14/365
友達のままで
膝をかかえた
静かな夜に
月は今日も優しく光る
私はあなたを想う
この気持ちが届かないとしても
この体が壊れてしまっても
かけがえのない あなただけを
ただ 想う……
ひとりぼっちの夜にも
いつの間にか慣れてしまった
私は私自身が怖い
かけがえのないあなたを
いつか忘れてしまうのではないか
壊してしまうのではないか と……
近すぎても遠すぎてもダメなの
近すぎたら あなたは眩しくて
まっすぐ見れない
遠すぎたら あなたへの想いで
私は壊れてしまいそうなの
だから 私はこのままでいいの
そう 友達のままで……




