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「私の家がぁ私の家がぁ」
崩れていた
そういえば海龍がこわしていたのは私の部屋があるアパートだった
あの時は恐怖でそこまで気づかなかった
とりあえず私は瓦礫の中にある私物を探す
幸い保険証などの大切なものは備え付けの金庫に入れてたので何とかなった
その近辺にはもう使いようがないものしか落ちてなかった
涙がぽろぽろと出てきた
あそこにはSwitch 2と積んであるボードゲームがあったのに
「私のカタンを返せよ私のぽこあポケモン返せよぉ」
そもそも今日どこで寝よう
お金はないからホテルとか無理だし
とりあえず管理人のおばちゃんに電話するか
つながらない
まずい
外で寝るには春さきと言っても冷えるしそもそも年頃の女子が外で寝るのは危ない
私自身顔が整ってる自覚がある
襲われる可能性は高いだろうしなぁ
「うーーーーん」
どうしても外で寝る選択しかないなぁ
おばちゃんから折り返しの電話が来ないかスマホに目を落とす
090-000-0000
東雲 雪
ダメ元でかけるかぁ
「もしもし」
私は今日寝るところがないことを説明した
「そういうことねわかったわ」
「なので寮とか貸してもらえませんか?」
「寮?そんなものないわよ」
「へ?」
「誰がそんないい加減なこと言ったのよ!!」
「隊長さんですけど?」
少し待っててと雪ちゃんはいって遠くの方で怒鳴る人の声が聞こえてきた
「意味わかんない一旦兄貴に代わるわ」
「あのすいませんでしたどうしても隊に入ってもらいたくて2年後できる寮の話をしてしまいました」
半泣きの男の子の情けない声が聞こえてきた
「あの寮はないんですけどうちの客間なら空いているのでとりあえず今日はそこにとまりますか?」
「泊まりますいや泊まらせてください」
「それなら住所はここなので来たらインターホン鳴らしてください」
私は早速瓦礫の中から最低限のものを引っ張りだして住所のとおりに東雲家に向かった




