20粒目「流行を作る側」
私はプールの時間にラップタオルを使うかどうかで迷っていた。
それは夏芽も同じのようで、冬美に至ってはまだ伝えてすらいなかった。
私は行くも地獄戻るも地獄の状況だ。この時間を全部趣味の時間に費やしたい。新しいガンプラが欲しくなってきたし、お兄ちゃんの誕生日を利用して、また頼み込んでみようかな。私の誕生日には可愛い服を買ってもらい、お兄ちゃんにプレゼントする。
兄妹揃って趣味が世間のイメージする趣味と真反対であるため、誕生日プレゼントを真逆にし、もう片方にプレゼントをしなければならず、誕生日プレゼントを貰えるタイミングが逆転する現象が起こるのだ。私は1ヵ月ほど前に受け取ることができるが、お兄ちゃんは1ヵ月ほど後回しだ。
親にはまだ気づかれていない。私は親に対してさえ、普通の人を演じなければならないのだ。
うちのおじいちゃんとおばあちゃんが遊びにやってくる。
お兄ちゃんはすぐにおじいちゃんと話し始めた。近所の人たちとも会話を交え、おじいちゃんのそばにたくさんの人が集まってくる。葉月商店街の始祖なだけあって、今でも近所の人からの人気は高い。
「和人さんも陽子さんも大変だねー」
「はい。子供が2人もいるのに、いつになっても赤字の家計簿が黒字になってくれないんです。しかもあず君が中学でも殴り合いの喧嘩を繰り返して、ボロボロになって帰ってくるんですよ」
「昔のあなたにそっくりだねぇ~」
「葉月家も大変なんだな。周吾さんと幸子さんはどうなの?」
「僕らは何ともないぞ。不況になったところで、新しい事業を始めればいい。こんな時代だからできることもある。それに気づけるかどうかで、乗り切れるかどうかが決まる。悩んでる暇があるなら動け」
「周吾さんはたくましいねー」
親戚の集会の時のように、他愛もない会話を繰り返している。
おじいちゃんはいつも強気で、おばあちゃんはそんなおじいちゃんを優しく見守っている。
葉月家も楠木家も、後に失われた30年と呼ばれる不況の時代を乗り切ろうと奮闘している。かつてうちは生活保護を断られ、国からの支援を事実上拒否される格好となった。お兄ちゃんは後々国からの褒章を全て拒否することになるが、それは国から見捨てられたという自負があるからだ。
「ねえおばあちゃん、プールの時なんだけど、どうしたらいいの?」
思わずおばあちゃんを2階にまで引き連れ、人生相談をしてしまっていた。
私にとってプールは楽しい時間ではない。胸が大きいと目立ってしまうし、全員同じスクール水着なのは幸いである。みんなと同じは苦痛でしかないけど、目立ちたくない人が目立ちにくい側面もある。そういう意味では、私も量産型に向いているのかもしれない。
おばあちゃんは最後まで私の話を頷きながら聞いてくれた。
「みんなと同じじゃないといけないなら、みんなにラップタオルを配ったらいいんじゃないかねぇ~」
――! そうか、その手があった。ラップタオルが少数派なら、多数派にすればいいんだ。
つまりラップタオルを流行させれば、私がラップタオルを使っても変に思われない。
確かに多数派を盾にすれば、気象の荒い他の生徒たちから身を守ることができる。私は忘れていた。多数派ゲームとは、自分が多数派であることを矛としてだけでなく、盾としても使えるゲームである。私の話を聞いただけで解決方法が分かるあたり、おばあちゃんは世の法則を知り尽くしている。
少数派であることが恥ずかしいならば、多数派にしてしまえばいい。みんなが当たり前のように制服だって、もしかしたら好きで着ている人の方が少ないかもしれない。それがルールだからと言われて仕方なく着ているが、それがどんなにダサいデザインであったとしても、多数派であればそれを変に思う人はいないし、いても口に出すことはない。多数派に対する個人的な意見は意味を成さない。
「分かった。やってみる」
「璃子ちゃんは本当に良い子ねぇ~。みんなに配慮ができるし、おじいさんも見習ってほしいねぇ~」
「おじいちゃんって、配慮とかできないの?」
「というより不器用なところがあってねぇ~。気に入らないことがあると、すぐに真っ向勝負しちゃう癖があるの。あず君は若い頃のおじいちゃんによく似てるから、放っておけないの」
「それなら心配ないよ。私が見張っておくから安心して」
おばあちゃんはしわしわの手を私の手の上に置き、気持ちを伝えようと軽く握りしめた。
「璃子ちゃんは人に対して親切だけど、何だか距離を置いているようにも見えるから、もっとあず君のように、相手の懐に飛び込んでみたらどう?」
「それをやった結果、お兄ちゃんはいっぱい傷ついたんだよ」
私は傷つくのが怖かった。特に誰かによって傷つけられるのが心底怖い。
傍から見ていても恐ろしい。決して他人事ではない。
おばあちゃんの言葉が気になる――若い頃のおじいちゃんはどんな人だったんだろう。
おじいちゃんの若い頃にそっくりってことは、周囲を引っ掻き回しながら暴れまくったに違いない。お兄ちゃんの暴れっぷりには冷や冷やする。いつか私のお兄ちゃんってことがみんなにばれたら、間違いなく私がいじめを受ける。私が学生でなくなるまでは、誰かを家に呼ぶことはできない。
夏芽と冬美からも、何度か私の家に行きたいと言われたが、全てもっともらしい理由を言って断っている。誰かの家に行ったら、今度はこっちが招待しないといけないルールはないのだが、家に招いてしまえば、お兄ちゃんの性格やら、私の本当の趣味やら、色々とばれてはまずいことがばれてしまう。
不可侵条約を結んでいるとはいえ、学生生活が終わるまでは、どんな同級生だろうと、いついじめる側に回ってもおかしくないと思っている。この前の中島君のように、昨日まで味方だと思っていた人が急に敵に回る。私はそれがたまらなく嫌なのだ。学校にいる間は、常に油断してはならない。
銃を突きつけ合いながら握手をする。それが対人関係の基本だと思っていた。
「成功する人はね、失敗もたくさんするもんだよ。おじいさんも失敗を重ねた末に、コーヒー業界に革命を起こした。何と言っても、世界初の缶コーヒーを始めて提案したのは、おじいさんなんだから」
「おじいちゃんが?」
「そうだよ。まあ、おじいさんは独り善がりなところがあったから、最後は会社から業務提携を打ち切られてしまったけど、それでもコーヒーが飲まれやすくなったんだ。立派な進歩だと思うよ」
おばあちゃんが言うには、おじいちゃんは缶コーヒーを量産化する際、可能な限りコーヒーの風味を再現した上で、健康に良い清涼飲料水として売るべきと言ったが、却下されてしまった。結果的に体に良くない缶コーヒーが出回ってしまい、おじいちゃんは企業との業務提携を断るようになったという。
曲がったことが嫌いな性格は、お兄ちゃんにもしっかりと引き継がれたようで、お兄ちゃんもクラスから何度も孤立している。こんな社会に適合させられようとしているお兄ちゃんも不憫だが、反発するお兄ちゃんから被害を被る周囲の人たちもまた不憫だ。ほとんどの場合、呉越同舟は悲劇でしかない。
平たく言えば、学校は呉越同舟に耐える訓練と言っていい。
私はあと何年、この訓練に耐えなければならないのかと思いながら息を吐いた。
「璃子ちゃん、そう思い詰めなくていいんだよ。周囲の人たちはね、たとえ子供であっても、ちゃんと見るべきところは見ているものでね、いくら取り繕っても、見透かせてしまうものはあるんだよ」
おばあちゃんの真顔は、笑顔と真剣な顔を足して2で割ったような複雑なオーラを帯びていた。
慰めようとしてくれているかのようだ。それはおばあちゃんがあっさり教えてくれた攻略法にも顕著に表れていた。多数派でいれば、堂々といつもの自分でいることができる。
――もしかしたら、流行というのは、元々少数派だった人に市民権を与えるための、スポットライトのような役割を果たしているのではなかろうか。
一度流行してしまえば、実は自分も好きと言いやすくなる。ラップタオルが習慣になれば、大多数は全自動でついてくる。裸を覗き見する生徒も覗き見がしにくくなるし、何なら覗き見禁止にしてしまえばいい。体にコンプレックスを抱えている人は意外にも多いことを私は知っている。
コンプレックスを持っている人が多数派なら、きっとうまくいくはず。
私の中で1つの方向性が生まれた。趣味を堂々と言える社会にしたい。
後日、私はグループ内の仲間を誘い、ラップタオルを始めた。
クラスではあっという間にラップタオルが流行し、体型が分かりにくくなったお陰か、胸の大きさが極端な生徒をいじめる人への対策としても機能した。これにはみんな大賛成してくれたようで、ラップタオルを持ってくるのが当たり前になったばかりか、他のクラスにまで流行が伝染していく。
夏芽と冬美も動いてくれたようで、胸を見られたくないという利害が一致した。
もちろん、私が言い出したことは内緒にしてもらっている。
うちの学年からは、胸を覗き見する慣習が徐々に廃れていった。
おばあちゃんの言葉が大きなヒントになった。生きやすい方向に多数派を動かせば、結果的に生きやすい社会になるのではないか。私はそんな単純なことにも気づかなかった。まだまだ修行が足りない。人生経験を積み重ねれば、答えのない問題も自然に解けるようになることを教わった。
私は一度もいじめを受けることなく、1学期を終えることができた。
7月の1学期終業式を終えてから帰宅した時だった――。
「誰だか知らないけど、ラップタオルを流行らせたせいで、胸を覗けなくなっちゃったなー」
「胸が大きいってだけで調子に乗ってる連中を裁いてやろうと思ったのに。つまんねえの」
クラスのいじめっ子たちが退屈そうな顔で嘆いている。
むしろ悩みなんだけど。こういう人たちがいるから隠したいくらいだし、他の女子たちは胸が大きいだけで、男子に声をかけられやすくなっている。どうやら巨乳には、人を軽い女に見せる作用があるらしい。性的に誘っているわけではないのに、何故か相手はそう解釈してしまうのだ。
できることならAカップでいたい。作業を行うのに邪魔だし、モテやすい以外のメリットがないし、そもそも私はモテることを望んでなどいない。私にとっては無用の双子山だ。重力に逆らうように張りを増してくる胸を何とかしないと、社会に出た時、大きな足枷になる。
胸が小さい人が心底羨ましい。最も目立たないのは、恐らくCカップだ。大きすぎず小さすぎないのであれば、私は何の対策をすることもなくやり過ごしていた。私も全てにおいてマジョリティではないことを思い知らされる格好となった。全てにおいて普通レベルの人間など存在しないのかもしれない。
誰もがマイノリティ要素を持っている。それを隠し通せるかどうかで、いじめを受けるかどうかが決まるとすれば、人に対して何かを打ち明けるのは愚策かもしれない。多くのマイノリティはそのことを知っているが故に、カミングアウトができない。故にいないものと見なされる。
後ろから2人の足音が小刻みに聞こえる。
振り返ってみれば、そこには何食わぬ顔で、夏芽と冬美が佇んでいる。
「璃子、一緒に帰ろ」
私の後ろから長い両腕を伸ばして掴みかかってくる夏芽。
冬美は見たことがないような笑みを浮かべ、すっかりと私に懐いている。
「ラップタオル作戦、大成功だったね」
「璃子も考えたねー」
「教えてくれたのはおばあちゃんだけどね」
「それでも凄いよ。私は胸が小さいせいで、いじめっ子から目をつけられて、しばらくは教室を出るのも怖かったけど、璃子が言った通り、ラップタオルのお陰で見る方が変態扱いされる風潮を作れたし、プールの時はラップタオルをやめられないかも」
「何もなかったら素で見えちゃうけど、ラップタオルがある場合は覗かないと見れない。覗き見なんてしたら、自分たちが男子に覗き見でもされた時に文句を言えなくなる。この心理を逆手に取っただけ」
至って簡単な理屈だが、相手側に羞恥心がなければ、この作戦は成功しなかった。
敵の特徴を知ってから作戦を実行する。当たり前のことだけど、これが通用しない相手には裁判沙汰をチラつかせるプランもあった。敵側がこっちに気づかなかったお陰で荒療治は使わずに済んだ。富田さんたちは退屈そうに顔がピリピリしていたけど、いじめる側って、どうしていじめる側なんだろう。
メカニズムさえ分かれば、世界中のいじめ防止に役立つかもしれない。
対人関係が苦手な人とは、ほとんどの場合、面倒な相手を処理できない人だ。
対策方法はいくつかある。面倒な相手と出会わないこと、面倒な相手に気づかれないこと、面倒な相手から天敵と見なされること。主にこの3つだ。私は気づかれない方法を用いているが、これだけではどこかで限界がやってくる。ある程度はいなせるが、矛先を他に向けるくらいしかできない。それは自分以外の誰かを犠牲にして生き延びるという残忍な方法だ。
最善なのはいじめが起きないことだが、そんな方法があるのだろうか。
忙しくして時間を奪う方法だけでは限界がある。
働いている最中でも、誰かに怒鳴ったりする光景を見ることがあった。
他人に対して冷たい日本人はどのようにして作られていくのかに興味を持った。目上とお客さんには優しいものの、目下と同僚には何故か厳しい。お父さんとお母さんに事情を説明し、ペーパーテストの点数は一切見せないようにしている。テストを見せてしまうと、プレッシャーでお兄ちゃんみたいに勉強嫌いになるから、ちゃんと勉強する代わりに放っておいてほしいと言ったのだ。
またしてもお兄ちゃんを盾にしたが、これも有効な手段だ。
うちの親はお兄ちゃんの教育に失敗したと思っている。同じ枷を踏ませたくないのか、私の言うことには、首を横に振らずに聞いてくれる。満点を取らなくなった事情を説明すると、うちの親はあっさり納得してくれた。だが受験に影響する場合もあるからと、中学からは本気を出すよう促された。
放っておかれた人の方が伸び伸び育つ。
私が末っ子式の法則を発見したのはこの頃だ。誰かに言われてやらされる行動ほど、モチベーションの下がるものはないし、モチベーションを高く保ちながら、自分の意思で行動している人にはまず勝てない。親が信じる枠組みにおいて、ランキングで何番になったか、偏差値でどんな数字を記録したか、そんな方向に誘導されることに、私は漠然とした違和感を持った。
私はOLを目指しているが、OLがどんな仕事なのかも知らないし、好きか嫌いかさえ分からない。とりあえずの目標を世間からとりあえず与えられているだけで、自分がそうなりたいと言ったわけじゃない。自分の興味で好きな仕事をしたい気持ちはある。
私に職人としてのスキルがあるかなんて分からない。
2学期が終わり夏休みを迎えた8月、私の運命を変える出来事が起こった。
葉月商店街の駄菓子屋へとお菓子を買いに行った時だった。
「おい、何だあれは?」
何やら騒がしい。心配そうな大人の声が私の耳に届いた。声の正体は近所のおじさんだった。
顔を向けている先にはヤナセスイーツがあった。人が多く集まり、何かを傍観しているようだ。
救急隊員が急ぐように担架に人を乗せ、商店街の外に待機させている救急車へと運んでいく。私には担架に乗せられている人が藤次郎さんだとすぐに分かった。
すぐそばには藤次郎さんから一向に目を離そうとしない優子さんが、息を荒くしながら佇んでいる。
「優子さん、どうしたんですか?」
「璃子ちゃん、実はね、お父さんが倒れたの」
「どうして藤次郎さんが倒れたんですか?」
「前々から家計を支えるために仕事を掛け持ちしてて、無理しちゃ駄目だって……あれほど言ったのに」
優子さんは私と対面するように話しながらも、内に秘めた気持ちを抑えられない。
正面から優子さんを抱きかかえた。考える前に体が動いていた。悲しみを感じるのは、寄り添ってくれる存在を求めていることの裏返しだと、私は本能的に察知した。
ヤナセスイーツは最高のケーキを作るが、売り上げは下がっていく一方で、生活苦に陥った藤次郎さんは副業を始めた。近くの飲食店で働き始めたが、遂に無理が祟ってしまった。今はまだ正午を過ぎたばかりで、店にとっては書き入れ時ではあるが、ヤナセスイーツの看板の前に客の姿はない。
どんなに良い商品を作っても、買ってくれる人がいなければ意味がないことを思い知った。
夢だけで飯は食えないと、私に訴えかけているようだ。
「優子さん、店を休んで病院に行かないの?」
「お父さんからお店を託されたから行けないの。倒れたっていうのに、店を頼むって言うの」
「余程店が心配なんだね。私にも手伝わせて」
「えっ、璃子ちゃんが?」
「うん。作るのは無理だけど、接客くらいならできるよ」
「……分かった。じゃあお願いするね」
いつもの優子さんとはどこか違った。あっさりと私を迎え入れてくれた。
断る余裕がないのだ。背に腹は代えられないとはまさにこのこと。
不謹慎を恐れずに言うなら、これはチャンスかもしれない。優子さんだけじゃなく、店内の奥にいた優香さんもまた、私を臨時の接客として迎え入れてくれた。
「じゃあ、お客さんが来たら、注文を聞いてあげてね」
「はい。お客さんならもうすぐ集まってくると思うので、土産用のお菓子を増やした方がいいかと」
「土産用って、この蒸しケーキのこと?」
「はい。3時から4時に向けて作っておけば、かなり売れると思いますよ」
近所中でヤナセスイーツが噂になっていた。
みんなの目の前で藤次郎さんが救急車に乗せられたのだ。下町の人情とも言える商店街の思いは外に伝染するもので、今頃商店街の周辺では、ヤナセスイーツの惨状が伝えられているはずだ。
藤次郎さんが仕事を掛け持ちしていたことは近所の噂となっている。商店街では情報が疾風の如く、恐ろしい速さで伝わる。同情した人々が押し寄せてくるのは時間の問題だ。今すぐに仕込みをするのは無理だが、比較的短時間で売れる商品を揃えておくだけでもかなり話が変わってくる。
売れる時に取り揃えておけるかどうかは大きいのだ。ヤナセスイーツには大きな弱点がある。それはお客さんが来ないものと見なし、たまに訪れる好機に備えていないことだ。パティシエとしての才能はあれど、客足の波を見極め、より多くの人々に商品を宣伝する術を知らない。宣伝の範囲は近所にしか及んでいないが、近所も同じく苦しい状況だ。
財布が潤っているのは、大都市名古屋の住民たちだ。
あれだけたくさん人がいる工業都市から人を呼び寄せることができればどうにかなるが、岐阜から名古屋に引っ越す動きはあっても、その逆はない。地方都市や田舎から人が減っているのは、大都市の魅力に吸われている部分が大きい。名古屋に住む知り合いの中には、葉月商店街の出身者までいる。
私たちがしていることは、文字通りただの延命治療でしかない。
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