↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
46/54

第45章:【就職~家業手伝い】(17)

 1989年6月6日、綾子ちゃん殺害当日とされるこの日、宮崎は近所の駄菓子屋に行っていた。一冊分スタンプがたまると二百円の現金払い戻しがある、スタンプ帳を出して店の人にこう言う。「この間買ったお菓子の分のスタンプを押してください」


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 181▼


 「子供相手のスタンプを26歳の大人が請求してくるのでちょっと変だなと思いました」


 (駄菓子屋の人)[『週刊現代』1989.9.9]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 6月11日、宮沢湖霊園駐車場で、綾子ちゃんの遺体が発見される。


 その10日後、宮崎は町内に住む主婦Aを訪ねる。『秋川新聞』原稿のワープロ打ちを依頼するためだ。主婦Aは88年の秋、生きたまま羽をむしったヒヨドリを手に持ち、うす笑いを浮かべていた宮崎を目撃したことがあった。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 182▼


 「昼過ぎだったわ。勤君はいつも玄関先で“これ”って言って原稿を置いていくだけ。時には何も言わないこともある。ただ、この日は持って帰ってもらう原稿もあったので、少し待ってもらったんです」


 (主婦A)[『女性自身』1989.9.5]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 宮崎はその日初めて上がって、お茶を飲んだ。そして帰り際、「ごちそうさま、でした」と言った。主婦Aは一緒に仕事をしている近所の主婦と語る。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 183▼


 「ネエ、勤君って明るくなったわね。家に上がったのも初めてなら、挨拶(あいさつ)もするようになった。よかったね。大人になったのね」


 (主婦A)[『女性自身』1989.9.5]

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。