第95話 先生
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うしても誤字脱字があります。
その時はスルーしてお読み下さい。
太郎が謎の敵軍と戦っていたとき、ユーナ達は、馬車を森の中に止めて、シーバの治療をする為の準備をしていた。
ユーナ「ゆっくりとおろすのじゃ。」
マリー、リーン、ヒトミ、ニーナの4人で、馬車かシーバをゆっくりと降ろしていた。
地面には、一枚のシートを敷く準備をユーナがやっていた。
そこにシーバがゆっくりと降ろされ女神様が、膝から下が千切れかかった部分を見ていた。
みんなは唾を飲み込むような感じで、ユーナの今から始まる治療を見ていた。
ユーナは女神様らしく、全身を光らせ、周りにいた全員は、あまりの眩しさに目を閉じたり、両手で顔を被ったりしていた。
ユーナは、両手でゆっくりと、膝からを足の先まで撫でるように両手を移動し、終わった時にはシーバの足が元通りにキレイに治っていた。
眩しい光が消えていくと、みんなは徐々に目を開けて、シーバを見て驚いた!
マリー「ユーナ様シーバ様の足がキレイに治ってます。スゴいです!」
リーン「ユーナ様凄い!」
ニーナ「ユーナ様ありがとう。シーバ様良かったですね。」
ヒトミ「ユーナ様ってやっぱり凄い?」
シーバ「ん……ん。あっ、私、足を…」
シーバが目を覚ました。
マリー「シーバ様、足は痛くありませんか?」
リーン「足はユーナ様が…………」
ニーナ「シーバ様、ユーナ様がシーバ様の足を治してくれたんです。それも凄い?力を使って。」
ヒトミ「いや~、あの状態の足をここまで治せるなんて、ユーナ様々?」
ユーナ「シーバ、足の具合はどうじゃ?少し動かしてみてくれ。」
シーバ「はい。」
シーバは足を少しづつ動かしてみる。
シーバ「大丈夫そうです。」
ユーナ「それなら、ゆっくりと立ってみるのじゃ。」
シーバ「ハイ!」
シーバはいつもの様に、ゆっくりと立ち上がった。
ユーナ「違和感や痛みはないか?無ければ、少し歩いたりしてみるのじゃ。」
シーバはゆっくりと歩いてみたり、少し走ってみたりしたが、なんの違和感も痛みもなかった。
シーバ「ユーナ様、大丈夫です。痛みも違和感もありません。怪我をする前の足と、全然変わりません。ユーナ様ありがとうございます。」
みんなは「ほっ、」としていた。
シーバ「マリー様、リーン様、ニーナ様にヒトミも、助けていただいて、ありがとうございます。」
ユーナ「まぁ、これくらいなら、何とかなるがな。」
ユーナが暗い顔になる。
皆もそれに気付き、言葉が出なくなり、下を向いていた。
そこに、事情をしらないシーバが問い詰める。
シーバ「マリー様、先生は?」
マリー「先生は、馬車の中よ。」
シーバ「そっか、もう治療が済んで馬車の中でねてるのね。私を助ける為に酷い怪我をしてるんじゃないかと思ったらた、申し訳なくて。」
リーン「シーバ様、先生は亡くなった。」
シーバ「えっ!?」
ニーナ「先生は、私達を逃がす為に
死んじゃったの。」
ヒトミ「先生がいなかったら、多分全身死んでたよね?」
ユーナ「……………………。」
シーバ「先生が?うそ。」
マリー「本当です。今馬車の中で眠っておられます。」
シーバ「あ~、そんな。」
シーバは場所に向かって走り出した。もう、自分の足の事なんか忘れて、先生のいる馬車に。
シーバはそこで全身に銃撃のあとで血だらになり、下半身をほとんど失った先生がいた。
シーバはそれを見て涙が溢れてきた。
シーバ「先生、私を庇ってくださったばかりに、こんな……ぐむっ、あ、
あ、あ~~~~っ!先生っ!あ~~~っ!うわっ~~~~っ!」
シーバは泣いた。先生との色んな思い出がよみがえり、泣く事止まらなかった。
それを見ていたみんなも、シーバにつられるように、泣きだした。
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