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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
新たなる旅立ち
534/538

第534話 約束を忘れた?




「さぁ、ペリーヌ。俺達の新しい生活を始めよう!」


太郎は意気揚々とペリーヌの手を取り、ペリーヌがいた世界へ膨大な魔力で次元をこじ開けようとしていた。すると、


「ちょっと、太郎様!お待ち下さい。」


マリーダが太郎を引き止めようと声をかけた。しかし、太郎は次元をこじ開ける事を止めない。


「太郎、お主私らの約束を忘れたのか。」


魔王がマリーダに続いて太郎を引き止める。しかし、太郎の頭の中はお花畑になっていた。


(初恋のペリーヌとの結婚生活バンザイ!)


だめだこりゃ。


すると、続いてマリーがとんでもない事を言い出した。


「太郎!約束を破ったら奴隷になるわよ?そして私達と結婚してもらうから。奴隷の分際で王女や魔王、そして私は貴族の娘なんだから、ありがたく思いなさい!」


マリーの発言に太郎の動きが止まった。


「うそ、私が太郎様のお嫁さんに?そうしたら毎晩あんな事やこんな事が····」


マリーダの妄想が暴走する。


「すると私も太郎と色んな体勢で、あんな事やこんな事が····」


魔王の妄想も止まらない。


「いや、ちょっと待て!約束って一体何の事だ?」


お花畑の太郎はこの世界の危機の事などすっかり、それはもうそんな話あったっけ?ぐらいに忘れていた。


「太郎!あなた早くこの世界の危機を救いなさいよ!ちゃんとやるって言ったでしょう?」


「······えっ?この世界の危機って?」


脳が膿んでいる太郎には、話が通じなかった。



「毎晩太郎様に愛されて····」


この王女も膿んでいた。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


今回の話は昨日一度書き上げたのですか、なぜか消えてしまいテンションダダ下がりでした。

まだ、指が震えて(ヤク中でもおじいちゃんでもないよ?)なかなか長文が書けなかったり、誤字脱字が多くてすみません。


それから、短文ですみません。


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https://yomou.syosetu.com/
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