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まずいな海龍と素手かぁ有効打がねぇな俺にも巫力があればな
と思いながら海龍の鋭い爪の攻撃をよけていく
何とか引き付けて一般の人々に被害がいかないようにしないとな不幸中の幸いというべきかまだ弱い海龍で助かった
にしてもどうしようかこのままじゃ助けをくるまで待つしかないかもしくは雪が来ればどうにかなるんだけどな興奮して高校から出てきたせいで携帯電話をおきっぱにしちゃったしなまあよけてればこの騒ぎだしすぐに助けか雪が来るだろう
そんな風に4から5分くらいたったころだろうか海龍が攻撃よけるだけで攻撃をしてこない俺にかまってても仕方ないと思ったのか周りをきょろきょろし始めた
俺はまずいと思いそこらに落ちている瓦礫を投げても全くの無傷でそこらの建物を壊し始めた
「マズイなさすがにもう人はいないよな?」
ドラゴン向かった方向には南川 朝日がいた
なんでまだ逃げてないんだよ 動けないのか!?
海龍は朝日に向かって爪を振り上げる
俺は全力で走る
「間に合えええぇぇ」
私は足がすくんで動けなかった
「あっ あああ」
こわくて逃げないとと思っても体が動かずずっと見ているだけだった
「大丈夫か」
彼は私を安心させようとしているのか笑顔で優しくそういった
爪で胸のところをずたずたに引き裂かれた12歳の男の子がいた
そしてそのまま倒れてしまった
その瞬間急激に自分が恥ずかしくなったと同時に彼へ尊敬の念に近い感情がわいてきた
「ぐっ・・・」
私は立ち上がって手に持っていたアークを掲げ
「スタンドアップ チェンジ」
唱えた瞬間自分の着ているものが白い隊服になったそして目の前には大きな大剣が出てきた
私はそれを握りまた違うところで暴れようとする海龍へ向かっていった
自然と力がわいてくる
体が羽のように軽い
自分の体ほどの大きさの大剣を片手で振りまわせる
「これが巫力 すごいな」
しかしあまりうれしくもない
今は目の前の脅威の排除ができることほうが嬉しい
海龍が爪を振り上げる
「それはさっき見たんだ通用しない」
私は下から大剣をふりあげ攻撃を相殺した
「あんたを倒す」
「兄貴おい兄貴」
ん?
雪か
俺は気絶してたのか
よく見ると少し先のほうで南川 朝日が大剣を握って海龍と相対していた
なるほどアークを使ったのかそれにしても初めてあれだけ戦えるとは
だけどこのままじゃ負ける
「ひどいけがじゃない兄貴ならあんなのケガしないで救援来るまで時間稼げたじゃない」
「ああちょっとな」
「兄貴動ける?」
「いける」
「すぐに終わらせて病院行くよはいこれムーちゃん」
「ああサンキュ雪」
「すぐに終わらせる」
「ちなみに限界ギリギリだから海龍倒したら多分すぐ気絶する運搬頼むな?」
「はぁー全くしかたないわね 行ってきなさい」
「おう」
だめだ押されてるこのままじゃだめやられる
海龍が3回目の爪を振り上げをした
「おんなじのは食らわないよ」
私は再び大剣を振り上げ爪の攻撃は防いだしかし
連続して噛みつきぃ!?
大剣で防御
ダメ
間に合わない
「あさひ 地面に倒れろ!!」
状況を理解する前に体が倒れていた
ここからの一瞬はとても長く感じられた
東雲君の握っているのは彼の伸長くらいの大太刀だった
その大太刀で東雲君はとても美しく流れるような動きで居合を行った
それからゆっくりゆっくりと私の倒れる最中の体の横を通りスーっと海龍の中に大太刀を滑らせて
最後に残心
「これが東雲流奥義居合夢想切りだ」
東雲君は大太刀をしまうとそのままたおれた




