僕の知らない話-2
「会いに言ったのか?!」
親父のその声に俺はそうだよとしか言えなかった。
兄弟にあったあのあと、俺は親父に報告すべきか悩んだが週末にあかした。
俺はあの兄弟が怯えているようなきがした。なんだか大きな力に取り憑かれたように頑なに会わないと言い続けた。歳は俺よりか何歳か離れているだけのようだったのに、心は大人びて見えた、いや逆に子供にも見えたんだ。
俺も人にすぐ心を開くわけではないけれど、あいつは何層にも人と接する時壁があるみたいに見えた。
まるで、自分自身で傷つかないように、傷ついても気づかれないように...
同じ親から生まれて、育てられたとは思えない感じだった。なんでだろうか、聞いてもいいのだろうかと迷ったから親父に報告すべきか迷ったんだ。
だけど、俺は会うべきと思う。血の繋がった親子で、血の繋がった兄弟の俺がいて嫌なのかもしれないけれど、俺は仲良くしたいし、分かり合いたい。親父とあいつの間になんの問題があって何があったとか知らないし知っても、俺の意思は変わらないという自信がある。だから粘り俺は言いに行くと思う。あってくれと...
「なんて言っていたんだ?そう簡単にあってくれるとは思ってないけど、一応聞かせえ貰える?」
ほら、やっぱり親父は優しい。
兄弟が、会いに行きたくないより会いに行けないが大きいこと、会いに行くなら条件があるけれど、その条件がなんなのかわからないこと、なにかに怯えているように見えたこと、よくわからない小さな子供のようなでも、心は大人に近い人が近くにいることを話した。
「そうか...想像はしていたが、やっぱりあってはくれないか、残念だけど、仕方ないよな..やってきたことを許してくれなんて思ってもないんだけどな...」
それから、あいつの話を親父としていた。
小さい人はどんな人なのか、学校のことを話してくれたかとか、一人暮らしはちゃんとしてるかとか、どうしてあいつが親父に会いたくないのか本当にわからない。こんなにも心配してくれているのに...




