やっちまったよ。
太郎が正気に気づいたときは、もう夕暮れだった。
「はっ!」
ベッドの周りを見渡すと、マリーダ、セーラ、マリーの3人が小太郎の側で寝ていた。
「……………………え、なにこれ?」
正気に戻った太郎は今の現状を把握出来ないでいた。
「……………………。そうだ、昨日…だよな。確か頭が物凄く痛くなってから……………、はっ!そえだ!何故かベッドで目覚めて、知らない壁を見ていたら、配合から抱きつくように、誰かがいて、その後は……………え!まさか…………。」
太郎はベッドの下に沢山落ちている丸まった髪をみて驚愕する。
「やっちまった?」
すると、マリーダが起きようとしていた。
「あ、太郎様。おはようございます。」
ブチッ
何かが切れる音がした。
「お、おまえら~!一体ナニしてくれてんだ!!」
当然のように?間太郎がキレた。
………太郎がなぜキレたのかがよくわからない。
「た、太郎様。」
「もう、うるさいわねぇ~。もうちょっと寝かせてよ!」
マリーに起こられた?
その時、マリーは小太郎を握りしめていた。
「いたっ!そんなに強く握るな!」
「じゃあ、あと12時間は寝かせてよっ!」
マリーの左手の地からが段々て強くなる。
「あ、や、やめろ!いたたっ!わ、わかったから!いたたたたた!」
「最初から素直に返事してればいいのよ!」
そんな騒ぎで目が覚めセーラ。
「あ、おはよう。太郎。」
「お前ら!おはようじゃねぇよ!こんばんはだ!」
あ、太郎はその事でキレたのですか。
「ってのか、この状況はいっぱいなんなんだよ!しかも全員はだかで……………み、みんは胸大きな。」
太郎、最後のセリフですべてが台無しです。
「太郎様、昨夜から今日のお昼まで凄かったですわ。」
何が凄かったのか。それを聞きたい衝動にかられるが、一生懸命理性で押さえた。
「そうだね。マリーダの言う通りだよね。私達3人相手に………太郎が猿かと思ったね。」
額から汗が洪水のように流れてきていた。
「なぁ、ちょっと聞いていいか。」
「はい、なんですか太郎様。」
「何で俺たちこんな事になっているんだ?」
(しかも、一番大事な気持ちいいいいいいいい事を覚えていないんだよ。)
心の中で本音を漏ら太郎。
「では、また今からいたしましょう、太郎様」
「私もいいよ。本当に気持ちいいよね。あれ、頭の中か真っ白になるよね。」
「えぇ、私はもう何回も天国に行きましたわ。」
太郎思った。どうかそのまま3人とも、本当の天国に行けと。
しかし、いまだ3人の行動が読めない太郎だつた。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。




