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14−1 初めてのお庭
ルリア様に案内されて、わたしは初めて宮殿のお庭に足を踏み入れました。
「わぁ、、、」
思わず声が出てしまいました。
とても広くて、美しいお庭です。色とりどりの花が咲いていて、二つの太陽の光が花びらに反射してキラキラと輝いています。
「美しいでしょう?」
ルリア様が微笑まれました。
「はひ!こんなに美しいお庭があったなんて、、、」
「主様はあまりお庭には出られませんが、お手入れ専門の方が毎日丁寧にお世話をなさっております。主様のご指示で、とても大切に管理されています。」
「そうなのですか。」
「主様は、とても植物がお好きなのです。」
わたしは主様のことを、まだまだ知らないのですね。
白い椅子とテーブルが用意されていて、ルリア様がお茶を注いでくださいました。
「あの、、、わたしがこんな良い場所でお茶なんて、、、」
「主様のご命令です。遠慮なさらず。」
一口飲むと、とても美味しくて、心が落ち着きました。
もしかしたら…主様はご自身でお世話をなさりたいのではないでしょうか?




