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日陰に咲くひまわり  作者: ぎんはなあんず
彼女の仲間と、二つ目の違和感
13/13

3

 考え事をしながら彼女に付き合うのは良くないのかもしれない。いやそもそも、考え事をしながら別の物事を同時に行うこと自体、あまり推奨されるべき事ではないだろう。多くの男性は女性に比べて二つの物事を同時進行させる事が困難だとどこかの誰かが言っていたし、ましてや俺は『違和感』について考え込んでいる時は周りが見えなくなる事がよくある。別の事を考えながら彼女の行動に付き合うと、どこに連れて行かれるか分からない危険があるのを、今日思い知らされた。

 目の前の黒く長いテーブルの上には二本のマイク。全体の色は黒で、片方のマイクの持ち手には金色、もう片方には緑色のシールが張られている。シールの上には、マイクの製造会社であろう英単語が印刷されていた。それは結構な重量感を右手にもたらしている。

 室内は少し暗めに照明がついており、エアコンが適度に効いている。壁は防音壁。目の前の大型テレビが煌々と照り輝き、どこぞの某アーティストが少々大袈裟に楽曲宣伝をしている。

 テーブルの上には何かのメニューと、『デンモク』だとか『キョクナビ』だとか言うタッチパネル式楽曲選択機器が二台置いてあった。

 座っている革張りのソファは『I』の字になっており、俺と彼女は少しだけ間を空けて着席している。


「一回来てみたかったんだぁ! 早速夢が一つ叶っちゃった!」


 はしゃぐ彼女を一瞥もせず俺は手を目にあてがう。

 そう、ここはカラオケ。

 俺はテスト中に感じた『違和感』について考えている間に、いつの間にかカラオケへ連れてこられていた。


「はぁー......」


「あらぁー? また溜め息吐いてるー。そんなんじゃ幸せ逃げちゃうよー?」


 一体どうしてこんな事になってしまったのか。全ては俺の不必要な好奇心が俺をここまで連れてきたのだ。いやまったく、我が好奇心はなんと有益有能であるのだろう!

 俺は諦め半ばに腕を組んでソファに深く背を預けた。


「という事で、最初はカラオケです! 拍手っ!」


 わざわざ言わなくて良い事をわざとらしく司会する彼女。俺はやけくそ気味に二、三度小さく手を叩いた。


「私は悲願であったカラオケを楽しむ事ができる! 陽くんは私の美声をバックグラウンドに思う存分物思いに耽る事ができる! どう? 私の隙の無い計画は!」


「......すげえなぁ」


 彼女の顰蹙ひんしゅくを買わない程度にあしらう。というかこいつ、さっき「最初は」って言わなかったか? こんな事がこれから幾度も続くのだろうか......。

 俺は彼女との恐ろしく無益な未来を想像して身震いした。どうにかして今回のような無駄を省かねばならない。確実に。

 俺の危惧をよそに彼女は「えへへぇ、そうでっしょー?」と俺の適当な相槌に反応していた。


「......ほら陽くん、今日、何か気になった事があるんでしょ? 私も相談に乗るからさ、今日付き合ってもらってるお礼として。ほらほら言ってみ?」


 ほれほれーと猫が手をこまねくようにして手をひらひらさせる彼女。こんな間抜け面、間抜け仕草を晒してこそいるが、彼女は意外にも冷静かつ多角的な思考能力を持ち、そしてなかなか慧眼であるのだ。先日、彼女と『体育選択科目当てゲーム』を行った時にそれは証明されていた。俺は今回の事についても彼女に質問をしようと考えていたのだ。

 しかしその前に。


「ああ。じゃあ気になったから質問するが、どうして俺とカラオケなんか来てるんだよ」


「ええ? そういう質問?」


 彼女はさっき「夢が叶った」と言っていた。友人が少ないわけでは無いであろう彼女がカラオケに来た事が無いというのも甚だ疑問であるが、それよりもおかしいのは、なぜ初めてのカラオケを俺と来ようと思ったのか、だろう。どうして俺である必要があったのだろうか、そこが一番の疑問だった。

 彼女はなぜか「えぇ......だって......」と恥ずかしげに俯きながら答えた。


「私の曲のチョイスって......古いんだもん......」


 かなり、どうでもよかった。

 いや、どうでもいいという感想は、友を持たない俺だから言える事なのかもしれない。高校生の、しかも女子同士の付き合いは難しいと聞く。団体でカラオケに来て一人だけ皆の知らないような歌を歌い始めるとそれだけで場の空気が悪くなるのかもしれない。それを危惧して彼女はカラオケに友達を連れて行けなかったのだろう。


「一人で行けばいいじゃないか」


 俺は十人に問えば八人が問い返すであろう事を率直に述べた。が、


「......陽くん? だからね、一人でカラオケに来たって虚しいだけだし、前も言ったでしょ、一人で青春したってそれは青春とは言えないって」


 俺の意見はいつか聞いた彼女の持論のに弾かれてしまった。


「一人でカラオケは虚しいのか」


「虚しいでしょ」


 ......まあ、その辺は価値観の相違という事で。

 とにかく、俺が彼女の手伝いをするようになった事で条件が合い、カラオケにコンプレックスがあった彼女は遂にここへ来る事ができたという事のようだった。俺相手ならどんな歌のチョイスでも構いやしないだろうという理由もあるだろうが、まあ別にそれはいい。

 俺はおもむろに楽曲選択機器を取った。曲は......我が親愛なるロックバンド、『クイーン』珠玉の名曲たちを熱唱したかったが、さすがに洋楽を本気で歌い切る自信は無いし、なによりこいつの目の前でそんな曲を歌っても微妙な反応をされるだけだろうから、他の曲にする。

 なんとなく、彼女の『コンプレックス』から連想しとあるロックを選択した。ひと昔前に大流行したロックバンドの名曲だ。それなりに古い曲で現代の高校生はあまり耳馴染みの無い曲かもしれないが、まあ彼女も古い曲を好むらしいし構わないだろう。

 俺が曲を選択していると、彼女は声を上げて驚いた。


「えっ、陽くんも歌うの!?」


 何をそんなに驚く必要が。図らずもカラオケに来てしまったのだから、歌わねば損だろう。


「そりゃ、入った以上金を払わなきゃいけないし、数曲は歌うぞ」


「へぇぇー。それは楽しみ」


 彼女の事だろうからなんやかんやと言ってくるだろうと予想をしていたが、今まで以上ににやにやするだけでそれきり黙ってしまった。それはそれで、見透かされているようで腹立たしい。

 彼女は鞄の中を探り、スマートフォンを取り出して現在時間を確認すると、制服のポケットへ収納した。俺の目が無意識にそれらの動きを捉える。彼女の鞄についている赤いギターのストラップが揺れるのがちらりと見えた。どこかで見た事あるな、あのギター。

 そんな事を考えていると、曲が始まった。マイクを持ち、電源を入れる。本当は今すぐにでも、テスト中に感じた『違和感』の原因について考えたかったが、まあ少しぐらい歌ってもばちは当たるまい。ここは歌を歌うところなのだから。






「......陽くん、もしかしてカラオケ初めてじゃないの?」


 歌い終わり、マイクをテーブルに置く。斜め上前方に設置されている薄型のテレビには大きく『92.5点』と表示されている。どうやら俺の見ていない間に採点モードを入れていたらしい。

 もうすぐ夏と言えどもこの室内はいささかエアコンが効きすぎていると感じたので、テーブルに置かれていたリモコンを取り、温度を少し上げた。ついでに彼女に答える。


「身内の一人と数回は来た事あるぞ」


 身内、というのは友さんの事だ。友さんは歌が好き......というか、歌うのが好きなので、よく俺はカラオケに同伴、もとい強制連行されていた。

 もちろん友人の居ない俺は友人とカラオケに行った事など一度も無い。


「陽くん!」


 大きく目を見開いて、彼女は俺の方を向いた。その鬼気迫る表情に俺は一瞬たじろぐ。


「な、なんだよ」


「歌! 上手いじゃん!」


 彼女は自分の事のようにはしゃぐ。一体何が彼女をそうさせるのだろう。

 俺は他人の事のように言う。


「......まあ人並みには」


 音痴ではない事は自負しているつもりだ。


「なんだよー、先に言えよー。てっきり歌わないもんだと思ってたし、なにより歌がこんなに上手いなんて思ってなかった」


「よく歌聴いてるからな。身内の影響で」


 ちなみに、先程俺が歌った曲は別に彼女が「古い曲が好き」と言ったからそれに合わせて選んだわけではなく、単にその厄介な身内のせいで俺の選曲チョイスも古いものになってしまっているから先の曲を選んだのだ。

 歴史ある名画を鑑賞する時のように感慨深そうにしながら、彼女は俺を見ながら言う。


「へぇぇ......そうなんだ......良いよね、そのバンド。私よく聴くバンドの一つだよ、それ」


 彼女はどうやら八十年から九十年にかけて流行した邦ロックバンドに通暁しているらしい。人の趣味は分からないものだ。

 言い終わるや否や、彼女は俺が机に置いた楽曲選択機器を取り、自分の膝の上に置いた。


「さっきの曲のさ、サビの部分の英語がさ、私のだい、だい、だいすきなイギリスのバンドのある曲の名前と似てるんだよね。どんと、すとっぷ、みー、なーう、ってね」


「いや、さっき俺が歌った歌詞は『ドント・ストップ・マイ・ラブ』だから」


 ......って、今こいつ、何と言った? イギリスのバンドで、『ドント・ストップ・ミー・ナウ』?


「......は?」


 思わず俺は素っ頓狂な声を上げてしまう。


「......え?」


 釣られて彼女も楽曲選択機器に落としていた目をこちらに向ける。彼女の耳の掛かったセミロングの黒い髪が数束、耳から落ちたのが見えた。


「それって......『クイーン』の『ドント・ストップ・ミー・ナウ』か......?」


「え、うんそうだけど......へ?」


 彼女は俺のその一言を受けて、こちらに顔を向け完全に意識をこちらに向けた。

 一瞬の沈黙。少しだけ薄暗い室内には、テレビからのアーティストのコマーシャルの声とエアコンが唸る音とが響いていた。

 沈黙と俺たちの硬直を破ったのは彼女の鞄に手を回す動きだった。

 無言で彼女は鞄に付いていたあの赤いギターのストラップを俺に見せ付けた。


「これ......」


 全てを語らなくても、彼女は遠慮がちに俺に問いかけてきた事が分かった。「これは何でしょう」と。

 俺は前々からこの赤いギターのストラップが目に入って仕方が無かった。先程一瞬見ただけでも『どこかで見たことがある』と思ったぐらいに気に掛かっていた物だった。

 逆に考えよう。ギターを弾かないのでそれほど詳しくない俺でも知っているギター。一瞬見ただけで既視感を覚えるほど見てきたギター。全体の色は赤と黒、全体的に丸みを帯び、ヘッドには白色の筆記体でサインが施されているギター。

 それは一つしかない。


「それは、ブライアン・メイが愛用している『レッド・スペシャル』だよな......?」


 さらに沈黙。今度の沈黙は思わず自分の息遣いを潜めてしまう程の深く静かな沈黙で、時の流れを感じさせない一瞬だった。

 彼女の目と笑みがどんどんどんどん、大きくなっていく。

 俺は直感的に「失敗した」と強く感じた。






 結局何が起こったかを簡潔に述べると、俺も彼女も熱心な『クイーン』ファンであったのだ。

 俺とは趣味嗜好はもちろん、考え方や生き方までもが対極であろうと勝手に感じていたが、どうやら意外な所で接点があったようだ。そのことに対して俺は非常に、誠に不本意ながら、ほんの少しだけ喜びを感じてしまっていた。

 そもそも俺が『クイーン』に心奪われ、CDがすり減るほど繰り返し聴くようになったいきさつは、俺の父親が持っていた『クイーン』の五枚目のアルバム、『華麗なるレース』をなんとなく聴いた事が発端なのだ。その頃俺は中学三年、人生初の受験に身を投じていた。勉強漬けの俺を唯一癒してくれていたのが音楽で、家にあった邦楽や洋楽、友さんの趣味のロックなどといったラインナップのCDを、自分の部屋のプレイヤーで聴いていた。何度も何度も聴いていると、もう少し聴いた事の無い曲を聴きたいと思ったのだ。そこで友さんに言うと、持ってきたのが『華麗なるレース』だったのだ。俺は最初「友さんもこんな曲聴くのか」と不思議に思ったのだが俺の予想ははずれで、友さんが勝手に父さんの部屋から拝借してきた物だった。

 その頃には父さんはもう、俺の事が認知できなくなっていたのだが、今考えると、友さんは俺と父さんを何とか繋げようと必死だったのだと思う。友さんは本当に、何も考えていなさそうで、人より何倍も多く考え、気を遣って生きている人なのだ。

 ともかく俺は友さんから受け取った『華麗なるレース』を聴く事にした。その時俺は受験勉強で英語を特に重点的に学習していたので、本場イギリスの発音を聴いてみたかった事もあり、何かとちょうどよかったのだ。

 『華麗なるレース』の六曲目。邦題『愛にすべてを』という曲に、俺はひどく感銘を受け、そして驚愕した。今までこんな曲があっただろうか、と。全員が男とは思えないくらいの高域コーラスから始まり、リードボーカルのフレディのピアノ前奏、歌声、全てが俺にとって新鮮だった。

 それが俺と『クイーン』の出会いだったのだ。

 さて、自分と同じ『クイーン』ファンである事が分かった彼女は、俺に向かって機関銃のように質問の嵐をぶつけてきた。「好きな曲は何」「好きなアルバムは」「心に残ってるエピソードは」などなど。

 俺は適当にあしらうつもりでいたのだが、彼女の圧迫面接のような威圧感と大きな目には逆らい切れず、機関銃の弾丸の雨を体そこらじゅうに受け、精神的に満身創痍になってしまった。

 対して彼女は先程以上にご機嫌になってはしゃぎ、勢い余って膝をテーブルに打ち付けて悶絶していた。


「まーさか陽くんも『クイーン』ファンだなんてね! 運命感じる!」


 などと頭の悪そうな事を膝をさすり涙目になりながら彼女は言っていた。

 俺はもちろんそれを無視し、場を仕切り直すため無料のサーバーまでコーヒーでも淹れに行こうと立ち上がった。彼女が「どこいくのー?」と尋ねてきたので簡潔に「コーヒー淹れに行く」と言うと、「私もー」と付いてきた。連れ立って俺はアイスコーヒー、彼女はアップルティーを淹れ、元の部屋に戻った。


「さて、そろそろ本題に入っていいか」


「......うん?」


 その様子を見ると、どうやら忘れているようだ。俺が先程から悩みに悩んでいる事を。いや、知ってなお気付いていない振りをしていたのかもしれないが。


「今日のテストの事だよ。『違和感』があったんだ」


 俺は勤めて真面目に言ったつもりだったのだが、彼女は吹き出して笑った。


「......おい、真面目に言ってるんだが」


「ぷっはははは、ごめんごめん、分かってるよ。相談に乗るって。ただなんか面白くて」


 そこまで俺は滑稽に見えただろうか。少し気にしたが彼女の言う事なので本当になんとなく面白かっただけなのかもしれない。あまり気にしないでおく。


「テスト中の......あれでしょ、連続落し物事件」


 そのネーミングは安直過ぎると思ったが、それ以外に何かあるか、と聞かれたら返事に窮するので、名付け親は彼女のままでいい。


「ああそうだ......それにしても、お前も気になってたんだな。俺まだ何も言ってないのにそれが出てくるなんて」


 どうやらやはりあれ・・は俺でなくとも異常だと気付く類のものだったらしい。それもそのはずだ。あんな意味の不明な行動、しかもテスト中の皆が静まり返っている時にするなんて、言葉は悪いがどうかしている。品行方正成績優秀の学級委員長がする行為だとは到底思えない。やはり皆それぞれに、気がかりな事として記憶されているようだ。


「そりゃ気になるでしょー、あれは」


 そう言いながら彼女はアイスティーに口をつけた。俺も釣られてコーヒーを一口口に含む。

 さて、どこから考えていくか。そう推理のスタート地点に立ったが、反して彼女はマイクを握った。


「ね、陽くん。もう一曲だけ歌わせて。その後存分に思いを吐き出してくれて構わないから」


 またも俺の意とは別方向に向かう彼女だったが、まあ、一曲ぐらいなら良いだろう。何度も言うがここは歌を歌うところで、テスト中に起きた事件について推理するところではないのだから。

 俺は黒い革張りのソファに深く背を預け、「別にいいぞ」と言った。


「ごめーん、ありがとー。これだけは歌っておきたかったんだー」


 楽曲選択機器を腿の上に置きながら、自分の目の前で手を合わせ軽々しく謝る彼女。人に謝罪の意を表す行為とはかけ離れているが、まあ別に気にはしない。それよりとっとと歌ってくれ。

 すばやく曲を選択し、テレビ画面に現れたのは知っている古いアーティスト名。ケイト・ダグラス・ウィギンの『黒い瞳のレベッカ』という小説が命名元のバンド名らしい。曲名は、今の俺に無く、さらに今も今後も必要無いであろうものの英単語。

 画面を指差して彼女が、


「陽くんもこれ、作ったほうが良いよ?」


 にやにやしながら言った。

 俺はふん、と今の言葉を撥ねつけるようにわざとらしく鼻を鳴らした。友達・・なんぞ、俺には必要無いのだ。そう言わんばかりに。

 その態度を見た彼女は今度はにやけ顔ではない笑みをしたような気がしたが、すぐに曲の前奏が始まり、顔を画面に向けてしまったので、やはり気のせいだったかもしれない。

 その後俺は、彼女の美声と歌唱力に驚愕させられる事になる。

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