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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
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第90話 その頃…………。その2

お願い。

一応、確認はしていますが、誤字脱字などありましたらスルーしてお読み下さい。後日、修正や訂正をします。



さて、どうしたものかと先生が思案している所、突然目も開けられない激しい光が輝きだした。馬車の近くで、卵状の形をした眩しい光だ。


一瞬、敵があらわれたと思い、倒れていたマリーやシーバも立ち上がり、それぞれ短剣やレイピア、ショートソードを構えた。


先生「みんな、下がって!」

先生がみんなを、安全な所まで下がらせた。


シーバ「先生、あれはなんでしょう?」


先生「まったくわからないわ。今、椿君も女神様もいないから、出来れば戦闘にはなって欲しくはないわ。」


マリー「光が段々消えていく……」


ニーナ「あれ?人が倒れている形に見えてきたよ。」


リーン「うん、そうだね。」


目も開けていられなかった光が、段々と消えていった。


先生「あ、」


眩しい光の玉が完全に消えた後には、2人の人間が倒れていた。


ヒトミ「おろ~?女の子ぼっいよ?」


先生「………………、あっ!もしかしてっ!」

先生は何かを思いだしたように、倒れている2人の女の子の元に走っていく。

それを見た皆も、先生の後についていった。

馬車の近くで倒れていた2人の近くにたどり着き、先生は息を切らしながら、2人のフードを外した。

先生「やっぱり。いえ、違うかも…………。」

皆も側にきて、2人の様子を見ていた。

マリー「2人とも大丈夫そうです。」

リーン「なんか違う。」

シーバ「リーン様、何が違うんですか?」

ニーナ「どこかの国の貴族かな?」


何となく服装や、雰囲気からみんなの意見だ。

先生「とりあえず、椿君が帰ってくるまでは2人をちゃんと横にして寝かして置きましょう。リーンとニーナは馬車から枕と掛け布団をお願い。ヒトミはバケツに水を。マリーとシーバは2人をコートや上着を脱がして。」

先生が的確な指示を出すと、レーダーで太郎とユーナの居場所を探し出す。

「えーと、あっ、いた。今こっちに帰ってきてる。」

先生は少し安堵した。ところが、先生のレーダーがいきなり警報音がなり、太郎達が帰ってくる反対側から、かなりの数の敵が迫って来ているのが表示された。

先生「何もこんな時に。でも、椿君達の方が早く帰ってこれるはず。」


先生「みんな、敵が迫ってきてるから今寝ている2人を大至急馬車の中に。ヒトミとシーバはすぐに馬を馬車のに。マリーとリーンはすぐにここから離れる準備を。」


ドタバタだった。謎の美少女が2人突然あらわれたと思ったら、今度は敵が襲ってくる。

でも、先生のレーダーでは、太郎はかなり近くまで帰ってきている事を表示していたので、少しは安心はしていた。


「でも、ドリーン帝国でなければいいけど。」


はたして、太郎もユーナも間に合うのか?


しかし、久しぶり聞いた国の名前、ドリーン帝国。

今は、もうドリーン帝国の領内なのをみんなは忘れていた。


先生は、改めてレーダーを確認する。

先生「おかしいわ。1つの赤い敵のマークが、他の迫ってくる敵のマークより3倍速い速度で近づいてくるわ。」


先生「椿君の白いマークも同じ速さで近くまできているから、大丈夫だと思うけど。」


先生「椿君…………。」


いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。


この作品についての感想やご意見などありましたら是非お待ちしています。

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