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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
95/538

第95話 先生

お願い。

確認作業はしていますが、なぜかど

うしても誤字脱字があります。

その時はスルーしてお読み下さい。


太郎が謎の敵軍と戦っていたとき、ユーナ達は、馬車を森の中に止めて、シーバの治療をする為の準備をしていた。


ユーナ「ゆっくりとおろすのじゃ。」


マリー、リーン、ヒトミ、ニーナの4人で、馬車かシーバをゆっくりと降ろしていた。


地面には、一枚のシートを敷く準備をユーナがやっていた。


そこにシーバがゆっくりと降ろされ女神様が、膝から下が千切れかかった部分を見ていた。


みんなは唾を飲み込むような感じで、ユーナの今から始まる治療を見ていた。


ユーナは女神様らしく、全身を光らせ、周りにいた全員は、あまりの眩しさに目を閉じたり、両手で顔を被ったりしていた。


ユーナは、両手でゆっくりと、膝からを足の先まで撫でるように両手を移動し、終わった時にはシーバの足が元通りにキレイに治っていた。


眩しい光が消えていくと、みんなは徐々に目を開けて、シーバを見て驚いた!


マリー「ユーナ様シーバ様の足がキレイに治ってます。スゴいです!」


リーン「ユーナ様凄い!」


ニーナ「ユーナ様ありがとう。シーバ様良かったですね。」


ヒトミ「ユーナ様ってやっぱり凄い?」


シーバ「ん……ん。あっ、私、足を…」

シーバが目を覚ました。

マリー「シーバ様、足は痛くありませんか?」


リーン「足はユーナ様が…………」


ニーナ「シーバ様、ユーナ様がシーバ様の足を治してくれたんです。それも凄い?力を使って。」


ヒトミ「いや~、あの状態の足をここまで治せるなんて、ユーナ様々?」


ユーナ「シーバ、足の具合はどうじゃ?少し動かしてみてくれ。」


シーバ「はい。」

シーバは足を少しづつ動かしてみる。

シーバ「大丈夫そうです。」


ユーナ「それなら、ゆっくりと立ってみるのじゃ。」


シーバ「ハイ!」

シーバはいつもの様に、ゆっくりと立ち上がった。

ユーナ「違和感や痛みはないか?無ければ、少し歩いたりしてみるのじゃ。」

シーバはゆっくりと歩いてみたり、少し走ってみたりしたが、なんの違和感も痛みもなかった。


シーバ「ユーナ様、大丈夫です。痛みも違和感もありません。怪我をする前の足と、全然変わりません。ユーナ様ありがとうございます。」


みんなは「ほっ、」としていた。


シーバ「マリー様、リーン様、ニーナ様にヒトミも、助けていただいて、ありがとうございます。」


ユーナ「まぁ、これくらいなら、何とかなるがな。」

ユーナが暗い顔になる。


皆もそれに気付き、言葉が出なくなり、下を向いていた。

そこに、事情をしらないシーバが問い詰める。


シーバ「マリー様、先生は?」

マリー「先生は、馬車の中よ。」


シーバ「そっか、もう治療が済んで馬車の中でねてるのね。私を助ける為に酷い怪我をしてるんじゃないかと思ったらた、申し訳なくて。」



リーン「シーバ様、先生は亡くなった。」


シーバ「えっ!?」


ニーナ「先生は、私達を逃がす為に

死んじゃったの。」


ヒトミ「先生がいなかったら、多分全身死んでたよね?」


ユーナ「……………………。」


シーバ「先生が?うそ。」


マリー「本当です。今馬車の中で眠っておられます。」


シーバ「あ~、そんな。」

シーバは場所に向かって走り出した。もう、自分の足の事なんか忘れて、先生のいる馬車に。


シーバはそこで全身に銃撃のあとで血だらになり、下半身をほとんど失った先生がいた。


シーバはそれを見て涙が溢れてきた。


シーバ「先生、私を庇ってくださったばかりに、こんな……ぐむっ、あ、

あ、あ~~~~っ!先生っ!あ~~~っ!うわっ~~~~っ!」


シーバは泣いた。先生との色んな思い出がよみがえり、泣く事止まらなかった。


それを見ていたみんなも、シーバにつられるように、泣きだした。




いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。


最近、読んで頂いている方々の評価が凄く気になりだしました。

なんでもいいです。感謝やご意見などありましたら是非お願いします。

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https://yomou.syosetu.com/
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