第535話 太郎のまさかの発言
「太郎様!早くこの世界を救って下さい。こんな世界ですが、私の···私達の第2の故郷なのです。そして太郎様は私と、私達と結婚する事が決まってるのですから、違う世界でしかも聖女様と結婚してパンダ様の商家に婿入りする事は、私達が許しません。さらに、早くこの世界を太郎様の魔法で救って下さい。今も民が苦しみ、悪魔の企みによって罪も無い人達が争い、命を落としてます。だからお願いします。太郎様みんなを、この世界の人達を助けて下さい。そして、この世界から厄災が無くなり平和になった暁には、私と結婚をして二人で日本にかえりまし·····私達、3人と太郎様で日本に帰り、香織も含めてみんなでイチャらぶな生活をしましょう。あぁ〜日本に帰る事が、太郎様と日本に帰る事ができるのね。あぁ、目から汗が止まらないわ。」
王女マリーダの演説を訊いて、本当に日本に帰る事ができるとわかり、3人は涙を流し続けた。
それを見ていた太郎と聖女ペリーヌは·······
「じゃあ、ちょっと行ってくるから。ペリーヌとの生活が安定したら、また来るから。」
王女マリーダ、魔王セーラ、伯爵家長女マリー、幼馴染みで、同じ戻れる日本人の転生者。
その3人は、何十年振りに日本帰る事ができて、さらに太郎との生活の心配もいらない大企業の跡取りで、イチャラブ生活が待っていると本気で(ホンキと書いてマジと読みます。)思っていたのだから、太郎の先程の一言に、3人共何かがキレた。
「「「たろうっ!!ちょっとまてゃ〜!!」」」
キレたなんて物じゃなかった。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
いやぁ。誤字多すぎて修整する気になれない今日この頃。




