最終回 恋のゆくえとみつきのパンツ
読者の皆様!ここまで見てくださりありがとうございました。
いよいよ完結です。ついに明らかになるみつきのパンツの色!それから恋のゆくえはいかに!最終回お見逃しなく!
「.....俺には、お前より先に好きな女の子がいるんだ」
黄金色の校門前。俺はあえて突き放すような、闇の王を気取った[中二病的なアーカイブ「セリフ」を吐いた。
みつきは目を見開き、一瞬で絶望の淵へとアーカイブした。
「.....わかった。また、明日」彼女はそれだけを言い残し、夕闇の中へ走り去る。背後で[むきむき女子]があきれたように「これでいいのね......」と告げ去っていく。
翌日、[最後の日]。俺たちは一言も交わさず、[パンツを見る作戦]も仕掛けないまま、静かに別れの時を迎えた。
「.....待てッ!!みつきッ!!」校門を出る彼女を、俺は全力で追いかけた。息を切らし、【中二病の仮面]をアーカイブ(粉砕)して叫ぶ!
「.....全部、嘘だッ!!好きな奴なんて他にいない!俺はお前が.....つきが好きなんだッ!!」みつきは振り返らなかった。ただ、歩き去る彼女の背中から、ひらりと何かが落ちる。
それは、[俺がずっと追い求めていたみつきのパンツ」
ピンクのパンツだった。
そこにはメモが貼り付けてあった。
『パンツあげる。あと、よければこれ。新居で、待ってるね』
書かれていたのは、LINEのIDと新しい住所。
俺は、彼女が残していった「最高のアーカイブ」を握り締めるのであった。




