第八話 貴族と友好
…ネミィ
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リアム「こんにちわー、助太刀します」
騎士???「誰だお前は!」
リアム「ただの旅人ですよ」
こうしている間にも短剣を複製しては腹か足に刺し続けている。それを少し続けていると盗賊は全滅していた。
執事???「お嬢様、ご無事ですか?」
???「私は無事よ、グレッグ」
騎士???「クレア様、ご無事で何よりです」
ん?あー、助けたのは貴族っぽいな。とりあえずナイフ回収しよう。…多い。
リアム「作りすぎたか」
騎士???「あのー」
リアム「はい?」
騎士???「クレア様が貴殿とお話がしたいと申しております」
リアム「はい、わかりました」
貴族相手なら敬語の方がいいか。…そういえば言葉通じるんだな。まぁ、今気にしても仕方ないか。
…何故俺が公爵家の馬車に同席している???
クレア「こんにちは。私はクレア・ロペス・フリントと申します。こちらは執事のグレッグと、護衛騎士のエドワードです。この度はお助け頂きありがとうございました」
リアム「これはご丁寧にありがとうございます。私の名はリアム。旅の者でございます。今回の事は特に気にしないでもらって結構です」
クレア「いえ、そうはいきません。貴方は私(公爵家の令嬢)をあの危機的状況から救ったのですから相応のお礼をさせてもらいます。それと公式の場以外で敬語は不要です」
ここで断ったら向こう(公爵家)の面子が持たないからか。こっちの不利益にならない程度に受け取るのが賢明かな。
リアム「わかった」
その後は王都の公爵家本邸に移動したものの用意された大金に驚いた。
リアム「多くないですか?」
???「いや、そんなことはない。何せ大切な娘を救い、護衛までしてくれた君に対する正当な対価だ。受け取ってくれ」
この人はトロイ・ロペス・フリント。あの娘の父親だ。
リアム「…はぁ、わかりました、受け取ります。それと少しお願いがあるのですが」
トロイ「なんだね?」
リアム「世界地図を見せてほしいのです。それから通貨と国同士の関係を教えてほしいのですが」
トロイ「何のためにだ?」
リアム「私達は辺境で暮らしていた為に世界の状況がわからないのです。何かあった時のためにもこれらの情報は集めておいた方が良いと考えました」
トロイ「悪用するつもりは無いんだな」
リアム「はい、ありません。あくまで自分達の為の情報収集ですから」
クレア「リアムは他にも仲間が居るの?」
リアム「ええ、居ますよ」
クレア「どんな人たち?教えて」
リアム「どんなと言っても…なんて言ったらいいのやら」
どうしよ、隠蔽した方がいい情報が多すぎてまとめるのがムズイ。
リアム「まぁ、近々会うとは思いますよ。じゃないと俺が帰れないし」
トロイ「?なぜ帰れないのだ?」
リアム「いやーお恥ずかしいことに今迷子でして、どこに行けばいいのかわからないんですよね〜。だから暫くはここで稼ぎながら仲間の連絡を待とうと思っている状況でして」
トロイ「そうか、なら家(公爵家本邸)にその仲間が来るまで泊まっていくか?」
リアム「いいのですか⁉︎こんな素性もわからぬ者を本邸に泊まらせるなど」
グレッグ「公爵様⁉︎」
トロイ「わしが問題ないと言ったんだぞ。それにちゃんと打算もあるしな」
リアム「それを聞いて安心しましたよ、暫くお世話になります。して、その打算とはどんなものでしょうか?」
トロイ「ああ、話しておくか。部屋にきてくれ」
そこまでしないと話せない内容か。武装集団による襲撃があるとかの類いか?まぁ、変なこと依頼されなきゃいいけど。…フラグが立ったな。ちなみにここは王都オルフケレリテスと言うらしい。
〜2日後〜
ドカーンドカーンドカーンとした爆発音が王都中に鳴り響いた。王都襲撃の開始合図だと予想できるし、制圧を始めますか。
リアム「はぁ、フラグ回収乙!」
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