くおり、お爺ちゃんお婆ちゃん世代が数名、家族連れが一組となっていた。
そそくさと間を縫ってトイレへと入る。あ、手錠どうしよう。
「そ、外でままっててて。みみみ、見ないで、ね…………」
俺にツンデレ属性が追加されそう。すると雅さんはあからさまにシュンッとして、トボトボと見えない場所まで移動する。
動物系のアニメとかだったらウサギが耳を下に下げる感じだ。
…………着替えるかぁ。
~~~~
お着替え中(え? なんで描写しないんだって? 需要がないからだよ☆)
~~~~
メーデーメーデーこちら海里。重大な事実が発覚してしまいました。なんと雅さん、彼女自分のぶんの着替えも用意してあるわけなんだけど。
凄いんだよ。なんてったって全部に『竜星群☆海里様L♡ve』って刺繍されてんの。長袖にもズボンにもスカートにも俺のパンツにも。あとは触れてない。
ねぇ、ヤバくない?俺チョーピンチじゃない? 死ぬよ。こんなペアルックで外歩くなんて死んで皆の記憶から消え去りたいよ?
普通はさ、美少女と二人っきりで遊びに行くとかさ、神展開じゃん。夢のまた夢じゃん。でも、流石にこんなのは想像してないって。
チ○コが萎える。
「……………………はぁ」
どうしてこんな事になったんだろう。最早ヤンデレじゃないでしょ。ただただ迷惑なだけだよこんちくしょう。
…………でも、着るのこれしかないんだよなぁ。もういっそのこと濡れた服のままでいようか。
いや、ダメだ。現実を見ろ、俺。もう手遅れなんだ。これを着るというルートを選んでしまった以上着るしかないんだ。
…………あ、裏返せばいいやん。
さっさと着て俺はトイレのドアを開ける。
「あぁ…………海里様が私の作った服を着ている……………………」
無視無視。
その後雅さんも服を着用。…………俺は他人です。海里ではありません。
さてと、これからどうしようか。といっても外は大雨だから出れないし、この喫茶店で時間を潰すしかないんだけどな。
俺は席に座ろうと動いて――――
「あ…………」
さっきまでいなかった大人数で同年代の、サングラスを掛けてコーヒーを飲んでいる君谷と飯嶌たちを見つけた。
「最近儂ら文字数少なくなってないかの?」
「そうですね。前書きにまで話を書いているので作者が書くのめんどくさくなってるみたいですね。…………あ、もう終わる」
「は? 作者死ねrrrrrrrrrrrrrrrrrrr」
ストック無くなった(´θωθ`)




