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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第2章 異世界への旅立ち
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第46話 次から次へと

誤字脱字はスルーしてお読み下さい。

一応確認はしてますが、もしあってもスルーで。(笑)

後日にセリフの追加や変更があるかもしれません。

あれからさらに3日間休養を取った。

みんなが交代で、僕を看病してくれて、(下は自分で)不思議な程体調は回復していった。


みんなで話あって、ヒトミも一緒に旅に同行する事になった。

やっぱり1人でこんな場所には置いていけないよね。

そしてさらに2日たち、いよいよ次の街に向かって出発だ。


その前に、僕が攻撃した軍隊を見に行ったが、やはり痕跡がなかった。ただ僕が攻撃した跡があっただけだった。


そして、僕が撃退した跡を先生達が次の日に見に行ってるらしく、やはり軍隊の痕跡はなかったそうだ。


ヒトミ「しかし、これ本当に椿さんがやった事?」


そこには、半径500M程のクレーターがあっただけだった。


「椿君、今度は力加減を考えてね。もし椿君が倒れた後も敵が攻めてきたら…………。」


「先生、分かってます。今回はあまりにも敵の数が多過ぎて、少しテンパってしまいました。次は大丈夫です。」

(しかし、あれ以上の軍隊が、あれ以上強力な武器が出てきたら、みんなを守れるだろうか。しかも、敵の目的が全然わからない。これはある意味怖い。戦争とかじゃない。無差別大量殺人だ。)


「じゃあ、みんな行きましょう。リーン、また一緒にお願い。」


「はいっ!太郎様」


(うん?いつもよりリーンがたのしそうだけど。先生だけはなぜかジト目なんだ?)


リーンと一緒に御者台に乗って馬車を走らせる。

ヒトミが最後までタンドリアの街を見ていた。

ヒトミに聞いた話では、ヒトミは孤児だったそうた。義理の父になる人が街の外の森で薬草を探している時に偶然大きな木の穴にいて大きな声で泣いていたそうだ。

それから、その人がヒトミを引き取りそのまま一緒に暮らす事になったそうだ。森で見つきくた時は大声で泣いていたのに目だけはつぶらず開けて泣いていたそうだ。それが名前の由来らしい。実の親以上に愛され、食べ物にも困る事なく育ったそうだ。ヒトミが15才になった時にその時の事を聞かされたそうだが、全然何とも思わなかったそうだ。逆に今までありがとう。と言ったそうだ。

所がこの間の事、いつも通りお父さんは森に薬草を取りに出かけていた。ヒトミは洗濯するため井戸から水を取って帰ってきた所でいきなりお父さんに地下室にに行くように。誰が助けに来るまでは絶対出てはダメだ。と言われ地下3階まで行きそこで息を潜めじっとしていたそうだ。

この地下室はヒトミを引き取った後にお父さんが作ったもので、いざとなればヒトミ1人が入れる深さまで掘ったそうだ。しかしなんの為に?って聞いたら、盗賊や山賊や魔物対策だそうでだ。なるほど。ヒトミの事が凄く大切だったんだな。と思った。


「ヒトミ、道はこのままで大丈夫?」


ヒトミ「あ、うん。この道を真っ直ぐね。途中ふたてに別れる道があったはずだけど、まだだいぶ先だから。」


「そっか。ありがとう。」


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「そろそろ野宿出来そうな所探そうか?」


マリー「そうですね。でも、なかなかそれらしい所が無いですね。」


「ふーん。もう少し先に行こうか?暗くなる前に見つけないと。馬車じゃ夜走れないからな。」


30分ぐらい行った場所にちょうどよく、川もあり平らな場所があった。


「みんな着いたよ。おつかれ。」


リーン「太郎様も1日中御者でお疲れ様です。」


ニーナ「太郎様お疲れ様~!」

(ニーナは抱きついてきた。13才と分かってるけど、見た目大人だからな。嬉しいやら恥ずかしいやら、おもちが柔らかい~)


シーバ 「太郎様、お疲れ様です。さあ、横なって。私がマッサージしますので。」


(あれ?物凄い既視感!)


「椿君はいいわよね。みんなからチヤホヤされて。」


「ぶっほっ、先生なにいってるんですか。チヤホヤなんてされてませんよ。ただ今日1日中御者台で馬の操作をしていたからだけですよ。」


「椿君。」


「はい。なんですか。先生。」


「夜変な事してたら、三ヶ日さんに全部はなしますからね。」


「はっ?変な事ってなんですか?」


「はぁ~、もういいわ。じゃあみんなで…………」


ガサ、どしどし、ザッザッ、ドカドカ


いきなり大きな岩の後ろから、薄汚い格好をした男達が10人ぐらい出てきていやらしい顔をしている。

1人、かなりの大男が重そうな大きな斧を片手で振り回している。

小柄な男は短剣をジャグリングしている。

槍を持った男、どこかの国の騎士団らししき甲冑を着ている男、どいつもこいつも、いかにも盗賊です。ってかんじで、リーダーらしき大男がこう宣うだろう。テンプレだ。


「おい。ガキ。いい女ばかり連れてるじゃねぇか。命だけは助けてやるから女と荷物を置いて、とっと逃げな!」


「テンプレキター!」


「椿君。本当に盗賊っているのですね?」


(先生、超嬉しそう!)


(他の子はみんな先生の後ろにいるね。ヒトミだけ青ざめた顔をしてるよ。)


「てめぇー!人の話きいてるのか?女と荷物を早くよこせ!殺すぞ!」


「再びテンプレありがとうごさいます。お礼としてその斧を壊しますね。」


「てめぇ何いってるんだ。おい。みんなコイツを先に殺せ!その後は久々の女だぁー!」


「先生、他の子お願いいたします。」


「やり過ぎないようにね。」


「はい、分かってます。」


10人からの大の男達が僕めがけて襲ってきた。

(それは好都合だ。)

太郎は武器を持っていない。しかも見た目ただのガキ。これだけで盗賊達は大変な目に合う。


太郎が囲まれた。みんな一斉にかかってくる。太郎は予め力を少し蓄えていた。これに本来の「サイノウ」が加わる。瞬間移動に力が加わり爆発する。

囲まれてた。いや囲んで攻撃するその瞬間までその場所にガキはいたはずだった。爆発する音が聞こえた時にはみんな倒れていた。瞬間移動が音速を遥かに越えている証拠だ。

そして、みんなの武器は取り上げて先生の所に集まっていた。

あまりの出来事に、リーダーらしい大男が逃げ出そうとした。間髪入れずに瞬間移動を発動。拳闘士も同時に発動で、大男の顔面に2回、腹パンを5回放って、膝から崩れ落ち、たおれこんだ。


盗賊があらわれてからわすがに1~2分で終わってしまった。


「先生。ごめんなさい。リーダーの男殺しちゃった。こいつ先生やみんなの事を…………。」


「他の奴らは生きてるから、裸にして手足を縛っておきましょう。」


「椿君、助けてくれてありがとうね。」


「先生。」


シーバ「太郎様って本当に強いですね。間近で初めて見ましたけど、相手の盗賊、全然相手になりませんでしたね。」


リーン「太郎様~!」


ニーナ「たろうさま、ありがとう!」


(また、抱きついてきた。まっ、いいか。滑降した


マリー「太郎様、おケガはありませんでしたか?」


ヒトミ「………………すごい!」


汚い男の裸は見たく無いとの姫達のご要望により、盗賊が持っていたロープで、手足を縛り、身体強化と力を使い10人の人間をロープで、引っ張り山の中の木に縛ってきた。明日の朝に見に行ってみるつもりだ。同時にリーダーらしい大男も近くに置いてきた。


一段落して、みんなで夜食を取っていた最中に、僕のレーダーが真っ赤に光る。警報音もなりっぱなしだ。

さっきの盗賊の事があったので、レーダーをオンにしておいた。


盗賊の後にって、この世界なんなんだ!


「先生、今夜は忙しいですね。」


「椿君、気を付けて。今までとは何か雰囲気が全然違う。」


先生、先生と僕のレーダーに性能の差が少しあるみたいですね。

僕のレーダーに信じられない色が点滅してますよ。しかも1体だけ。

この色はヤバいかも。

ブラック。






いつも読んで頂き本当にありがとうございます。


感想など待ってます。よろしくお願いします。

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