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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
88/538

第88話 結局2人は…………

お願い。

いつも気をつけていますが、誤字脱字ごあると思います。その時は、スルーしてお読み下さい。後日、修正や訂正をします。

大きな鳥に襲われていた2人を助けて、事情を聞こうとした時に、突然レーダーに女神様の表示が表れ、空から女神様が舞い降りてきた。


(ちょっと待て。何で女神姿にデフォルメしてる?)


太郎が思う通り、いかにも女神様らしく空から舞い降りた。2回言いました。


ユーナ「太郎」

なんだこの喋り方、俺が初めて会った時と同じ感じだ。


ユーナはゆっくり空から降りてき、体中が光輝いていた。

「太郎、あまりにも遅いから迎えに来たのじゃ。」


太郎はふとさっき助けた2人を見ると両手を握り、片膝をついて頭を下げていた。


「えっーーーーーーっ?何で?」


「太郎、この2人はどうしたのじゃ?」


「いや、ほらそこの大きな鳥がいるだろう?」


「どれ。あ~っ、この鳥はロック鳥だな。しかし、ここまで大きくなる事は無いから、亜種じゃな。」


「亜種?」


「そうじゃ。突然変異で生まれた個体だな。それがどうしたのじゃ?」


「いや、今そこにいる2人がコイツに襲われていたから、助けたんだけど、俺が助ける前に、護衛の男達が殺されていたから、街道にそのまま放置は、なんかかわいそうだから、あっちの方に埋葬していたんだ。」


ユーナがさらに輝きを増す。

「うっ、ユーナちょっと眩しい。」

「太郎って、本当に優しいんだね。」


「ユーナ、やめろっ!眩しい過ぎる!」


「ごめんなさい。感動し過ぎて、制御ができなかったのじゃ。」


「もう、話が出来ないじゃないか。うん?」

太郎は先ほどの2人が、視界に入った。

「えっ?なにしてるのーーー?」


さっきの2人は、ユーナが放つ女神パワーに耐えきれず、土下座をしていた。

「ユーナっ!お前のせいであの2人、

土下座したまま気を失っているぞ!」


「太郎は何ともないから平気だと思ったのじゃが、すっかり忘れていたのじゃ。」


「どうするんだよ!」


「うむ、しょうがないから、私らが野宿しておる場所で休ませるのじゃ。あの神姫に当てられたら、軽い怪我や病気ならすぐ治るが、当分目が覚めぬと思うのじゃ。」


この女神は余計な事をしてくれる。

誰がそこまで運ぶんだよ!


「それなら、私が運ぶとしよう。」


「だから、人の心を読むなっ!」

まったく、このダメ紙は!


「太郎


!私は、神であって紙じゃないのじゃ!」


ダメダメだ。


「じゃ、ユーナ。あとよろしく。」


「えっ?ち、ちょっと待つのじゃ。置いてけぼりと酷いのじゃ。」


「いや、だってユーナが運んでくれるんだろう?それに、その2人女の子だから、俺が運んだ後に色々文句言われるのもイヤだし。」

どうせ、あそこに触ったとか、胸が当たってるとか、色々言われるのイヤだし。


「太郎がそこまで思ってるのなら仕方ないのじゃ。」


「女神様~いい加減、俺の心を読むのやめませんか?じゃないともう女神様と話をするのを止めますね。」


「わ、わかったから。そう怒らないで欲しいのじゃ。」


「じゃ、ユーナ運んで。俺は護衛をするから。」


「わかったのじゃ。」

ユーナは気を失っていた2人の背中をそれぞれに軽く触れた瞬間に、消えてしまった。

「ユーナ、2人はどうした?」


「太郎、心配は必要無いのじゃ。今頃、みんなが野宿をしている場所にいるはずじゃ。」


太郎は項垂れた。

「ユーナ、そんな事をしたら、事情をしれないみんなは、ビックリして慌てるじゅいか?」


「あっ、そうかも。」


「早く行くぞ。多分みんなが困ってるからな。」

太郎はすかさず天駆を使い走り出した。


「太郎ーーーっ!待つのじゃ。」

あわててユーナが追いかけてくる。


結局、あの2人の事は全然わからなかった。


「お腹空いたなぁ~」

太郎はレーダーを確認しながら、駆け抜けていく。

以前より、どんどん力がついてきた。いや、溢れてきていた。












いつも読んで下さり、本当にありがとうございます。


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