プロローグ編055/【椎堂 縁(しどう えにし)サイト0】/その名は【FI/FICTIONAL INTELLIGENCE/フィクショナル・インテリジェンス/虚構知能(きょこうちのう)】
1番手、
【佐野 貴行】、
2番手、
【横瀬 淳平】、
3番手、
【須崎 稔】、
4番手、
【椎堂 縁2】
5番手、
【古暮 武彦】、
による謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】の肝試しは、【縁2】だけが生き残った。
それを受けて・・・
『ヒトリノガシタ・・・
オンナノテキ・・・
ターゲットハ、【シドウ エニシ】。
オンナノテキヲハイジョスル・・・
【シドウ エニシ】ハオンナズキ・・・
【シドウ エニシ】ノコノミノカタチヲトル・・・』
とするものが・・・
【/人工知能/ARTIFICIAL INTELLIGENCE】?
いや、違う。
似て非なるものだ。
それは、何だ?
それは、【虚構の世界の情報】が作り出した【虚構で出来た知能】。
それが、【FI/虚構知能/FICTIONAL INTELLIGENCE】だ。
虚構で作られた情報体が集まり、知能の様な役目をもった決まった形をもたないものであり、【AI】と似ている。
【AI/人工知能】がそうである様に、【FI/虚構知能】もたまにバグを作り出す。
そのバグが、どういう訳か、【縁2】達5名を女性の敵と認識し、排除に動き出したのである。
恐らくは、裏で、
【佐野 貴行】、
【横瀬 淳平】、
【須崎 稔】、
【古暮 武彦】、
の誰かが、女性に対して非道な事をしていたのだろう。
それがどういう訳か、5人で勝負した事が、仲間だと認識され、排除活動を開始した様だ。
それにより、謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】の肝試しが惨劇に代わり、生き延びた【縁2】が引き続きターゲットになったのだ。
恐らく、死亡した4名の中の誰かか複数名いたかはわからないが、ターゲットは今回の肝試しで殺害され、目的は果たしているはずである。
だが、生き延びた者が居たと言う事で、この間違った【FI/虚構知能】は、【縁2】を引き続きターゲットに指定し直した。
【縁2】からすれば迷惑極まりない話であるが、それに対して修正を求めても、きっかけを作ったと思われる女性(死亡した4名の誰かに酷い目に合わされた被害者だと思われる)かその関係者は、【縁2】にはわからない。
きっかけを作った女性やその関係者の方もターゲットが死亡したと言う事で目的を果たし、違う道を行っているだろう。
つまり【縁2】は訳もわからないまま、【FI/虚構知能】に命を狙われる事になったのだった。
【FI/虚構知能】は、活動するための【依代】/【器】を作り出した。
【縁2】が好みそうな【美少女】の姿である。
【FI/虚構知能の少女】は、
『身体は得た。
後はターゲットを探すだけ・・・』
とつぶやいた。
【AI/人工知能】がそうである様に、【FI/虚構知能】もまた、たくさんの【FI/虚構知能】と連携をとり日々進化する。
また、【AI】には、
【AGI/ARTIFICIAL GENERAL INTELLIGENCE/汎用型AI】/人間と同様の知識・能力を持ち、複数のタスクに対応したり、柔軟な問題解決や創造活動を行ったり出来るとされる。
【ASI/ARTFICIAL SUPERINTELLIGENCE/人工超知能】/人間を遙かに超える知能を持つAI。
と言う進化形がある様に、【FI】にも、
【FGI/FICTIONAL GENERAL INTELLIGENCE/汎用型FI】/虚構の存在と同等の知識・能力を持ち、複数のタスクに対応したり、柔軟な問題解決や創造活動を行ったり出来るとされる。
【FMI/FICTIONAL MYSTERYINTELLIGENCE/人工謎知能】/虚構の存在の一般的な不可解な部分の知能を持つFI。
【FEI/FICTIONAL ENIGMAINTELLIGENCE/人工濃厚謎知能】/虚構の存在の複雑で理解しがたい謎な部分の知能を持つFI。
【FHEI/FICTIONAL HYPERENIGMAINTELLIGENCE/人工超絶謎知能】/虚構の世界の余りにも巨大で次元違いの複雑で理解しがたい謎な部分の知能を持つFI。
と言う様に4段階の進化があるとされている。
まだ、最も力の弱い【FI/虚構知能】だとしても今後大きな敵に進化する可能性を持っている。
それが、【美少女】の肉体を持ち、【縁2】を狙って動き出したのであった。




