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第71話


 第71話「相談とお隣さん③千乃」



 やっぱりまずは文也くんのタイプを理解しないとな。という事で頼れる人に相談しよ〜っと。


「もしもし青星ちゃん」

「もしもし千乃ちゃんどうしたの?」

「青星ちゃんに相談というか聞きたいことがありまして」

「何?私に答えられる事なら」

「実は今度文也くんとデート行くことになったんだ〜」


 文也から相談されてるから知ってるけどここは知らないフリをしたほうがいいかな。


「へぇ~、そうなんだ。それで聞きたいことって?」

「青星ちゃんって文也くんの好きなタイプとか知らない?」

「あ〜、文也の好きなタイプかぁ〜、わかんないかも」

「え?そうなの?」

「うん、文也とあんまりそういう会話しないから分からない。ごめんね力になってあげられなくて」

「ううん、全然大丈夫」


 えーっと、どうしよう。ここで青星ちゃんから文也くんの好きなタイプ聞いてそれを踏まえて服とか考えようと思ったのにどうしよう。デート本番まで後3日しかないし一番頼れるところはもうだめだった。そうだ、咲に相談してみよう。明日会社で相談するか〜


「おはよう千乃」

「おはよう咲、助けてよ〜」

「朝から急にどうした?」

「実はさ………」

「はぁー、お隣くんとデート行くことになった。よかったじゃん」

「問題はそこからなの。そのお隣くんの好きなタイプとかがまったく分からないからどんな服着ていったりすればいいか分からないんだよ」

「じゃあ、それならやる事は1つに決まってるじゃん」

「何すればいいの?」

「そんなの本人に直接聞いてみればいいじゃん」

「は?いやいやいやそんな事出来ないって」

「出来る出来ないじゃなくてやるの」

「うう〜………」

「まぁ、正直な事を言うと千乃はもとの素材が良すぎるから何着てもいいといえばいいけどやっぱりそのお隣くんのタイプに越したことは無いからデートまでには聞いときなよ〜」


 確かに今は自分からは何もしていない状態だ。だから少し踏み出さないと駄目だ。今日の夕食のとき聞いてみようかな?いや、明日でもいいかな〜。だめだ逃げちゃ、今日の夕食のときに思いきって文也くんに好きなタイプを聞いてみるという決意をした。でも、実際文也くんを前にすると「文也くんの好きなタイプってどんな人」って聞くだけといえば聞くだけなのにその言葉がなかなか出てこない。


「あの、文也くん………」

今回も読んでいただきありがとうございます。

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