第34話 尋問チャンス
今日もよんでもらい、ありがとうごさいます。
誤字脱字はスルーしてお読み下さい。
見つけしだい、駆除します。
また、セリフの追加や変更があるかも。
結局先生は、すぐに寝てしまい、話の続きは明日にしよう。と言うことにして、女の子達が全員で先生を馬車でまで連れていった
「みんな、おやすみ。」
「「「「はい、ご主人様、お先に休ませていただきます。おやすみなさいませ。」」」」
(うーん、悪くない気分。)
僕はこのまま焚き火の番と周りの警護をしてる訳だが、さっきからこっちをうかがってる?偵察かな?うーん、僕にはレーダーの力があるから、丸わかり。
とりあえず放置で。見てるだけならいいし、襲って来たら、その前に殲滅すればいいし。
先生達は寝てるから静かに行動しなくては。
あれ?人数が増えてきた。
最初は二人だったのにいつの間に200人くらい増えている。
距離はまだおるから、近くの偵察らしき奴らを捕まえて、事情でもききますか。
えっと、場所は…………そこかっ!
咄嗟に、瞬間移動を使う!
すぐ近くまで来ていた二人はうつ伏せになり、こちらの様子を伺っていた。
焚き火の所に僕が突然姿を消したから、二人は慌て立ち上がり、その瞬間二人共に意識を失った!。
この二人を焚き火の所まで連れていって、話を聞こう。それに、この二人はいい人質になるかも。
そう思いながら、身体強化された太郎は、二人軽々と引きずっていった。
(下は土だから大丈夫だよね。)
いい訳を言ってるが、知らない男なんか抱えたくない。が本年である。
太郎は段々女性に対して、香織以外の女性と普通に話もできるようになっていた。これは身体強化のおかげ?
焚き火の近くまで引きずってきた太郎は、まずは二人の手を後ろに回してロープで縛り、持ち物検査を…………
(まずは、危ないものがないかっと、二人とも腰に着けたショートソードと、短剣。あとは薬の類いとお金が少し。上着がじゃまで、中が確認できないから、脱いでもらって。
「ドサッ!」
「えっ?、この上着凄く薄いのに重いけど、何で?」
太郎は、上着を調べる。
「これは、火薬の匂いがする。マズイっ!二人。分か、とりあえず、今見ている奴らに投げ込むか?いや、これ無効化できないかな?」
太郎は、必死にどんな構造か調べる。頭をフル回転させて、どんどん解析が進む。
(わかった。これは誘導尋問発火により爆発させるものだ。しかも魔法によって。たはははは。これ魔法によりいつでも爆発させられるから、簡単な発火装置しかついてないから、これ外したらただの火薬だけになるからひと安心。発火装置は外して、この上着はちょっと遠くに捨てて。あとはまた上着のしたの検査を……ゴソコソ、サワサワ、ナデナデ……あれ?おかしいなぁ~?)
「バシッ!」
「僕の頭に木の棒があたり、いい音がした。」
「つばきく~ん。こんな夜更けに女の子を二人連れ込んで何いたずらしてるのかな?」
(僕はゆっくりと後ろを振り向いた。
そこには、あの美しいはずの先生が鬼みたいな顔をしている。)
(僕は訳がわからず、先生に今の状況を説明を……女の子?なにそれ?おいしいよね!多分。じゃなく、女の子にいたずら?ナンの事デショウ。ってかもう、頭の中パンクしそうです。)
「はぁ~、椿君がこんな女好きとは先生全然思いませんでした。三ヵ日さんの婚約者で、二人はもちろん、両親からも公認のカップルと思ってましたが、椿君は浮気者とかじゃなく、女好きなだけの外道だったのですね。」
「女好き?外道?ぶほぉっ!」
「椿君、いくら一人が暇だからって、女の子を拐ってきて、縄で縛り服を1枚づつ脱がしていたずらしてるなんて。一体なにうっうっ」
「先生静かにしてください」
先生がいきなり怒鳴り出したので、手で口をふさいだ。
(椿君、まさか私まであんなことを……)
なにか勘違いをしてる先生でした。
太郎が小さな声で先生に状況を説明した。
「だから、さっきの二人は女の人って知らなかったですよ。近くまできてこちらを伺っていたから気絶させて連れてきたんです。しかも上着に大量の火薬を仕込んでいて危険なんで、作動しないように壊して、火薬自体も危険なんで隠しました。それからまた身体検査してる所で先生に木で頭をなぐられたんです。」
「はい、先生の誤解でした。ごめんなさい。でも椿君はあの二人が女の人って気がつかなかったの?」
「爆弾抱えて近づく人に、いちいちそんな事考えていたら、命がいくつあっても足りません。地球では、小さな女の子が特攻自爆テロなんて日常茶飯事ですよ。文字を覚えるより、ライフル、ナイフの使い方、ハンドガン、機関銃、対戦車ライフル、対人地雷などの扱いを覚えるのが先です。生き残って戦争がおわればいい方だそうです。そんな奴らの事をいちいち配慮してたら対応できなくなりますよ。現に今200人程に囲まれつつあります。おそらく、この爆弾の爆発圏内にはまだこないと思いますが、この二人の身体検査をして、尋問しましょう。あっ、靴は脱がして下さい。襟の裏とか、袖口とか、色々隠武器をしている場合がありますから、あと、先生は下着の中お願いします。」
「わかったわ。」
(この子、こんなこだっけ?なんかやたらに、戦争慣れしてるっぽい。なぜ?)
「先生、やはり今の所は動きはないですね。全部確認してもらえましたか?」
「え~、椿君の言う通り、二人の下着からビンが出てきた。これ多分毒ね。あと、靴には隠しナイフが……」
「やっぱり。今はわるいけど下着姿でいてもらってるから、椿君は見ちゃダメよ。」
「え?それだと尋問出来ないじゃないですか。」
「私がやるから、心配しないで。」
(いや、多分先生にはムリだな。先生は優しいから尋問には向いてない。おそらくすぐ根をあげるだろう。)
「じゃあ、尋問してくるけど。何かアドバイスある?」
「とりあえず、相手を刺激しないこと、それから口も縛って大声を出せないように。当然、手足もきっちりロープで縛る事。緊急の時はすぐに知らせてください。」
「まっ、馬車の中と外だから何かあってもすぐにわかるかもね。」
(あ~あっ、大丈夫なのかな?そんなに下着姿見るのダメなら、別の服着せればいいだけなのに。)
太郎は、少し……いやかなり憤慨していた。はたして、先生による尋問は上手くいくのだろうか?
「え~っん、椿君~、うわっ~!」
「えっ?尋問は始めて5秒で先生が大泣きしている。なにが起こったのか、かなり気になる。これは、僕の尋問チャンース!」
(しかし、先生が、僕から離れず
寝付くまでシクシク泣いていた。)




