↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
82/194

絵を読むってどんな感じ?

発達持ちの私は、絵と字があると最初に"絵を読む"ことが大半です。いい大人ですが、絵を読みます。LD持ちであることも関わるかもしれませんが、この"絵を読む"行為は、ここでしか得られない栄養を吸っている可能性があります。


 こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ!発達持ちや小さなお子さんは、字ではなく"絵を読む"ことが多いです。絵を読むってどういう感じなのか、触れていきます。


「絵を読む」という行動には、主に2つの意味があります。


 ・絵画や美術鑑賞の際用いる、歴史的な背景や構図など知識や専門的な視点を用いたもの

 ・幼児への教育などで、絵の様子を見てどういうことが起きそうなのかなどを読み取る


 発達持ちの場合、職業や趣味なども深く関わりますが、幼児教育分野の視点で絵を読んでいることが多いです。当の昔に成人済みの私も、まず最初に絵を読みます。


 絵を読む理由は、以下の通りです。


 ・字を読むのが苦手、苦痛…過労状態のときは、最悪字が読めない

 ・絵の様子を見て字を読むことで、物語内でなにが起きているのか効率よく理解できる

 ・自分自身絵が絶望的に下手なので、漫画は心のオアシス

 ・「こういう表情はどう文字で表現するのか」という疑問が浮かび、前後の絵や字を見て言語化しようと考えるきっかけになる

 ・漫画や絵画に用いられている色、技法などを見て刺激を受ける…決してまねできないのでとても好き


 私の場合は、こういう理由で絵を読んでいます。


 まず字を読むのが苦手。学習障害持ちなので、特に縦書きの字を読むのがあまり得意ではありません。漫画の良い所は、絵がドドンと主に入ってるので、まず絵から情報を得られます。字だけがワーッと詰まってる文庫本との大きな違いです。

 字書きのくせに何言ってんだよと思われるかもしれませんが、私は絵を最初に読みます。

 余談ですが、私が普段使っているのは横書きツールのものなので、なんとか字が読めてる状態。縦書きの場合は、原稿用紙に字を書いてるので、字が逃げません。歪みはするものの、マス目があるので読める範囲で留められます。


 アニメも好きです。アニメは声がついていて、キャラクターがどんどん動きます。音楽もついてますね! そこがいいんです!! オタクなので、それはもう健康な状態だったら致死量の幸福を得ます。

 でも過労状態のときは音が耳に刺さり、キャラクターの速さについて行けません。進撃の巨人の巨人が地ならしで歩いてる場面か、葬送のフリーレンでフリーレンが歩いてるか寝てる場面くらいしかついて行けない。声と音楽のコンボもなかなか堪えるので、こういう時は音量2とかで楽しみます。


 私は絵が絶望的に下手で、なにを描いても真っ平。言い訳をすると、空間認知能力が低いので、奥行きがあまりつかめていないのかもしれません。学生時代、美術はずっと2でいた。逆になんで2だったのか聞きたいくらい、酷い絵を描きます。自分でも何描いたかわかってません。それぐらい汚いです。

 そのため、画家や漫画家さんが描いている素晴らしい絵を見ると、とても刺激を受けます。絵の良い所は、静止していること。そのため、主役として描かれているもののほかの背景なども、じっくり観察できます。

 モネの睡蓮の水の表現とか、進撃の巨人の壁内人類が住んでいる街並みなんかをじーっと見るのが大好きです。人が生活している息吹を感じる絵は、見ていて時間が溶けていきます。


 こうやって絵をじーっと見ていると、「この絵をどう文字に起こすと、今自分が見ている風景が読む人に伝わるんだろうか」って思い始めます。これはおそらく私が妖怪文字書きゾンビであることが、深く関わっているのかもしれません。

 字で起こすのではなく、キャラクターの表情などを読み取り、"どういう気持ちなんだろうか"と考えるきっかけになります。そこで字を読み、"こういう気持ちなのかな"と想像するかもしれない。絵を読むことには、色々な可能性が詰まっているのです!


 そのため、発達の人やお子さんが漫画ばかり読んで本を読まないことを咎めるのは、私はあまりよくないんじゃないかなぁと思います。読んでる人の個性や感性によって、受け取り方や感じることはさまざまありますが、素晴らしい絵画、漫画には、たくさんのきっかけを得るチャンスがあるのです。

 字を書くきっかけになったり、絵を描こうと思うきっかけになることもあります。絵を読むことは、決して無駄な行為ではありません。


 発達持ちで絵を読むのが好きな方。絵には不思議な力がありますね。絵を通して得られる情報は、とても多い。字では語れない視覚からダイレクトに伝わるものを感じ取って、たくさん絵を読んで心を潤しましょう。読んでわかる通り、私は進撃の巨人をするめのごとく何度も観ています。飽きません。何度でも食うぞ。


 発達持ちの人やお子さんを育てていて、絵や漫画ばかり読んでいると悩んでいる方。今見ている絵から、なにか感じ取るものがあるのかもしれません。漫画ばかり読んで……って言いたくなるかもしれませんが、今読んでいるその漫画からしか得られない何かが、きっとあります!


 今回は、この辺で。

 猛者の皆さんに、1つでもいいことが多くありますように。

 明日も朗らかに晴れますように。


 みほし ゆうせい


ちなみに、漫画と絵画では読み方が違います。絵本と紙芝居でも違ってます。

絵本と漫画はちょっと似てますが、漫画は細かくコマ割りされているので得られる情報が非常に多く、神の産物です。

絵画はドーンと一枚ですべてを語っているので、それはもう細かにいろいろ見る。進撃の巨人は、随所で絵画に近いです。アニメ版もそう。絵画のようなきめ細やかな映像で目が喜びます。(MAPPAさん愛してる)

絵本もドンと絵が目に入りますが、ウォーリーを探せとかミッケみたいなごちゃっとした絵が詰まってる絵本ではない限りそこまで見入るものではないです。クマちゃんのパンケーキとかぐりとぐらとかは、絵があっさりしてますね。これもこれで味があり、スッと絵を読みたいときに見ると大満足です。

紙芝居は、自分のペースで絵を読むことがほぼできません。読み手のペースで場面が変わるので、正直なところあまり得意ではなかった。大人になって触れる機会があまりにも少なかったのも、こう感じる原因かもしれません。


あとがきが長くなってしまった……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。