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左回りの人時計  作者: 白福あずき
第四章
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30/30

あらすじ

 速水冬馬は双子の弟、雪斗の病気療養のため小学五年生になる春にこの田舎町に引っ越して来た。

 そこで冬馬はトキセと名乗る謎の人物と出会う。トキセは自分のことを『人ならざる者』と称し、一つの大きな時計を冬馬に見せる。それは人の寿命を示す『人時計』だった。その人時計はトキセの力の元に、雪斗の残された時間を指し示す。それは一年という信じがたい数字だった。


 嘘か真か。

 それすらもわからない中で、冬馬は”生きる“ということに真剣に向き合っていく。

 そんな中、雪斗の心臓移植手術が無事成功し喜ぶ冬馬だったが、人時計はまた新たな時間を指し示した。

 思い通りにいかない現実の中で冬馬はもがき苦しむ。

 荒波に揉まれ、押しつぶされながら冬馬は”答え“を探し続ける。

 そもそも“生”と“死”に答えがあるかなんてわからないのに。

 雪斗の寿命を知った冬馬は何を思い、何を願うのか。

 そして雪斗の運命は……。

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