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ふつかめ4

ひさびさの更新です。遅れて申し訳ねぇ…

さーて、今日もドラと遊ぶぞー。あとミーシャにいろいろ教えてもらわないと。




「わーい!(たたたー)」

「まてまてー!(すたすた)」

俺は今何をしてるって?…ドラと鬼ごっこさ。俺が鬼でドラが逃げてる。逃げ方かわいい。両手を横に広げて、某アンドロイドよろしく「きーん!」な走りをしている。…あそこまで速くはないが。

「ナツおっそーい!」

「…ほぅ?この俺が遅い、と?…いいだろう、本気を見せてやる!」

かつて町内一の俊足と言われたこの俺を本気にさせるとは…ドラめ、やりおる。

「よーい…ドン!(ばっ)」

「うわぁ!?(がしっ)」

「ぐへへ、捕まえたぞー。フフフ、怖いか?」

なんだか怖そうで怖くないセリフを言いつつ、ドラを後ろから捕まえた。うむ、本気にさせるとこうなることを教えとかないとなー。役立つかどうかは分からんけど。

「うー…まけちゃった。ナツはやいね!」

「ドヤァ…」

「子ども相手に本気になるんじゃない。まったく…」

ドラと戯れていると、ミーシャが家から出てきた。髪が湿っているし、シャワーでも浴びてたんだろうか。

「しかしこの家は規格外だな…普通、風呂があるのは上流階級や貴族の邸宅くらいだというのに。他にも…たしか電化製品、だったか?あんなもの、今まで見たことがない」

「あー、まぁそうだろうなぁ。」

だってこの世界で作られたものじゃないし。電化製品なんて、家事のめんどくささを減らすためのもんだし。まぁミーシャには言ってないけどなー。だって、「異世界から来たんDA☆」なんて言ったら、頭のおかしい奴だと思われるだろうし。

だから「これは妖精って奴の仕業なんだ」って言っといた。すると「なるほど」と納得してくれた。いるんだな、妖精。会ってみたい。




「しかし、今日で三日目か…王都に帰っても、ここの快適さが忘れられないだろうな」

「そんなにか?」

「ああ、王族でもこんな暮らしはしていないと思うぞ。…王族がどのような暮らしをしておられるか分からんが」

分からんのかい。

「帰るにしても、迎えが来ないと難しいな」

「迎え、ねぇ……あ」

「ん?どうしたんだ?」











「車作って乗ってけばいいじゃん」

「くるま?」

なければ作れ。いい名言だな。よし、そうしよう。

「さて、作るぞー!ほれ、離れろ離れろ」

「え、いや、ちょ」

「…そいやァー!キャンピングカーカモオォォォォアン!」(どずぅぅん)

「」

「おっきいー!(きらきら)」

出てきたのは、いわゆるバスコンと呼ばれる大型のキャンピングカー。三人くらいなら余裕で寝泊りが可能なうえ、トイレやキッチン、エアコンなどの基本的な装備はもちろん中に備え付けられ、ソーラーパネルが屋根に取り付けられているから、電気も使えるという優れモノ。

「よし、王都に行くぞー。準備しようぜ」

「……いやいやいや!待て待て!王都に帰れるのは嬉しいが、何だコレは!?化け物か!?」

「何って、キャンピングカーだけど。乗り物」

「乗り物ぉ!?普通は馬車じゃないのか!?」

「馬なんてこの辺いないし、飼うのも面倒くさい」

「ねぇねぇナツ!これなに!?おうまさん!?(きらきら)」

「馬じゃないぞー。まぁ乗ってみなよ」

百聞は一見にしかず。ドアを開けて車の中を見せる。

「待て、食われるんじゃないのか!?」

違うって。








ブロロロロ……

「……ナツの魔法はやはりおかしいだろう…なんでこんなモノすら作れるというんだ…(ぶつぶつ)」

「世の中そんなこともあるってことで」(運転中)

「くー…すー…(すぴよすぴよ)」

ミーシャのナビで王都へ向かい運転しつつ、雑談を楽しむ。ドラはテンションが上がってはしゃいでいる内に眠ってしまった。タオルケットを握りしめ、丸まって寝ている。やだかわいい。

一通り車の中を見た後、着替えや食材などのキャンプに必要なものを準備して、出発した。馬車なら5日と言っていたが、車なら2日、早くて1日で着くだろう。…運転できるのは俺だけだから、俺が頑張らねばならないのがアレだけど。元の世界で免許証取っといて良かったと今実感してる。

「とりあえずここをずっとまっすぐ行けばいいのか?」

「ぶつぶつ…ん?ああ、そうだ。…この速さなら明日の夕方には着きそうだな。馬車など比較にならないぞ…」

「なに、気にするな」












ブロロロロロ…

ついに人がいっぱいいるところに行きます

どうなる、ナツ!

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