アスペから見た多動、素早すぎる
私は基本的にのんびりした性格で、動作もあまり素早くありません。そのため、多動の子を見ると「素早いなぁ」と思います。同じ発達分野ではありますが、ADHDとASDでは全く特性が異なります。
こんにちは、みほしです!見に来てくれて、ありがとうございます。おかえりなさい、お茶どうぞ。私はアスペで、基本は割とのんびりしたマイペースな性格のようです。そのため喋り口調もそこまで俊敏ではなく、動作も遅め。そんな私から見た多動の方、あまりにも素早い。
私は前職が教職で、その際多動の子を何人か見ました。もうね、素早い! 素早すぎる!! 見えないくらい素早いです。
最初に驚いたのが、喋る馬力の高さ。1つの質問に足して、50000くらい答えてくれました。当時の私は多動に対しての知識が今ほど高くなかったので、完全に圧倒されてしまいびっくり。子どもがずっと喋るのを永遠と聞き続け、「そうなのか」くらいしか返しができませんでした。
私は専門的な分野か自分が好きなことでしか饒舌にはなれないので、それはもう驚いたのを覚えています。それに多動の子の知識って、正しいものを吸収してると恐ろしいくらいの知識を一瞬で蓄えます。だから話しを聞いてると感心することが多くて、ずっと話を聞いてたいと思える。面白い。
多動の人は話すとき結構早口だなと思ったりもしてます。多分個人差はあると思うんですが、私が見てきた多動の方は比較的早口だったような。そして、いつ息継ぎをしてるのかわからないくらい、ずーーーっと喋る。私にはない能力でありパワーなので、感心するばかりです。
しかしこちらとしては、短期記憶が弱くて一度に覚えられる量が少ない上、集中力も過集中時以外はほぼゼロに近い状態。そのため「すげぇな」と思うも、相手の話が入ってくることがあまりありません。こちらの興味があることだったら話は入ってきますが、そうでない場合は分かったような顔をしつつなにも分からず聞き流してます。
そして多動の人、すばしっこい! ものすごく素早い! 鬼ごっこ全然捕まらんし、気づいたらどっか登ってる!! 多分のそのそしてる自分と俊敏な多動の人の組み合わせで、なおさら素早く見えてた。「残像だ」って言葉がしっくりくるくらい素早い!
私は教師だったので、子どもたちを追う側です(50m12秒の足で)。健常児でも追えないのに、多動児なんてとてもとても……! 先輩から「真面目に走れ」って言われてたけど、クソ真面目に走って全然追いつけないです。
ちなみに、反復横跳びが全然できないくらいの運動神経の悪さでございます。
多動の人ってすばしっこいけど、じゃあ足が速いのかっていうとそうでもないことも多かったです。直線を走るのはあまり得意ではないのかもしれない。多分個人差は大きいと思います。陸上みたいに一直線を走るんじゃなくて、バスケみたいにジグザグ走る方が物凄く早かったような気がする。
私はアスペで、他人への興味があまり高くありません。そのためか、多動の方や多動の子と話していても苦痛にはなりませんでした。
多分ベースに、他人事だからというのがあるんだと思います。血縁家族でさえ他人状態だったので、住む家が違う他人はさらに他人です。そのため、よく喋るすばしっこい人だなぁ程度で終われた。家族となると、おそらく話は別です。
私は教職時代、なんらかの障害を持つ子やグレーゾーンの子を多く見ていました。その中に多動児も含まれており、先手を打って声掛けをすることで行動をある程度セーブできていたように記憶しています。
例えば誰かの話しを聞かなきゃいけないとき。やみくもに「静かにしなさい」「お話が終わるまで静かにしてないとダメ」と声をかけても、声をかけてものの数十秒で喋ったりぐにゃぐにゃなります。
こういうときは、「長い針が○のところに行くまで静かにしようか」と声をかけ、持たないなと思ったら一度トイレなどで席を外して外の空気を吸って気分をリフレッシュして残りの時間頑張る。こういう感じで対処していました。独学なので、これがいいか悪いかは分かりませんが、騒ぐことは少なかったです。
遊具がある場所に行けば、人の話しなんか聞かずに突っ走っていきます。そのため、まず最初に手を繋いで遊具がある現場に入ります。多動児の身長に併せて腰をかがめて、一番高い遊具を指さして「あれのてっぺんまでいったら、落っこちたとき怪我するからね。先生やってすぐ登って助けれないかもしれないから、あれのてっぺんには登らないね」と声をかけてました。
これに関しては焼け石に水だったときもあるので、声掛けをした後目くばせを怠らず、上りそうだったら名前を呼んで「危なくないかな?」って行動に待ったをかける。見てるぞというアピールにもなります。
多動の子は本当によく喋ります。その部分を全部押し殺してしまうような「うるさい」「黙って」「よく喋るお口ですねぇ(皮肉)」なんて言葉をかけるのは、絶対よくない。才能を潰しにかかってるようなもんです。
時間が許す限り、私は話しを聞いていました。ただ聞くだけじゃなくて、「そんなことも知ってるの?」「初めて聞いた。どこで知ったの?」と、興味関心をより深く掘り下げられるようなかかわりを心がけてました。
あとすばしっこさも、できるだけ褒めてました。「足早いなー!」「運動選手になれそう!」みたいに、ちょろちょろすることを負としない声掛けをする。メリハリをつけて、遊びのときは基本褒めて伸ばして尊重することを大事にしてました。
多動児を育てている方、関りを持つ方。寝るか食べるかトイレのときしか、じっとしてないですよね。気が気じゃない。それに相当喋るから、あれを毎日朝から晩までと思うと疲れると思います。いろいろ頼れる所を頼って、預けていい場所に預けるのもひとつの手段です。
外部からの刺激を受けることは多動の人本人にもいい経験になり、親や養育者と距離を取ることでお互いリフレッシュできる。預けることは悪い事じゃないです。会えない時間があるからこそ、一緒に居る時間を大事にできる。自分を追い詰めず、関りを持ってあげてください。
今回は、この辺で。
長くなってしまって申し訳ないです。
猛者の皆さんに、1つでも多くいいことがありますように。
明日も朗らかに晴れますように。
みほし ゆうせい
発達障害ってどんな感じ? と、今からちょっとした知識を身に着けようと思っていると、なにがなんだかわからないとなるかもしれません。イメージとしては、多動の方がアスペよりも人数が多い漢字はします。性格や度の特性が色濃く出るかによってだいぶ差がありますが、単発のアスペからみると多動は相当素早いです。
評価などいただけると嬉しいです。
私見ががっつり噛んでるので、そうじゃないなと思う方もいるかもしれません。あくまでも、私が見てきた世界、私がしてきた経験をベースに文章を書いています。




