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堕天使ちゃんは逃げ惑う  作者: 霞灯里
第3章 聖百合園

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第57話 魔女ちゃん公開土下座の刑

活動報告にキャラクターヴィジュアルイメージを掲載し始めました。もしよければ見て下さい。最近ハマってる流行のAI生成イラストです。作風コロコロ変わると思いますが、随時更新予定です。

冒険者ギルドが炎に包まれるという騒動の三日後の昼下がり、現場では復旧作業が続いていた。


ギルドの建物自体は頑丈な石造りだったので、外観は焦げ跡が残るだけで大丈夫そうだ。でも内部はさすがに無事とは言えず、家具や書類など燃えやすいものは大分焼失しちゃったみたい。開け放たれたギルドの入口には焼け焦げた家具や木材が運び出され、どこか焦げた匂いが漂っている。


建物の復旧作業のために、ギルド職員が残った資料の確認に追われ、冒険者達が焼け焦げた物の運搬をし、大工や職人達が修繕の準備を進めている。他にも、領主の兵士達まで人手として派遣され、さらには街の住民が自主的に手伝いに来ているという、何だか行事的な賑わいを見せていた。


そんな中、その場に居た全員が作業を止めて、ギルドの建物の前に集合していた。


領主レオンとギルマスのおっさんを先頭に、ミィちゃんと職員はその最前列に立ち、その他大勢の人々がギルド正面の広場にいる私を見ていた。いや、正確には私の足元で震えながら土下座してる魔女ちゃんを、呆れた顔で見ている。


高慢な態度が見る影も無いアルテナは、地面に額を押し付けながらか細い声で言葉を(つむ)いだ。


「こ、この度は……その……申し訳ありませんでした……」


その声は弱々しくどこか息も上がっていて、傍で聞いてもか細く余裕が無いものだった。


「聞こえな〜い、ちゃんと皆に聞こえるようにもっと大きな声で言えないかしらぁ?」

「この度は!誠に申し訳ございませんでしたあぁ!!」


アルテナは潤んだ瞳に火照った表情で大声で叫び、再度がばぁと額を地面に擦り付けた。私は満足気に頷きながら、淡々と事後処理の話を続けた。


「近隣の建物含めて街の修繕費(しゅうぜんひ)迷惑料(めいわくりょう)慰謝料(いしゃりょう)、その他諸経費等、発生した費用は全部この魔女に払わすわ」

「うっ、うむ!当然だろう!!」

「ねぇ、アルテナ?もう一度、ちゃんと皆に謝ったらぁ?」

「私が責任を持って全て賠償(ばいしょう)します!皆様に多大なご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ありませんでしたぁ!!」

「…………」


再びがばぁと頭を深々下げる魔女ちゃんを、みんながポカーンとしながら見てる。何でそんなに驚くの? 


「あとは何かあるかしら?怪我人は治したし……」

「ね、ねぇっ!ちゃんと謝ったわ!も、もう限界なの!早く()()を止めて!無理!!」

「んん〜?何が限界でぇ、どう無理なのぉ〜?」

「あ、悪魔……!まさかこんな所で!?こ、こんな大勢の人の前で!?」


強靭(きょうじん)な精神力で耐えに耐えてる必死の形相(ぎょうそう)のアルテナ。焦燥(しょうそう)しきった声を呟く唇は、噛みしめ過ぎたのか少し血が滲んでいる。そのコートの下は大変なことになってるもんね。


魔女ちゃんには私の服と同じデザインの隷属(れいぞく)を示すような黒いタイトなロングコートをプレゼントした。その下に隠された裸体は淫紋(いんもん)媚薬(びやく)で感度が極度に跳ね上がり、更には数多のスライム達が器用に細かく這い回り至る所を刺激し続けている状態だ。クチュクチュと(なま)めかしい水音が(かす)かに聞こえている。


やっぱり気の強い乙女は最高ねぇ。淫紋とスライムにこれだけの快感と興奮を与えられても、外では乱れた痴態(ちたい)を絶対見せないように、プライドで必死に(あらが)ってる。ほんと凄いわ、私なら数分も持たないと思うもん。そんな高慢な乙女を屈服(くっぷく)させるの、だ~いすきぃ。


くすっと微笑んで、彼女を面白そうに見下ろして囁いた。


「これはアルテナがおいたした罰よ。二度とやんちゃしないようにね」

「許してってばぁ!もうしないからぁ!!早く止めてェ!!」

「うふふっ、貴女はもう私の奴隷なのよ?たっぷりと可愛がってあげるわ、ずっとね」

「ひっ……あっ……わ、分かったからぁ……!お願いだからぁ……!も、もう無理ィ……!」


涙声で必死にわめく、土下座姿勢の魔女ちゃんの背中にそっと腰掛けた。


「ひゃあぁあぁ!?」


悲鳴とも嬌声(きょうせい)とも聞こえる音色が上がった。そしてひどく震えている肩をそっと指で撫で始める。ぴくんぴくんと大きく跳ねて身悶(みもだ)えするアルテナ。


「おっ、おっ、おっほぉお!?」

「とっても綺麗よアルテナ……ほら、快感に身を任せるのよ」

「ひっ……あっ……あんっ……あんっ……!」

「ほんと、可愛い雌猫(メスネコ)ねぇ……ここがイイの?」

「あっ、ひっ、ちょっ……本当に無理!乗らないで!(さわ)んないで!(ささや)かないで!」


背中から首すじを通り顎下(あごした)まで猫を撫でるように、ゆっくりと優しく指を這わせる。ルビーのような美しい瞳が(たま)らなそうに(うる)みきって、豊満な体がくねんくねんと(もだ)え、おっきな果実がたゆんたゆんと揺れる。


「あなた、首すじが弱いわよねぇ?」

「今はダメ!ほんとダメ!止めて!あ、ああ刺激がっ……!!あっ…… あぁっ……あぁっ……イッ♡♡♡!!!」


魔女ちゃんは雷が落ちたかのようにビクビクーンと体が大きく海老反(えびぞ)りしながら痙攣(けいれん)し、ぐるんと白目を剥いて舌先が唇から(こぼ)れ、盛大にアヘ顔を晒すとパタンとその場に倒れた。


ついに到達ちゃったようだ。我慢しきってた分、反動が凄く重いのよねぇ。


「………?」


唖然としながらみんなが見てる。てへぺろっ⭐︎


「ま、まあ、反省してるようじゃし、全部賠償してくれるならもういいわい、許す!ガッハッハ!」

「アダマンタイト冒険者を手懐けるなんて……!流石です、エリュシェル殿!!」


ギルマスとレオンの声に、何とも言えない空気が霧散した。とりあえずひと段落した現場に、皆の笑い声が響き渡る。そこへ、パタパタと嬉しそうにミィちゃんが駆けてきた。


「エリュさ〜ん!」

「ミィちゃん、これで許せる?もっとやる?」

「い、いえ!もう充分です!!むしろ、やりすぎです!!」


慌てて私を止めるミィちゃん。


彼女には既に状況は話してる。地面にアヘ顔で転がってるアルテナを満足気に見つめながら伝えた。


「この魔女ちゃん、私の屋敷で飼うわね〜」

「捨て猫を拾うように言っちゃダメですよぉ!」


ほんっと、可愛い雌猫(メスネコ)を拾ったわぁ!!


「あっ、そうそうミィちゃんには私とお揃いのコートを創ったの」

「わああぁ!いいんですかぁ!?有難うございます!」


空間収納から純白のコートを取り出してプレゼントした。私のよりは丈の短い、ミィちゃん仕様だ。


「このコートは色んな魔法を重ね掛けしてるから、身を護ってくれるの。出かける時は着るのよ~」

「はぁい!えへへ、お揃いで嬉しいです!」


早速嬉しそうに羽織って、飛び跳ねてすんごく大喜びしてくれるミィちゃんにほっこりする。


「ええと、あとはこのネックレスと、指輪も~!」

「えっ……ま、まだあるんですか……?」

「うん、今回迂闊(うかつ)だったからね~、ミィちゃんには身を護る魔道具が必要だと思ったの」

「な、なるほど……ありがとうございます」


頭を撫でると、ミィちゃんは幸せそうに私に抱き着いてきた。再び慌ただしく復旧作業が始まった冒険者ギルドの前で、彼女と口づけを交した。そんな中で前に彼女が言っていたことを思い返す。


そういえば、もう一人アダマンタイトの冒険者が来るって言ってたわね?私に因縁があるとか何とか。


今回の魔女ちゃん騒動は全く警戒してなかった。というか、同業者に狙われるとか想定すらしてない。だからミィちゃんが怪我しちゃった。次はこんなことにならないように、ちゃんと警戒して備えよっかな。


神都に居た頃は、人間世界で何か面倒でも発生したら最悪滅ぼしちゃえっと考えていた。でもここには、ミィちゃんや私を敬愛している乙女達はもちろん、レオンやギルマス、他にもそれなりの親しい顔見知りがいる。そんな人たちを危険に晒したくないわね。


はぁ、いつの間にか抱えるものが増えちゃった。ぬるくなったわね、私。


「ミィちゃん、もう一人アダマンタイトが来るって言ってたよね?そいつの事教えてくれる?」

「あっ、はぁい!」

「アルテナ、そろそろ起きなさい。お楽しみの続きは屋敷でするわよ」

「あっ……あへぇ……♡」


私はミィちゃんを抱き寄せ、アルテナをずるずる引き()りながら、屋敷への帰路についた。

この物語を読んで頂き有難うございます。

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また、評価いただいた方、有難うございました!

今後ともよろしくお願いします。

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