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その5 本を出版する
小説家という肩書を手に入れる一番速い方法は、小説の本を出してしまうことです。
ただ、親戚のおじさんやおばあちゃんに配る手前、物理的な本の方がよいでしょうから、電子出版やウェブサイトの小説は後回しにしましょう。
本を出すのは、お金があれば、簡単です。
あなたの自伝を出します!と宣伝している某社(これがまたたくさんある!)に電話して、クレジットカードをちらつかせれば、全部やってくれます。
最近ですと、同人誌の延長線上で文庫本まで印刷できますし、Amazonも密林社名義で販売してくれますから自分で全部やるのもOKです。オンデマンド印刷という素敵な仕様もあります。
あなたが小説を書けなくても、お金を出せば、誰かが代筆してくれます。
ちなみに、今なら、AIに発注することも出来ます。
後、必要なのはあなたのお金と面の皮の厚さだけです。
「これ、私が書いたんです」
と微笑み、サインするメンタルの強さですね。
PS:私が一文字も書いていない、他人の本にサインさせられたことあります(全力の微笑み)